Archive for the ‘財産事件’ Category
福岡県嘉麻市の恐喝未遂事件で逮捕 前科回避に強い弁護士
福岡県嘉麻市の恐喝未遂事件で逮捕 前科回避に強い弁護士
Aは、携帯電話にインターネットで知り合ったVに裸の写真を送信させ、さらにVに「ばらまこうかな」「ばらまかれたくなければ金を振り込め」などのメールを送りましたが、結局、Vが福岡県警察嘉麻警察署へ相談に行ったため、Aはお金を手に入れることはできませんでした。
後日、前科が付くことを恐れたAは、弁護士に相談することにしました。
(フィクションです)
まず、Aの行為は恐喝未遂罪に該当する可能性があります。
恐喝罪は、①「恐喝行為」があって、②被害者が怖い思い(畏怖)をし、③その怖い思いに基づく処分行為(例えば、お金を渡すなど)があって、④そのお金が行為者に渡るという一連の因果関係があってはじめて成立する犯罪です。
①「恐喝行為」とは、財物又は財産上の利益を供与させる手段として、人を畏怖させるような「暴行・脅迫」を言い、その「暴行・脅迫」は、相手方の反抗を抑圧するに至らない程度のものでなければならないとされています。
一般に、恐喝行為は、「脅迫」、すなわち人を畏怖させるような害悪の告知として行われ、Aの行為もこれに該当する可能性があります。また、Aはお金を受け取ってはいませんが、恐喝罪の場合、①「恐喝行為」を開始した時点で未遂罪が成立しますので、Aは恐喝未遂罪で刑事責任を問われる可能性があります。
では、Aが前科を回避するにはどうすればいいでしょうか?
事件になる前であれば、弁護士が被害者と示談などの交渉をすることで立件(送検)を回避し、前科を回避することができますし、立件(送検)された後でも、被害者と示談交渉を進めるなどして不起訴処分(裁判を受けないで済む処分)を目指し、結果的に前科を回避することができます。
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所では、恐喝事件等の刑事事件を専門とした弁護士が所属しています。
恐喝未遂罪で前科を回避したい方は弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の弁護士までご相談ください。
(●●県●●警察署への初回接見費用 円)
福岡県苅田町の刑事事件に強い弁護士 窃盗罪と遺失物横領罪の違い
福岡県苅田町の刑事事件に強い弁護士 窃盗罪と遺失物横領罪の違い
Vさんは、バス待ちの行列に並んでいる際、自分のカメラを近くの台に置いていました。
行列がバス改札口へと進む際にVさんはカメラを置き忘れ、その隙にAさんはVさんのカメラを奪いました。
置き忘れに気づいたVさんはすぐに引き返しましたが、カメラは奪われた後だったので、Vさんは福岡県警察行橋警察署の警察官に被害届を出しました。
Aさんには窃盗罪と遺失物横領罪のどちらが成立するでしょうか。
(最判昭和32年11月8日刑集11巻12号3061頁の事案を基に作成)
《 窃盗罪と遺失物横領罪 》
窃盗罪と遺失物横領罪は、自己の物ではないものを奪うという点で似ている犯罪です。
他人が占有する物を奪えば窃盗罪となりますし、誰の占有にも属していない物を奪えば遺失物横領罪となります。
では、上の事案の置き忘れられたカメラのような物を奪った場合にはどうなるでしょうか。
カメラはVさんの占有に属していたといえるでしょうか。
占有が認められるための要件として、①占有の事実と②占有の意思が必要となります。
もっとも、②占有の意思については、①占有の事実が存在すればそれに伴い認められると考えられています。
したがって、①占有の事実が認められるか否か重要な基準となります。
判例は、占有の有無の判断につき、時間的・場所的近接性を重視して、「通常人ならば何人も(占有を)首肯する」といえるかを判断しています。
上の事案の基となった判例では、行列が動き始めてから被害者が引き返すまでの時間は約5分、被害者の引き返した地点からカメラを置いていた台までの距離は約20mだったことを挙げて、カメラが被害者の占有を離脱したものとはいえないと判断しました。
そうすると、置き忘れた直後すぐ取りに引き返したという上の事案においては被害者の占有の事実が認められ、窃盗罪が成立する場合が多いでしょう。
窃盗罪の法定刑は10年以下の懲役または50万円以下の罰金ですが、遺失物横領罪の法定刑は1年以下の懲役または10万円以下の罰金であり、法定刑に大きな違いがあります。
占有があるかないかの判断は非常に困難ですので、まずは刑事事件に強い弁護士に無料法律相談することをお勧めします。
窃盗事件や遺失物横領事件は刑事事件に強い弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所までご相談ください。
初回法律相談:無料
福岡県警察行橋警察署への初回接見費用:44,140円
北九州市戸畑区のチケット転売詐欺で逮捕 刑事事件には弁護士
北九州市戸畑区の刑事事件 チケット転売詐欺で逮捕 刑事事件には弁護士
20代女性のAさんは、インターネット上のウェブサイトに、「某有名アイドルのコンサートチケットを譲ります」との嘘の書き込みをしました。
書き込みを見たVさんは、書き込みの内容を信じ、Aさんから指定された口座にお金を振り込んでしまいました。
しかし、チケットはVさんの手元に届かないままコンサート当日を迎えてしまい、Aさんに電話がつながらないため、Vさんは福岡県警察戸畑警察署に被害届を出しました。
後日、Aさんは福岡県警察戸畑警察署に詐欺の容疑で逮捕されることとなってしまいました。
(フィクションです。)
~チケット転売・譲受による詐欺事件~
上記事例のAさんのような詐欺行為は、インターネットオークションやSNSでチケットの譲り先を募集し、不当に金銭をだまし取る詐欺罪の手口の1つです。
「〇〇のチケットほしい人いませんか」「当日行けなくなったのでチケットを譲りたいです」などといった文言で、チケットの譲り先を募集し、代金を振り込ませ、チケットを発送しない、偽物のチケットを送るという手口が主なようです。
もちろん中には、本当に善意でチケットを譲ろうという人もいるのですが、詐欺犯が紛れ込んでいる可能性もあるので、十分に注意が必要です。
インターネットのウェブサイトやSNSが発達した現在では、成人だけでなく、少年が加害者として今回のような詐欺事件を起こすことも容易になってきました。
実際に、10代の少女が同様の詐欺行為をした容疑で書類送検される事件も発生しています。
今回の詐欺に関しては、1件あたりの被害額はそこまで高くなくても、複数件集まれば膨大な被害金額となります。
被害金額次第では、厳しい刑事処分が待っている可能性は十分に考えられるでしょう。
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所は、刑事事件を専門で取り扱っている法律事務所です。
詐欺事件で逮捕されお困りの方、弁護士に刑事弁護を頼みたいとお考えの方は、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所にぜひ無料法律相談ください。
(福岡県警察戸畑警察署 初回接見費用40,040円)
福岡県博多臨港の窃盗未遂事件 逮捕されたら刑事事件に強い弁護士
福岡県博多臨港の窃盗未遂事件 逮捕されたら刑事事件に強い弁護士
Aさんは、深夜窃盗目的で鮮魚店に侵入し、現金を奪おうと思いレジに近づきました。
その瞬間警備員に取り押さえられ、駆け付けた福岡県警察博多臨港警察署の警察官に建造物侵入罪及び窃盗未遂罪の容疑で逮捕されました。
逮捕されたAさんの家族は、刑事事件に強い弁護士に相談することにしました。
(フィクションです)
《 窃盗未遂罪 》
今回は建造物侵入罪については割愛し、窃盗未遂罪についてのみ書きます。
窃盗をしようとしたが、財物を奪うには至らなかったという場合には、刑法第243条、235条の窃盗未遂罪が成立します。
上の事案のAさんは、確かに窃盗をしようとしていますが、レジに近づいたにとどまります。
このような場合にも「窃盗をしようとした」といえるでしょうか。
窃盗をしようとしたといえるためには、一般的に物色行為が必要だと考えられています。
もっとも、判例は、物色行為がなくとも被告人の意図する窃盗に極めて密接な行為であれば、窃盗をしようとしたといえると判断しています。
上の事案のAさんは、現金を物色したわけではありませんが、現金が入っているレジに近づく行為は、現金窃盗と極めて密接な行為といえるでしょう。
したがって、Aさんは窃盗に極めて密接な行為をしたが、現金を奪うには至らなかったとして、窃盗未遂罪が成立する可能性が高いです。
窃盗未遂罪の法定刑は10年以下の懲役または50万円以下の罰金ですので、窃盗未遂罪で起訴された場合にはこのような刑罰が科される場合があります。
とはいえ、未遂に終わっており被害者には事実上損害がないので、被害者との示談が成立すれば不起訴となる場合が多いでしょう。
加害者自ら被害者との示談交渉をしてしまうと罪証隠滅行為として不利になる場合がありますので、示談交渉は刑事事件に強い弁護士にお任せすることをお勧めします。
窃盗未遂事件で不起訴処分をお考えの方は、示談交渉に強い弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所にまでお気軽に無料法律相談ください。
(初回法律相談:無料)
(福岡県警察博多臨港警察署までの初回接見費用:36,100円)
福岡県糸島市で恐喝事件で逮捕 無罪主張を証明してもらうには弁護士
福岡県糸島市で恐喝事件で逮捕 無罪主張を証明してもらうには弁護士
20代男性のAさんは、知人Vさんに150万円ほどお金を貸していました。
Aさんは、Vさんに何度かお金を返すよう言ったものの、Vさんからお金を返してもらえなかったことに腹を立て、Aさんは「金を返さないなら、お前とお前の家族をネットに晒すぞ」など、Vさんを脅すようなかたちで150万円を返金させました。
後日、Aさんは、福岡県警察糸島警察署に脅迫罪の容疑で逮捕されてしまいました。
(フィクションです。)
~恐喝罪とは~
「恐喝罪」とは、暴行または脅迫を手段とし、その反抗を無理矢理押さえつけるには至らない程度に、相手方をおそれおののかせて、財物の交付を要求することをいいます。
上記事例の場合、AさんがVさんからお金を返してもらうために、「金を返さないなら、お前のとお前の家族をネットに晒すぞ」などの脅迫を手段とした場合に恐喝罪が成立するか否かが問題となります。
この場合、たとえ貸したお金の返済のためであったとしても、相手方をおそれおののかせなければ、交付または移転しなかったであろう財物が、脅迫の結果、交付または移転しているため、財産的損害が認められ、恐喝罪が成立する可能性が高いです。
では、どの程度までなら許されて、どの程度からが「恐喝」となってしまうのか問題となります。
判例では、「他人に対して権利を有する者が、その権利を実行することは、その権利の範囲内でありかつその方法が社会通念上一般に忍容すべきものと認められる程度を超えない限り、なんら問題も生じない」とされています。
つまり、今回の事例であれば、Aさんの行為が権利の範囲内で、返金を要求した行為が社会通念上、大目に見ることのできる行為と認められる程度であったことが証明されれば、Aさんの行為が正当な行為として認められ、恐喝罪の不成立を主張できる可能性があります。
早い段階で刑事事件に強い弁護士に相談・依頼をし、弁護活動に動いてもらうことをおすすめします。
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所は、恐喝事件などの刑事事件専門の弁護士が多数在籍する法律事務所です。
恐喝罪でお困りの方、無実を主張したいとお考えの方は、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の弁護士まで、ぜひご相談くださいませ。
(福岡県警察糸島警察署への初見接見費用:37,800円)
福岡県春日市の万引き事件で勾留阻止 刑事事件の逮捕に強い弁護士
福岡県春日市の万引き事件で勾留阻止 刑事事件の逮捕に強い弁護士
大野城市のアパートに住むAさんは、コンビニの本棚に陳列された漫画本(800円)を手に取り、レジで精算することなく店外に持ち出し車に乗り込もうとしたところ、店の防犯ビデオカメ
ラを通してその一部始終を見ていた店員に声を掛けられ、駆け付けた警察官に窃盗罪で逮捕されてしまいました。
(フィクションです)
Aさんは逮捕後、警察官の判断により釈放されない限り、逮捕されてから48時間以内に検察官に身柄を送致されます。
その後、検察官が引き続き身柄を拘束する必要があると判断した場合には、裁判官に対し10日間の身柄拘束(勾留)請求し、請求を受けた裁判官が勾留の可否につき判断することになりま
す。
この場合、Aさんに勾留の必要が認められ、かつ①罪証隠滅、あるいは、②逃亡の恐れが認められたり、①②が認められなくても、③Aさんが住居不定の場合にはAさんに勾留が認められて
しまいます。
では、①、②、③を本事例に即して勾留の可否につき検討してみましょう。
Aさんは「大野城市のアパートに住んでいる」ということですので③住居不定ではありません。
また、本件では、コンビニの店員が、Aさんが漫画本を万引きするところを防犯ビデオカメラを通して一部始終見ており、そのカメラにもその映像が記録されているはずですから、Aさんの犯行は明らかであり、①罪証隠滅の恐れも認められないでしょう。
残るは②逃亡の恐れですが、この判断は、事案の軽重に加え、種々の事情を総合的に勘案して判断されるでしょう。
例えば本件自体は比較的軽微と言えますが、Aさんが前にも万引きをやっていて、現在その罪で執行猶予中の身であるということであれば、逃亡の恐れが認めれ易くなるでしょう。
しかし、この場合であっても、Aさんに養育すべき家族がいたり、Aさん自身が定職に就いている場合など、Aさんにとって逃亡しがたい諸事象が認められれば、逃亡の恐れが認めれず、勾留は認められない可能性もあります。
勾留阻止は時間との勝負と言えます。
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所では、土日祝日、夜間でも、ご依頼後直ちにご相談・接見に対応する体制を整えており、依頼者に勾留阻止に向けた的確な助言をいたします。
勾留阻止でお困りの方は、ぜひ無料法律相談されることをお勧めします。
(福岡県警察春日警察署への初回接見費用36,600円)
福岡市南区の住居侵入窃盗事件 刑事事件に強い弁護士が牽連犯について解説
福岡市南区の住居侵入窃盗事件 刑事事件に強い弁護士が牽連犯について解説
Aさんは、窃盗目的でVさんの自宅に侵入し、置いてあった現金を奪いました。
このことに気づいたVさんは110番通報し、Aさんは福岡県警察南警察署の警察官に住居侵入罪及び窃盗罪の容疑で逮捕されました。
Aさんの家族が刑事事件に強い弁護士に無料法律相談をしたところ、住居侵入罪と窃盗罪とは牽連犯になるという話が出ました。
(フィクションです)
《 住居侵入罪 》
他人の住居に許可なく立ち入った場合には刑法第130条の住居侵入罪が成立します。
住居侵入罪が成立した場合には3年以下の懲役又は10万円以下の罰金という刑罰が科せられることがあります。
《 窃盗罪 》
他人の財物を窃取した場合には刑法第235条の窃盗罪が成立します。
窃盗罪が成立した場合には10年以下の懲役又は50万円以下の罰金という刑罰が科せられることがあります。
《 牽連犯 》
上の事案のAさんには住居侵入罪と窃盗罪が成立する可能性が高いといえます。
では、これら二つの犯罪はどのように処理されるでしょうか。
原則として、二つ以上の犯罪が成立する場合には、併合罪となり、重い方の犯罪の1,5倍の刑が長期刑となります。
もっとも、住居侵入罪と窃盗罪とは、窃盗という目的を達成する手段として住居侵入するというように、目的と手段の関係にあります。
このような関係にある犯罪は、牽連犯として、科刑上一罪となります。
科刑上一罪となると、複数の犯罪のうち、最も重い刑で処断されることになります。
住居侵入罪と窃盗罪とでは窃盗罪のほうが重い犯罪ですので、窃盗罪の法定刑である10年以下の懲役または50万円以下の罰金という刑で処断されます。
住居侵入罪及び窃盗罪で逮捕された場合には、早い段階で刑事事件に強い弁護士に相談しておくことで、その後の処分が軽くなったり、身柄解放につながったりする場合があります。
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所には、住居侵入窃盗事件について知識・経験を持つ刑事事件に強い弁護士が在籍していますので住居侵入窃盗事件でお困りの方は、お気軽にご相談ください。
(初回相談費用:無料)
(福岡県飯塚警察署までの初回接見費用:35,900円)
福岡市東区の詐欺事件で逮捕 前科をつけないよう不起訴処分獲得
福岡市東区の詐欺事件で逮捕 前科をつけないよう不起訴処分獲得
福岡市東区在住の40代女性のAさんは、交際していた40代男性のVさんに対して「子どもを妊娠したが中絶手術をするので20万円かかる」などとうそを言い、Vさんから現金をだまし取ろうとしました。
Vさんが福岡県警察東警察署に被害届を提出したことで、Aさんは詐欺罪の容疑で逮捕されることとなってしまいました。
Aさんは前科を付けずに事件を終わらせたいと思い、刑事事件専門の法律事務所に相談することにしました。
(フィクションです。)
~詐欺事件と前科~
刑法第246条の詐欺罪は、「人を欺いて財物を交付させた者は、10年以下の懲役に処する」とあります。
つまり、犯人が被害者を騙した事により、被害者がこれを信じて財物を処分し、犯人がこれを得るという行為が処罰の対象となるのです。
上記事例のAさんは、Vさんから現金をだまし取る目的でうそをついていますので、Aさんが詐欺罪にあたる可能性は十分に考えられます。
Aさんがもし起訴されてしまえば、詐欺罪には罰金刑がありませんので、執行猶予がつかなければ刑務所に服役しなければならなくなりますし、執行猶予がついたとしても前科になってしまいます。
前科を付けずに今回の事件を終わらせるためには、不起訴処分獲得を目指す刑事弁護を弁護士にお願いすることをお勧めします。
~不起訴処分の獲得~
「不起訴処分」とは、起訴するか否かを判断する検察官が、終局処分としての公訴を提起しない処分のことを言います。
不起訴処分の種類としては、以下のように分けられます。
①被疑事実が罪とならないときなど訴訟条件を欠く場合
②嫌疑なしや嫌疑不十分など犯罪の嫌疑がない場合
③刑の免除や起訴猶予など犯罪の嫌疑はあるが起訴をしない場合
上記事例の場合は、Aさんのように犯行を認めているような場合、③の起訴猶予処分による不起訴処分の獲得を目指すことになります。
詐欺罪のケースでは、初犯であり、内容が悪質ではないこと、被害者との示談が成立していることを条件に、不起訴処分になる場合があります。
不起訴処分を獲得するためには、被害者との示談成立が非常に重要です。
被害者との示談交渉は、弁護士を介して行うことで、感情的な口論に終わることを回避することが出来ますし、被疑者の謝罪を受け入れ被疑者を許してくれる(宥恕)可能性を高めることができます。
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所は、詐欺罪などの刑事事件を専門に取り扱っている法律事務所です。
詐欺罪の容疑で逮捕されてしまいお困りの方、不起訴処分の獲得をお考えの方は、ぜひ弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所にご相談ください。
(福岡県警察東警察署への初見接見費用:36,000円)
福岡県筑後市の下着泥棒(色情盗)で逮捕 不起訴処分獲得には弁護士
福岡県筑後市の下着泥棒(色情盗)で逮捕 不起訴処分獲得には弁護士
30代男性のAさんは、ある日、勤めている会社付近の軒先に干されていた女性用下着を盗もうとしていました。
軒先の人影に気付いた被害女性のVさんによって、福岡県警察筑後警察署に通報が入り、Aさんは現行犯逮捕されてしまいました。
警察での取調べでAさんは、「仕事のストレスで、つい手を出してしまった」と話し、犯行を認め、深く反省をしているようです。
警察から連絡を受けたAさんのご家族はAさんの今後が不安になり、刑事事件専門の法律事務所に無料法律相談に行くことにしました。
(フィクションです。)
~色情盗と刑事弁護~
下着泥棒は「色情盗」といい、女性の衣類・下着などを盗む窃盗の種類の1つです。
色情盗の犯人は、約7割が警察に逮捕されており、逮捕・勾留されてしまうような場合になると、長期の身柄拘束も十分考えられます。
色情盗は、窃盗罪にあたり、法定刑では「10年以下の懲役または50万円以下の罰金」と定められているため、決して軽い刑罰ではありません。
もし、色情盗で起訴されてしまうと、過去の量刑からは、同罪の前科の有無や悪質さ等で差がでるものの、3年程の執行猶予、あるいは懲役1年6ヵ月程の実刑判決となってしまうことが多いようです。
では、色情盗に対する刑事弁護とはどのようなものなのでしょうか。
色情盗の場合の刑事弁護として、初犯であれば不起訴処分を目指すことも可能ですので、起訴猶予による不起訴処分を目指すことを考えていきます。
不起訴処分を目指すためには、検察官が起訴するか否かを決定するまでの間に、被害者へ被害弁償や示談を行うことが非常に重要になってきます。
検察官は処分の決定において、被害が回復していることや処罰感情がないことを重視していますので、締結した示談によって、被害回復がなされていること、被害者に処罰感情がないことを検察官に示します。
加害者と被害者の当事者間で示談を締結することは困難であるため、早い段階で弁護士に相談・依頼することをお勧めします。
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所は、窃盗事件などの刑事事件を専門で取り扱っている法律事務所です。
ご家族が窃盗事件の容疑で逮捕されてお困りの方、示談して不起訴処分を獲得したいとお考えの方は、ぜひ弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所までご相談ください。
(福岡県警察筑後警察署への初見接見費用:41,700円)
福岡県小郡市の万引き事件 クレプトマニア(窃盗症)の再犯防止には弁護士
福岡県小郡市の万引き事件 クレプトマニア(窃盗症)の再犯防止には弁護士
30代女性のAさんは、福岡県小郡市内のコンビニエンスストアにおいて、化粧品など数点を万引きしたとして、窃盗の容疑で福岡県警察小郡警察署に逮捕されてしまいまいした。
警察での取調べでは、Aさんが国際大会にも出場経験のある女子マラソンの元選手であり、今回以外にも他のお店でも万引き行為をしていたことが分かりました。
Aさんのご家族から依頼を受けた弁護士は、Aさんに接見(面会)に行き、Aさんが「クレプトマニア(窃盗症)」であるかもしれないとご家族に報告をしました。
(11月8日の毎日新聞を基にしたフィクションです。)
~クレプトマニア(窃盗症)とは~
クレプトマニア(窃盗症)とは、お金があるにもかかわらず、欲しくもない物を盗んでしまう病的な症状のこといい、一種の病的窃盗と呼ばれる精神疾患の一つです。
クレプトマニア(窃盗症)であると疑われる方の多くが、摂食障害(特に過食症)、物質使用障害、気分障害、不安障害(特に強迫性障害)などの精神障害を併合しているともいわれており、なかでも摂食障害は窃盗癖を合併しやすいといわれています。
厚労省研究班の調査では、摂食障害で治療を受けている患者数は、推計約2万5500人で、その9割が女性です。
摂食障害の大半は若年で発症し、栄養不足による判断力の低下や過食衝動、依存癖などを背景に、万引き行為を繰り返してしまうのは、摂食障害の典型的症状といわれています。
今回の事例のAさんのようにプロアスリートなど、厳しい体重制限を強いられるような方も摂食障害になってしまうことが多いようです。
そして、摂食障害が改善されないまま、摂食障害の影響から窃盗癖を患ってしまうということも考えられるのです。
クレプトマニア(窃盗症)であると診断された場合、刑務所等で行われる矯正処遇だけでは、再犯を防ぐことは難しいため、適切な治療を受けていくことが欠かせません。
近年のクレプトマニア(窃盗症)に対する関心の高まりから、クレプトマニア(窃盗症)を専門に治療する病院や患者同士の自助団体が増えています。
窃盗事件の再犯を防止するという観点から、クレプトマニア(窃盗症)と診断を受けた場合には、専門施設で治療することをおすすめします。
また、再犯防止に努めていくということは、刑を軽減してもらいたい場合などにおいて、裁判所に主張する情状として有益なものになり得ます。
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所は、窃盗事件などの刑事事件専門の法律事務所です。
窃盗を繰り返してしまうものの自分ではどうしていいのか分からないとお悩みの方、窃盗で逮捕されてしまったが再犯防止して更生したいとお考えの方は、ぜひ弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所にご相談ください。
(福岡県警察小郡警察署への初見接見費用:39,300円)