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元交際相手にメッセージを送信 ストーカー規制法違反で逮捕

2023-02-08

元交際相手にメッセージを送信したとして、公務員の男がストーカー規制法違反で逮捕された事件について、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所福岡支部が解説します。

事件内容(2月8日配信のFBS福岡放送記事を引用)

元交際相手の女性に対してSNSで、6日間で13回のメッセージを送信したとして、公務員の男がストーカー規制法違反で、福岡県城南警察署に逮捕されました。
記事によりますと、これまでの逮捕された男は元交際相手に対してメッセージを送信していたようで、警察からは『警告』を受けていたようです。
警告後もメッセージを送信したことから今回の逮捕となったようで、逮捕された男は「拒まれていることは分かっていたが、忘れることができなかった」と供述し、容疑を認めているようです。

ストーカー規制法違反

ストーカー規制法とは、正確には「ストーカー行為等の規制等に関する法律」という法律です。
この法律は、ストーカー行為を規制すると共に、ストーカー被害を受けている被害者を保護する内容が規定されています。
この法律でいうところのストーカー行為とは、同一の者に対し、つきまとい等又は位置情報無承諾取得等を反復してすることを意味します。
※つきまとい等については、同法第2条を参照
特定の者に対する恋愛感情その他の好意の感情又はそれが満たされなかったことに対する怨恨の感情を充足する目的で、同一の人に対してSNSでメッセージを送信する行為は、ストーカー行為と考えられるので、逮捕された男の行為は、ストーカー規制法違反に抵触すると考えて間違いありません。

ただ別れた元恋人に対して復縁を求めたり、好意を持った人に交際を求めるのはよくある話しなので、警察は、被害者から相談を受けたとしても、緊急性があったり、悪質な行為内容でなければ、すぐに被害届を受理して刑事事件かするわけではなく、まずは、行為者に対して「警告」をするようにしているようです。
しかし、この警告に従わなかった場合は、すぐに逮捕される可能性があります。
特に最近では、ストーカー規制法違反で警告を受けていた男が、元交際相手を殺害する事件が発生しているので、福岡県警ではストーカー事件に対して厳しく対処する傾向があるでしょう。

まずは弁護士に相談を

福岡県内で、ご家族がストーカー規制法違反で警察に逮捕されたり、ご自身がストーカー規制法違反で警察の取調べを受けている方は、刑事事件に強い弁護士が所属する、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所福岡支部にご相談ください。
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所福岡支部では、刑事事件専門弁護士による法律相談を無料で、逮捕された方のもとに弁護士を派遣する初回接見には即日対応していますので、まずはフリーダイヤル0120-631-881までお気軽にお電話ください。

福岡県八幡西警察署にストーカーで逮捕 示談交渉に強い弁護士 

2022-06-23

福岡県八幡西警察署にストーカーで逮捕された方の弁護活動(示談交渉)について、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所福岡支部が解説します。

事件の概要

Aさんは、勤務先飲食店の女性アルバイト店員に対してストーカーした容疑で、福岡県八幡西警察署逮捕されました。
女性アルバイト店員に好意を持ったAさんは、女性に交際を申し込みましたが断られてしまいましたが、諦めきれずに、アルバイト終わりの女性の後をつけて家まで行ったりメールを送信したり、女性のSNSにダイレクトメールを送信したりしたのです。
逮捕されたAさんはストーカーの事実を全て認めています。
被害者への謝罪と賠償を希望しているAさんの家族は、示談交渉に強い弁護士を探しています。
(フィクションです。)

ストーカー

ストーカー行為はストーカー規制法によって禁止されています。
ストーカー規制法では「ストーカー行為」「つきまとい等」の行為、位置情報無承諾取得行為等を禁止しています。

ストーカー行為とは、つきまとい等の行為を反復してすることです。
ここでいう付きまとい等の行為とは、恋愛・好意の感情や、それが満たされなかったことへの怨恨の感情を充足する目的で

①つきまとい、待ち伏、現に所在する場所又は住居、勤務先、学校そ他通常所在する場所の付近においての見張り、うろつき、住居等への押しかけ
②監視していると告げる行為
③面会や交際など義務のないことの要求
④粗野又は乱暴な言動
⑤無言電話・連続した電話、文書、FAX、メール、SNSのメッセージなど
⑥汚物などの送付
⑦名誉を傷つける事項の告知
⑧性的羞恥心の侵害

することです。

また、位置情報無承諾取得行為とは

・相手方の承諾を得ないで、GPS機器等により位置情報を取得する行為
・相手方の承諾を得ないで、相手方の所持するものにGPS機器等を取り付ける行為

です。

示談交渉 

警察はストーカー事件について、犯人を自由にすると被害者に危害を加えたり働きかける危険性が極めて高い事件だと捉えられているので、ストーカー被害の申告を受けると犯人を逮捕する傾向が高いです。
ただ逮捕というのは捜査の過程に過ぎませんので、逮捕されたからといって前科となるわけではなく、逮捕されてからどう動くかによっては、刑事罰を免れる可能性が出てきます。
ストーカー事件の場合ですと、刑事罰を免れることができる(不起訴)かどうかは、被害者との示談を締結できるかどうかが大きく影響します。
示談と言うのはただ単に被害者に賠償するだけではありませんので、被害者との示談を希望する方は、こういった示談交渉に強い弁護士に相談することをお勧めにします。

このコラムをご覧の方で、ストーカー事件等で被害者との示談を希望される方は、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所福岡支部無料法律相談をご利用ください。
無料法律相談のご予約は

フリーダイヤル0120-631-881(24時間、年中無休)

にて承っております。

また弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所福岡支部では、すでに福岡県八幡西警察署に逮捕された方に弁護士を派遣する初回接見サービスを提供していますので、初回接見サービスをご利用の方は こちら をご覧ください。

【ストーカー】不起訴(起訴猶予)獲得

2020-02-18

【ストーカー】不起訴(起訴猶予)獲得

ストーカー不起訴について、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所福岡支部が解説します。

福岡県大牟田市に住むAさんは、同じ会社で働いているVさんに対して好意を抱いていました。そして、Aさんはある日、Vさんに好意があること、付き合って欲しいことを伝えましたが断られてしまいました。それからというもの、AさんはVさんに対する好意というよりかは怨恨の情を激しく抱くようになりました。そして、Aさんはその怨恨の情を晴らす目的で、Vさんの家の近くでVさんを待ち伏せたり、休日にVさんの後をつけたりしていました。そうしたところ、Aさんは福岡県大牟田警察署にストーカー規制法違反で逮捕されてしまいました。Aさんは接見に来た弁護士に罪を全面的に認めていること、できればVさんと示談して不起訴処分を獲得したい旨を伝えました。弁護士は不起訴処分獲得に向けて弁護活動を始めることにしました。
(フィクションです。)

~ ストーカー行為とは ~

ストーカー行為とは、

① 「同一の者」に対し
② 「つきまとい等」を
③ 繰り返して行うこと

をいいます(一部のつきまとい等に関しては、被害者の身体の安全、住居等の平穏若しくは名誉が害され、又は行動の自由が著しく害される不安を覚えさせるような方法により行われた場合に限る)。

「つきまとい等」についてはストーカー規制法2条1項各号に規定されています。

1 つきまとい・待ち伏せ・押し掛け・うろつき等
2 監視していると告げる行為
3 面会や交際の要求
4 乱暴な言動
5 無言電話、拒否後の連続した電話・ファクシミリ・電子メール・SNS等
6 汚物等の送付
7 名誉を傷つける
8 性的しゅう恥心の侵害

ただし、これらの行為は

恋愛感情その他の好意の感情又はそれが満たされなかったことによる怨恨の感情を満たす目的

をもってなされる必要があります。

罰則はストーカー規制法18条から20条に規定されています。

第18条 
 ストーカー行為をした者は、1年以下の懲役又は100万円以下の罰金に処する。
第19条 
1 禁止命令等(第五条第一項第一号に係るものに限る。以下同じ。)に違反してストーカー行為をした者は、2年以下の懲役又は200万円以下の罰金に処する。
2 前項に規定するもののほか、禁止命令等に違反してつきまとい等をすることにより、ストーカー行為をした者も、同項と同様とする。
第20条 
 前条に規定するもののほか、禁止命令等に違反した者は、6月以下の懲役又は50万円以下の罰金に処する。

~ 不起訴(起訴猶予) ~

起訴猶予とは,刑事処分である不起訴処分の理由の一つです。
刑事訴訟法248条では,
 犯人の性格,年齢及び境遇,犯罪の軽重及び情状並びに犯罪後の情況により訴追を必要としないときは,公訴を提起しないことができる
と定めており,検察官に起訴する(公訴を提起する)か不起訴にするかの裁量権を与えています(起訴裁量(便宜)主義)。
検察官にこのような権限が与えられたのは,検察官は公益の代表者であって,事件に関する全ての証拠を収集でき,それを基に公正に判断できる立場にあるからです。
起訴猶予による不起訴処分獲得を目指すためには、検察官が刑事処分を下す前に被害者と示談し、その結果を検察官にアピールする必要があります。

なお、仮に起訴猶予に不起訴処分を獲得できたとしても、再犯を起こせば再び起訴猶予とされた事件でも起訴される可能性があることに留意する必要があります。
特に、ストーカー行為は繰り返すことが多いですから、この点はしっかり確認しておきましょう。

不起訴についてはこちらもご参照ください→★不起訴について

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所福岡支部は、ストーカー行為をはじめとする刑事事件・少年事件専門の法律事務所です。刑事事件・少年事件でお困りの方は、まずは0120-631-881までお気軽にお電話ください。
無料法律相談、初回接見サービスを24時間体制で受け付けております。無料相談や初回接見後のご報告では、事件の見通しや、刑事手続の説明の他、弁護士費用などについてご納得いただけるまでご説明させていただきます。

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禁止命令に違反しストーカー 示談,不起訴なら福岡県の刑事弁護士

2018-10-03

禁止命令に違反しストーカー 示談,不起訴なら福岡県の刑事弁護士

福岡県岡垣町に住むAさんは,福岡県公安委員会から交際相手Vさんにつきまとい等をしてはならない旨の禁止命令を受けていました。それにもかかわらず,Aさんは,Vさんに電話したり,メールを送信したりしていました。そうしたところ,Aさんは福岡県折尾警察署ストーカー規制法(以下,法)違反で逮捕されました。家族は示談不起訴のため弁護士に相談しました。
(フィクションです)

~ つきまとい等と禁止命令等 ~

つきまとい等とは,特定の者(Vさん)に対する恋愛感情やそれが満たされなかったことに対する怨恨感情を充足する目的で,当該特定の者や社会生活上密接な関係を持つ者に対し,法2条1項各号に定める行為をすることをいいます。法5条では,都道府県公安委員会は,つきまとい等があった場合において,当該行為をした者が更に反復して当該行為をするおそれがあると認めるときは,次の事項を命じることができるとされており,これを禁止命令と言います。
1 更に反復して当該行為をしてはならないこと
2 更に反復して当該行為が行われることを防止するために必要な事項
なお,法改正により,警察署長等の警告がなくても禁止命令等を発せられるようになっています。

~ 禁止命令(等)と罰則 ~

禁止命令等に違反するとどのような罰則が科されるのでしょうか?
まず,禁止命令に違反して,ストーカー行為(法2条3項)をした場合,禁止命令に違反してつきまとい等をすることにより,ストーカー行為をした場合には2年以下の懲役又は200万円以下の罰金法19条2項),禁止命令に違反した場合には6月以下の懲役又は50万円以下の罰金が科されるおそれがあります。これらの刑を回避するには,まず被害者様と示談し,不起訴を獲得することが必要です。

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所は,ストーカー犯罪などの性犯罪事件刑事事件専門の法律事務所です。示談不起訴をご検討中の方は0120-631-881までお気軽にお電話ください。

佐賀県唐津市のストーカー事件 早期釈放,示談なら刑事弁護士に接見

2018-09-24

佐賀県唐津市のストーカー事件 早期釈放,示談なら刑事弁護士に接見

Aさんは,Vさんの自宅近くで待ち伏せをするなど,つきまとい行為を繰り返したとして,佐賀県唐津警察署にストーカー規制法違反で逮捕されました。早期釈放を望むAさんの家族は,刑事事件に強い弁護士接見を依頼しました。
(平成30年9月14日産経ニュース掲載事案を参考にして作成)

~ 「つきまとい等」と「ストーカー行為」 ~

ストーカー規制法で規定するつきまとい等とは,特定の者に対する恋愛感情や好意感情,又はそれが満たされなかったことに対する怨恨感情を充足する目的で,当該特定の者や家族等に対し,次に掲げる行為をすることをいいます。

①つきまとい・待ち伏せ・押しかけ・うろつき
②監視していると告げる行為
③面会や交際の要求
④乱暴な言動
⑤無言電話・連続電話・FAX・電子メール・SNS等
⑥汚物などの送付
⑦名誉を傷つける行為
⑧性的羞恥心の侵害をすること

そして,ストーカー行為とは,同一の者に対して,つきまとい等反復してすることをいいます。
ストーカー行為をした者は,1年以下の懲役又は100万円以下の罰金に処せられる可能性があります。

~ 早期釈放,示談 ~

ストーカー事件においては,被疑者が被害者に接触するおそれがあるなどとして逮捕・勾留される可能性が高いです。仕事やご家族の事情などで早期釈放をお望みの場合は早めに弁護士釈放に向けた刑事弁護を依頼しましょう。また,同時に,刑事弁護の一環として示談交渉を進めて行くことも必要です。示談の意向を示すことによって,早期の釈放に繋がる場合もございます。どのような刑事弁護方針にするのかは,ご本人様と接見してお話を聴く必要がありますので,まずは刑事事件に強い弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の弁護士に初回接見をご依頼することをお勧めいたします。弊所は福岡県の他,九州,山口県の刑事事件に対応しております。

(佐賀県唐津警察署までの初回接見費用:43,000円)

福岡県大牟田市 LINEを送り続けて逮捕! 身柄解放なら弁護士

2018-07-16

福岡県大牟田市 LINEを送り続けて逮捕! 身柄解放なら弁護士  

Aさんは,大牟田警察署に,福岡県迷惑行為防止条例違反逮捕されました。
逮捕事実は,「Aさんが,今年の6月,Vさんから拒まれたにも関わらず,スマートフォンにインストールしたLINEアプリを使ってVさんに反復してメールを送り続けた」というものでした。
Aさんの家族は,Aさんの身柄解放を望んで,まずは刑事事件に強い弁護士接見を依頼しました。
(フィクションです)

~ 連続して電子メールを送る行為の禁止 ~

Aさんの行為は,福岡県迷惑行為防止条例(以下「条例」)8条5号で禁止されています。
罰則は,6月以下の懲役又は50万円以下の罰金条例11条2項)です。
また,常習として行った場合は1年以下の懲役又は100万円以下の罰金条例12条1項)です。

本罪の成立要件は,
 (行為を行うにつき)正当な理由がないこと
 特定の者に対する行為であること
 相手方に拒まれたこと
 連続して電子メール(LINEなど)を送信すること
 8条各号に掲げる行為を反復していること

です。

~ 身柄解放 ~

身柄解放活動には,①検察官に送致前の身柄解放活動,②検察官の勾留請求前の身柄解放活動,③勾留後の身柄解放活動と段階があります。
①,②の段階では,警察や検察官,裁判官に対し意見書などを事実上提出するなどして身柄を拘束しないよう働きかけます。
また,③の段階では,法律上の不服申し立ての手段を用いたり,不起訴処分を求める意見書を提出するなどして,満期(勾留請求から10日後)前の身柄解放,勾留延長期間の短縮などに努めます。

①,②の段階では,法律上私選でしか弁護人を選任することができません。
身柄拘束期間が長引けば長引くほど,不利益は大きくなりますから,一刻も早い身柄解放をお望みの場合は私選での弁護人選任をお勧めいたします。

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所・福岡支部は刑事事件専門の法律事務所です。
弊所のフリーダイヤル0120-631-881初回接見サービス等のご予約を承っております。
お気軽にお電話ください。
大牟田警察署までの初回接見費用:43,200円)

福岡県田川市でのストーカー事件 示談などで解決には刑事専門の弁護士

2018-07-04

福岡県田川市でのストーカー事件 示談などで解決には刑事専門の弁護士

A(30歳)さんは,別れ話を切り出されたV(23歳)さんに対しつきまとい等をしたとして福岡県公安委員会から禁止命令等を受けていました。
しかし,Aさんは,さらに,Vさんの親にVさんとの面会などを要求したとして,田川警察署ストーカー規制法違反逮捕されました。
Aさんは,接見に来た弁護士示談の意向を伝えています。
(フィクションです)

~ ストーカー規制法が規制する行為とは ~

ストーカー規制法が規制する行為は「つきまとい等」と「ストーカー行為」の2つです。

つきまとい等とは,特定の者に対する恋愛感情その他の好意感情又はそれが満たされなかったことに対する怨恨の感情を充足する目的で,その特定の者又はその家族などに対し法2条1項各号(1号から8号)が定める行為をすることをいいます(法2条1項)。
面会,交際その他義務のないことを行うことは3号に該当します。
次に,ストーカー行為とは,同一の者に対しつきまとい等繰り返して行うことをいいます(一定の行為については条件があります)。

法では,ストーカー行為をした者に対し「1年以下の懲役又は100万円以下の罰金」の罰則を設けています(法18条)。
また,つきまとい等があった場合において,当該行為をした者が更に反復して当該行為をすることがあると認めるときは禁止命令等を発せられる場合があり,②禁止命令等に違反してストーカー行為をした者,③禁止命令等に違反してつきまとい等をすることにより,ストーカー行為をした者に対しては「2年以下の懲役又は200万円以下の罰金」の罰則が設けられています(法19条)。
さらに,④禁止命令等に違反した者に対しては「6月以下の懲役又は50万円以下の罰金」の罰則が設けられています(法20条)。

~ 示談 ~

一般の刑事事件と同様,ストーカー事案でも被害者との示談が,刑事処分や量刑を決める上で重要な要素となりうるでしょう。
ストーカー事案では,示談成立が困難な場合もあると思われますが,弁護士が誠心誠意謝罪すれば示談が成立する場合もあります。

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所では,つきまとい等ストーカー行為をした方のための専用ダイヤルを設けています。
~フリーダイヤル0120-631-881
田川警察署までの初回接見費用:114,960円)

福岡県朝倉市でのストーカー事件 示談などで解決には刑事専門の弁護士

2018-06-07

福岡県朝倉市でのストーカー事件 示談などで解決には刑事専門の弁護士

Aさんは,別れ話を切り出されたVさんのLINEアプリに,執拗にメールを送り続けていました。
Aさんは,自分の行為がストーカー行為なのか尋ねるため弁護士無料法律相談を申込み,場合によっては,Vさんとの示談交渉を依頼しようかと考えています。
(フィクションです)

~ストーカー規制法とは~

ストーカー規制法とは,正式名称を「ストーカー行為等の規制等に関する法律」(以下「法」)といいます。
法では,ストーカー行為等について必要な規制を行うとともに,その相手方に対する援助の措置等を定めています。

法2条3項では,ストーカー行為を,「同一の者」に対し,「つきまとい等」を「反復してする」ことと定めています。
つきまとい等」に関しては法2条1項1号から8号に定めがあり,法2条3項では1号から4号及び5号の電子メールの送信等に限っては,ある一定の方法に行われた場合に限り「ストーカー行為」とする旨定めています。

なお,平成29年6月14日から全面的に施行となった改正法では,以下の行為も,「つきまとい等」に含まれるようになりました。
・住居等の付近をみだりにうろつくこと(法2条1項1号
・拒まれたにもかかわらず,連続して電子メールの送信等をすること(法2条1項5号

ちなみに,「電子メールの送信等」とは,パソコン・携帯電話・スマートフォンを用いたEメールなどの送信,LINE・Twitter・FacebookなどのSNSを用いたメールの送信の他,被害者のブログやホームページなどへの書き込みなどが挙げられます(法2条2項各号)。

ストーカー行為をした者に対する罰則は「1年以下の懲役又は100万円以下の罰金」(法18条)です。

上記のように,法では「つきまとい等」に関し,様々な行為を定めています。
ご自身の行為がストーカー行為に当たるのか否か不安な方は,まずは弁護士に相談しましょう。
その上で,警察からの逮捕のリスクを避けるには,早めに被害者側とコンタクトを取り,示談交渉等を進めていくことが賢明です。

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所では,ストーカー規制法等の性犯罪事件でお悩みの方のための無料法律相談等を随時受け付けています。
~フリーダイヤル0120-631-881
福岡県朝倉警察署への初回接見費用 41,800円)

福岡市東区でのストーカー行為で逮捕 示談なら刑事専門の弁護士に

2018-05-20

福岡市東区でのストーカー行為で逮捕 示談なら刑事専門の弁護士に 

Aさんは,別れ話を切り出されたVさんのLINEに,執拗にメールを送り続けていました。
そうしたところ,Aさんは,自宅に来た福岡県東警察署の警察官に,ストーカー規制法違反の件で任意出頭を求められ,警察署で逮捕されました。
(フィクションです)

~ストーカー行為とは?~

ストーカー規制法とは,正式名称を「ストーカー行為等の規制等に関する法律」(以下「法」)といいます。
法2条3項では,「ストーカー行為」を,「同一の者」に対し,「つきまとい等」を「反復してする」ことと定めています。

「つきまとい等」に関しては,法2条1項1号から8号に定めがあり,法2条3項では1号から4号及び5号の電子メールの送信等に限っては,ある一定の方法に行われた場合に限り「ストーカー行為」とする旨定めています。

なお,法2条1項5号には,「拒まれたにもかかわらず,連続して,(略),電子メールの送信等をすること」と定められています。
ちなみに,「電子メールの送信等」とは,一般的に観念されるメール送信の他,被害者のブログやホームページなどへの書き込む行為なども含まれます(法2条2項各号)。

ストーカー行為をした者に対する罰則は「1年以下の懲役又は100万円以下の罰金」です。

~ストーカー行為と示談~

改正法(一部の規定を除いて平成29年1月3日から施行)が施行される以前は,「ストーカー行為」をした者を起訴する(裁判にかける)には告訴が必要でしたので,示談告訴取消し,不起訴という流れを作ることができました。

しかし,これまで通り,示談は,不起訴処分を獲得する上での重要な要素であることに変わりはありません。
ただ,ストーカー事案において,当事者間で,示談を締結させることはほぼ不可能です。
それに対し,弁護士が間に入ることで,示談交渉に応じていただける被害者の方もおられます。

示談交渉は何も,逮捕されてから始めるものではありません。
示談交渉を早く始めれば始めるほど,よりよい結果を得られる可能性は高くなります。

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所では,ストーカー規制法等の刑事事件でお悩みの方のための無料法律相談初回接見サービスを随時受け付けています。
まずはフリーダイヤル0120-631-881までお電話ください。
福岡県東警察署への初回接見費用 36,000円)

福岡県朝倉市のストーカー規制法違反で逮捕 刑事事件に強い弁護士の初回接見

2018-04-21

福岡県朝倉市のストーカー規制法違反で逮捕 刑事事件に強い弁護士の初回接見

Aさん(女性)は、Bさん(男性)への恋愛感情が満たされなかったことで逆恨みし、Bさんの親族Vさん(女性)の家の前に、砕いた魚の骨や動物の死骸などを置きました。
Vさんの110番通報により、Aさんは福岡県警察朝倉警察署の警察官にストーカー規制法違反の容疑で逮捕されました。
Aさんの家族は刑事事件に強い弁護士に無料法律相談しました。
(平成30年2月28日西日本新聞掲載事案を基に作成したフィクションです。)

《 ストーカー規制法 》

ストーカー規制法は、正しくはストーカー行為等の規制等に関する法律といいます。
ストーカー規制法では、「つきまとい等」や「ストーカー行為」を規制しています。

このうち、「つきまとい等」には、単につきまとう行為だけでなく、乱暴な言動をしたり、無言電話をしたり、面会や交際の要求をしたりする行為なども含まれます。
Aさんの行為は、「つきまとい等」のうち「汚物、動物の死体その他の著しく不快又は嫌悪の情を催させるような物を送付し、又は知りうる状態に置くこと。」にに当たります。
もっとも、「つきまとい等」は、相手への恋愛感情やこれが満たされなかったことに対する怨恨感情を充足する目的で行われている必要があります。
Aさんは、Bさんへの恋愛感情が満たされなかったことの逆恨みとして行っていますので、「つきまとい等」と言えるでしょう。

では、だれに対する「つきまとい等」が処罰されるでしょうか。
「つきまとい等」を行う対象として、恋愛感情や怨恨感情を持つ相手の他に、その者の「配偶者、直系若しくは同居の親族その他当該特定の者と社会生活において密接な関係を有する者」と定められています。
そのため、恋愛感情を有する者本人ではなく、その人に近しい人に対して「つきまとい等」を行った場合にも、ストーカー規制法違反となる可能性があります。

「つきまとい等」を繰り返し、「ストーカー行為」と判断された場合には、1年以下の懲役または100万円以下の罰金となる場合があります。
Aさんのようにストーカー規制法違反で逮捕された場合には、早期の事件解決のために刑事事件に強い弁護士が所属する弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所に初回接見をご依頼ください。
(初回法律相談:無料)
(福岡県警察朝倉警察署までの初回接見費用:4万1,900円)

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