Archive for the ‘財産事件’ Category

恐喝罪で示談,逮捕回避なら刑事弁護士に無料相談 福岡県筑紫野市

2018-11-11

恐喝罪で示談,逮捕回避なら刑事弁護士に無料相談 福岡県筑紫野市

福岡県筑紫野市に住むAさん(22歳)は,中学生のBさん(15歳)から淫行の被害に遭ったとの相談を受けました。そこで,Aさんは,相手方男性のVさん(45歳)に電話して呼びつけ,「お前のしたことは犯罪だ」「警察に言われたくなかったら口止め料として50万円払え」などと言い,Vさんから50万円を受け取りました。後日,自分のしたことが恐喝罪に当たることを知ったAさんは,50万円をVさんに戻し,Vさんと示談して警察の逮捕回避したいと考え,弁護士無料相談を申込みました。
(フィクションです)

~ 示談,逮捕回避なら刑事事件に強い弁護士 ~

逮捕回避するなら,Vさんが警察に相談に行ったり,被害届を出す前にVさんと示談する必要があります。なお,Vさんとしても福岡県青少年健全育成条例違反の淫行の罪(あるいは児童買春の罪)に当たり得る行為をしているわけですから,そう簡単には警察に相談に行ったり,被害届を出すということは考え難いです。そこで,Vさんと示談することが,逮捕回避するには得策だと考えます。
なお,刑事事件の弁護士刑事弁護を依頼するのは,何も逮捕されたからだと決まっているわけではありません。事例のように,被害者が警察に被害届を出す前,警察が介入する前であっても依頼することは可能です。依頼,示談が早ければ早いほど,様々なリスクを抑えることができますから,早めに弁護士に依頼しましょう。

~ 恐喝罪の注意点 ~

ところで,恐喝罪の成立には,相手方の犯行を抑圧するに至らない程度の暴行,あるいは害悪の告知(脅迫)が必要なのですが,この害悪の告知の内容は必ずしも違法なものであることを要しないとされています。確かに,Bさんは淫行の被害を受けていますから,それを警察に届けること自体は正当なのですが,それをネタに財物を脅し取ることはやはり恐喝罪に当たり得るのです。

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所は,恐喝罪をはじめとする刑事事件専門の法律事務所です。恐喝罪を犯してしまい逮捕されないか不安,逮捕回避したいという方,その他でお悩みの方は0120-631-881で無料相談をお申し付けください。

詐欺罪で逮捕されたら? 逮捕後の流れを福岡の刑事弁護士が解説

2018-11-09

詐欺罪で逮捕されたら? 逮捕後の流れを福岡の刑事弁護士が解説

福岡市早良区に住むAさんは,福岡県早良警察署詐欺罪で逮捕されました。
逮捕の通知を受けたAさんの夫は弁護士にAさんとの接見を依頼しました。
(フィクションです)

~ 詐欺罪(刑法246条) ~

1項 人を欺いて財物を交付させた者は,10年以下の懲役に処する
2項 前項の方法により,財産上不法の利益を得,又は他人にこれを得させた者も,同項と同様とする

詐欺罪(既遂罪)の成立には,客観的には,①欺罔行為(騙す行為)→②錯誤(被害者が騙される)→③処分行為(錯誤に基づき被害者が財物を交付する)→④処分行為に基づく財物・財産上の利益の移転(欺罔者が財物・財産上の利益を取得する)の一連の流れがあり,主観的には,①~③の故意が必要とされています。

~ 詐欺罪で逮捕されたら? ~

近年は,少年が特殊詐欺の出し子や受け子として逮捕される事例も散見され,決して他人ごととはいえません。万が一,詐欺罪で逮捕されたときのために逮捕後の流れを抑えておきましょう。

1 逮捕から検察官(庁)へ送致まで
  逮捕されると,Aさんは早良警察署留置施設に収容されます。警察署では,警察官による弁解録取の手続がとられ,警察官がAさんを拘束する必要がある判断したときは,逮捕から48時間以内にAさんを検察官に送致する手続きをとります。なお,この間,警察官の取調べが行われることも あります。ご家族の面会は一般的には認められていません。
2 検察官(庁)へ送致から勾留請求まで
  検察官へ送致の日,Aさんはいったん留置施設から出され,留置職員の監視のもと検察官(庁)へ護送されます。その後,検察庁では,検察官による弁解録取の手続がとられ,検察官がAさんを拘束する必要があると判断したときは,送致から24時間以内に勾留請求されます。
3 勾留請求から勾留決定まで
  検察官の弁解録取を受けた,その日か翌日に,裁判所の勾留質問室へ護送され,裁判官による勾留質問を受けます。裁判官は勾留質問を経て,Aさんを勾留するかどうか決定します。勾留決定が出た場合,はじめの勾留期間は10日間で,その後やむを得ない理由がある場合期間が延長されます。

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所は刑事事件専門の法律事務所です。詐欺罪で逮捕されたら0120-631-881までご連絡ください。

財産事件 福岡県の平成30年1月から9月までの窃盗犯

2018-10-26

財産事件 福岡県の平成30年1月から9月までの窃盗犯

Aさんは遊興費欲しさに,人気の少ない会社事務所に侵入し,鍵のかかっていなかった金庫の中から現金10万円を盗んだ侵入盗の疑いで,福岡県粕屋警察署に逮捕されました。侵入盗とは何か?福岡県の財産事件専門の弁護士が解説します。
(フィクションです)

~ 侵入盗 ~

侵入盗とは,他人の建物などに無断で入り,そこにあった物を盗む「建造物侵入罪又は住居侵入罪刑法130条前段)と窃盗罪刑法235条)」の罪のことを指し,捜査機関が窃盗の手口を分類するために使用している用語です。侵入盗は,さらに空き巣,事務所荒らし,更衣室荒らし,倉庫荒らしなどに分類されます。本件は,事務所荒らしということになるでしょう。

~ 認知件数トップの窃盗犯 ~

万引きをはじめとする窃盗犯は故意犯でありながら,比較的誰でも手の出しやすい犯罪と言えます。そのため,福岡県警が発表した平成30年1月から9月までの窃盗犯認知件数(暫定値,18890件)は,以前として他の凶悪犯(殺人罪,強盗罪,放火罪等),粗暴犯(傷害罪,暴行罪,脅迫罪等),知能犯(詐欺罪,横領罪等),風俗犯(強制わいせつ罪,公然わいせつ罪等)の認知件数を上回って断トツの1位です。ちなみに,侵入盗の認知件数は2626件で,うち空き巣などの住宅を対象としたものが1280件,その他が1346件となっています。

刑法犯,窃盗犯の認知件数は,前年同時期より減少しているものの,刑法犯における窃盗犯の認知件数の占める割合自体はまだまだ高いです。ご家族などが窃盗犯で逮捕されお困りの方は,財産事件専門の弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所までご連絡ください。
(福岡県粕屋警察署までの初回接見費用:37,200円)

【お客様の声】詐欺・脅迫 示談で逮捕回避した福岡の弁護士

2018-10-20

【お客様の声】詐欺・脅迫 示談で逮捕回避した福岡の弁護士

本日は,詐欺脅迫事件で,警察に被害届を提出されたものの,検察庁への事件送致前に被害者と示談し,検察庁への送致回避,逮捕回避できた案件をご紹介いたします。

■ 事件概要
1 依頼者様が,依頼者様と被害女性との不貞行為が依頼者様の妻に発覚したように被害女性に装い,自己名義の口座に300万円を振込ませたもの
2 被害女性に,交際中に撮影した被害女性の上半身裸の写真データをメールで送り付けるなどして脅迫,ストーカー行為をしたもの
被害女性は警察に被害届を提出した(依頼者様は事情聴取のため警察から呼び出しを受けた)ものの,「謝罪と示談をすれば 被害届を取り下げる」意向を示していた。
■ 事件経過等
  弁護士は,契約成立日,被害女性に謝罪と示談交渉をしたい旨の電話を入れる。契約成立直後,依頼者様が振り込ませた300万円を被害者に返還。契約成立日から4日後,弊所にて,被害女性と示談交渉。その1週間後,被害女性から署名・押印入りの示談書返送される(示談締結)。その後,被害女性は被害届を取り下げ。事件は検察庁へ送致されなかった。
■ 弁護士コメント
  本件は内容からすれば逮捕されてもおかしくない事案でした。しかし,依頼者様が早めに弊所にご相談に来ていただけたこと,そして,何より被害女性様のご理解があって,警察から検察庁への送致・警察の逮捕を回避することができました。

■ お客様の声

 

福岡市早良区で万引き 執行猶予とは?福岡の刑事弁護士に無料相談

2018-10-18

福岡市早良区で万引き 執行猶予とは?福岡の刑事弁護士に無料相談 

福岡市早良区に住む主婦のAさんは,ドッグフード2袋を買い物袋に隠匿して店外に出たところ,Aさんの様子を一部終始見ていた保安員に声をかけられ逮捕(窃盗罪)されました。Aさんの身柄は福岡県早良警察署の警察官に引き継がれましたが,夫が身元引受人となったことからAさんは釈放されました。Aさんと夫は,執行猶予を獲得できないか刑事事件に強い弁護士に相談しました。
(フィクションです)

~ 刑の全部の執行猶予(刑法25条)とは ~

執行猶予とは刑の執行を猶予されることです。中でも,刑の全部の執行を猶予されることを刑の全部の執行猶予といい刑法25条にその要件が定められています。刑の執行を猶予されただけですから,無実・無罪となった,許されたということではありません。執行猶予は,あくまであなたが有罪であることを前提に,社会内での更生を期待して刑の執行を一時的に猶予しているにすぎないのです。

~ 必要的取消しと裁量的取消し ~

よって,何らかの事由により執行猶予が取消されることがありますので注意が必要です。刑法は①必要的取消し(必ず取消される),②裁量的取消し(取り消される場合がある)を定めています。の例を挙げると,執行猶予期間中にさらに罪を犯し,その罪につき禁錮以上の実刑に処せられた場合(刑法26条1号)がります。この場合,実刑に処せられた刑(例えば,懲役1年)と執行猶予が付いた刑(例えば,懲役8月)とを併せて服役(懲役1年8月)しなければならなくなります!の例を挙げると,執行猶予期間中に罪を犯し,罰金に処せられた場合(刑法26条の2第1号),保護観察の遵守事項を遵守せず,情状が重いとき(刑法26条の2第2号)などがあります。

執行猶予をいうと,とかくメリットの方を強調されがちですが,執行猶予はあくまで社会内更生を図るための制度であり,取消されることがあるということも頭に入れておくべきでしょう。弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所は,万引きなどの刑事事件を専門の法律事務所です。執行猶予獲得ならフリーダイヤル0120-631-881までお電話ください。
(福岡県早良警察署までの初回接見費用:35,500円)

福岡市東区 自転車の被害弁償から釈放・不起訴を目指す刑事弁護士

2018-10-07

 

福岡市東区 自転車の被害弁償から釈放・不起訴を目指す刑事弁護士

Aさんは,JR香椎駅付近に放置されていた自転車を見つけ脚代わりに乗っていたところ,福岡県東警察署の警察官から職務質問を受けました。その結果,当該自転車は盗難届の出ていた自転車だったことが判明し,Aさんは占有離脱物横領罪で逮捕されました。Aさんの家族が接見を依頼した刑事事件に強い弁護士は,釈放不起訴を目指そうと考えました。
(平成30年9月30日ライブドアニュース掲載事案を参考にして作成)

~ 占有離脱物横領罪(刑法254条) ~

占有離脱物横領罪は,遺失物,漂流物その他占有を離れた他人の物を横領した場合に成立する犯罪です。罰則1年以下の懲役または10万円以下の罰金若しくは科料です。

遺失物とは,占有者の意思によらないで,その占有を離れ,まだだれの占有にも属さない物をいい,漂流物とともに,占有を離れた物の例示です。例として,電車内に乗客が置き忘れた携帯品,窃盗犯人が乗り捨てた逃走用の自転車などがあります。漂流物とは,占有者の意思によらないでその占有を離れ,まだだれの占有にも属さないもので,水中なし水面上に存在した物をいいます。その他占有を離れた他人の物とは,占有者が本当は引き渡すつもりのなかった物を間違えて引き渡した場合など,偶然に占有者の占有を脱した物件をいいます。例として,風で飛んできた隣家の洗濯物などがあります。横領とは,不法領得の意思をもって占有離脱物を自分の支配下に置くことをいい,Aさんの行為は横領に当たる可能性が高いです。

本罪は比較的軽微な事件ですから逮捕されたとしても,迅速・的確な刑事弁護があれば釈放に繋がりやすいといえます。また,釈放のためには,まずは謝罪や被害者への被害弁償の意思があることを示すことが肝要です。そして,実際に被害弁償できれば不起訴という刑事処分にも繋がりやすくなります。ただ,被害弁償するにしても,警察などが被疑者(加害者)に被害者の連絡先等を教えることはないと言っていいでしょう。そこで,代わりに弁護士が把握して被害弁償を行い,釈放不起訴獲得を目指します。

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所は,刑事事件少年事件専門の法律事務所です。
釈放不起訴獲得をお望みの方は0120-631-881までお電話ください。
(福岡県東警察署までの初回接見費用:36,000円)

【福岡県春日市 オークション詐欺】刑事弁護は刑事事件に強い弁護士

2018-09-25

福岡県春日市 オークション詐欺 刑事弁護は刑事事件に強い弁護士

Aさんは,釣り具であるリールを質屋に預け現在は所有していなかったのに,ネットオークションのホームページに,過去に撮影した同リールの写真を張り付け,ニックネーム,商品名,商品情報,発送方法,支払い方法,価格情報(35,000円)などを載せました。そうしたところ,Vさんが同価格で落札し,指定の口座に金額を振り込んだのですが,リールが送られてくることはなく,Aさんとも音信不通となったことから,福岡県春日警察署に詐欺の被害届を提出しました。
A君は,詐欺刑事事件に強い弁護士に相談を申込みました。
(フィクションです)

~ オークション詐欺 ~

オークション売買は,買い手に商品に関する購入金額を競わせ,最もいい条件の買い手に商品を売却する販売手法の一つです。
現在は,インターネットの発達により,非対面式で,誰でも,気軽に,簡単にオークショ売買に参加することが可能となり大変便利になりました。しかし,反面,買い手側は掲示板に記載されている情報を安易に鵜呑みにしてしまうという危険もはらんでいます。そして,この危険を利用した犯罪がオークション詐欺です。つまり,掲示板にあたかも商品を所持している,あるいは商品を発送できる,又は商品は所持しているが発送の意思がないのにこれがあるかのように情報を掲載し,情報を信じた買い手に金額を振り込ませ金銭を騙し取るという手口です。

詐欺罪は,客観的には,欺罔行為(騙す行為)→錯誤(被害者が騙されること)→処分行為による財物・財産上の利益の移転(被害者が現金を口座振込むことなど)の一連の流れがあり,主観的には,①~③の故意がはじめて成立する犯罪です。オークション詐欺においては,掲示板に商品の情報などを載せることが①欺罔行為に当たり,それを見た人が商品を入手できると信じ(②),それによって現金を振込み(③),①~③の一連の流れに故意が認められれば詐欺罪に当たりうることになります。

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所は,オークション詐欺をはじめとする詐欺事件刑事事件専門の法律事務所です。
オークション詐欺,その他の詐欺事件刑事事件でお困りの方は0120-631-881までお気軽にお電話ください。
(福岡県春日警察署までの初回接見費用:36,600円)

【福岡県大牟田市 窃盗】器物損壊罪成立を検討する刑事事件の弁護士

2018-09-18

【福岡県大牟田市 窃盗】器物損壊罪成立を検討する刑事事件の弁護士

Aさんは,駅構内に掲示されていたポスターをはがした件で,福岡県大牟田警察署の警察官に窃盗罪で逮捕されました。
Aさんと接見した弁護士は,器物損壊罪の成立も視野に刑事弁護をしていく方針を固めました。
(平成30年9月2日共同通信掲載事案を参考にして作成)

~ 窃盗罪(刑法235条),器物損壊罪(261条) ~

窃 盗 罪:10年以下の懲役又は50万円以下の罰金
器物損壊罪:3年以下の懲役又は30万円以下の罰金若しくは科料

~ なぜ,器物損壊罪の成立を検討するのか? ~

判例は,窃盗罪が成立するためには,主観的要件として窃盗の故意のほか,不法領得の意思が必要としています。
不法領得の意思とは,権利者を排除して他人の物を自己の所有物をしてその経済的用法に従ってこれを利用若しくは処分する意思,と定義されています。
なぜ,不法領得の意思が必要とされているのでしょうか?
それは,一つには,窃盗罪器物損壊罪を区別するためと考えられます。
つまり,「ポスターをはがす」という一見していずれの罪にも該当しそうな行為について,不法領得の意思を加味することによって,いずれの罪が成立するのか区別できるというわけです。
窃盗罪における不法領得の意思とは,,要は「その物が欲しい」という意思内容であり,この意思が認められれば窃盗罪が成立しますし,反対に,その意思が認められず,例えば,嫌がらせ目的などの場合は器物損壊罪が成立するのです。

この両者を区別する意義は大きいです。
なぜなら,両者の法定刑には大きな差があるからです。
また,器物損壊罪は親告罪,つまり被害者の告訴がなければ起訴できない罪です。
仮に,器物損壊罪が成立するとされた場合,その時点で告訴状がない場合,告訴状が提出されていた場合でも示談交渉示談の内容によっては告訴が取り消された場合は起訴されません(不起訴)。
つまり,告訴がなければ起訴できないという点では,窃盗罪よりも器物損壊罪の方が不起訴になる可能性は高いと考えます。
この点でも大きな差があります。

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所は,窃盗罪器物損壊罪をはじめるとする刑事事件専門の法律事務所です。
お困りの方は0120-631-881までお気軽にお電話ください。
福岡県大牟田警察署までの初回接見費用:43,200円)

【北九州市若松区 万引きが事後強盗】被害弁償なら刑事弁護士  

2018-09-08

【北九州市若松区 万引きが事後強盗】被害弁償なら刑事弁護士  

Aさん(69歳)は,コンビニエンスストアで菓子パン1個(時価108円相当)を万引きしました。
ところが,Aさんは,店外の駐車場に出たところで店員Vさんに「万引きしたでしょ」と声をかけられましたが,Vさんの右頬を右拳で1発殴ってその場から逃げました。
後日,防犯ビデオ映像などからAさんの犯行であることが判明し,Aさんは福岡県若松警察署事後強盗罪逮捕されました。
(フィクションです)

~ 事後強盗罪(刑法238条) ~

事後強盗罪とは,窃盗犯人が,手に入れた物の取返しや逮捕などを免れるため,追跡してきた人に暴行・脅迫を加えたことで成立する犯罪で強盗罪の一種です。
万引きならば窃盗罪として10年以下の懲役ですが,事後強盗罪5年以上の有期懲役窃盗罪よりも格段に刑が重くなります。

事後強盗罪は,強盗罪の一種ですから,暴行・脅迫は追跡者,逮捕者の反抗を抑圧するに足りる程度のものでなければならないとされています。また,判例暴行・脅迫は「窃盗の現場」,又は少なくとも「窃盗の機会の継続中」になされることを要するとしています(最決昭和33年10月31日等)。ちなみに,Aさんが暴行を加えた場所はコンビニの駐車場ですが,店の一部であることなどから「窃盗の現場」と言えることは明らかでしょう。

~ 事後強盗罪(強盗罪)と刑事弁護 ~

強盗罪は財産犯の一部ですから,被害や被害額はどれほどだったのか,それに対して被害弁償,慰謝の措置は取れているのかがまず重要視されるものと思われます。
ですから,刑事弁護としては,まず,逮捕された方からじっくりと話しを聴き,事実を認めるのであれば被害弁償,慰謝の措置に向けた行動をとる必要があります。
また,強盗とはいえ,本質は万引きです。
万引きは再犯のおそれが高い犯罪だと言われていますから,被害弁償,慰謝の措置と同時に,再犯防止に向けた具体策を決め,その結果を検察官や裁判官にアピールしていかなければなりません。

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所は,刑事事件少年事件専門の法律事務所です。
万引き強盗などの刑事事件少年事件でお困りの方は0120-631-881までお気軽にお電話ください。
無料法律相談初回接見サービスを24時間受け付けております。
福岡県若松警察署への初回接見費用:43,140円)

福岡県の刑事事件弁護士解説③ 車上狙いの違法捜査で無罪判決   

2018-08-28

福岡県の刑事事件弁護士解説③ 車上狙いの違法捜査で無罪判決          

Aさんは,スーパー駐車場に駐車中の無施錠の軽トラックの中から,発泡酒1箱(時価2500円相当)を窃取した(車上狙い)として現行犯逮捕,起訴されました。
裁判所は,車上狙いに対する警察の捜査を違法(①)と認定し,違法捜査と直接かつ密接に関連する証拠は排除される(②)から,Aさんの自白を補強する証拠がなく,Aさんを無罪(③)としました。刑事事件専門の弁護士が解説します。
(平成29年3月24日付鹿児島地方裁判所加治木支部判決を基に作成)

~ 補強法則(上記③について) ~

自白には,その自白を裏付ける証拠(補強証拠)を必要とする原則を補強法則といいます(刑事訴訟法319条2項等)。
補強法則が必要な理由は2つあります。
一つは「誤判防止」です。
自白は,捜査官等に対する迎合などから虚偽が混入している危険があり,その自白によって誤った裁判がなされるのを防止するために必要とされるのです。
もう一つは「自白偏重の防止」です。
自白は証明力の高い証拠と言われていますが,仮に補強証拠を要しないとすると,捜査官等が自白に頼りっきりになり,自白を獲得しようと強制・拷問等の人権侵害を招きやすくなります。
これらの事態を防止するために補強法則が必要とされるのです。

~ 本件の補強証拠とは? ~

本件の補強証拠は被害届(被害の日時・場所,被害品,時価,処罰感情等が記載されている書類)です。
実は,Aさん自身は自白,つまり窃盗車上狙いをやったこと自体は認めていました。
しかし,昨日のブログでご紹介したとおり,被害届は違法収集証拠として証拠から排除されたのです。

~ 被害届が証拠から排除された結果,,, ~

刑事訴訟法336条には
(略)被告事件について犯罪の証明がないときは,判決で無罪の言渡しをしなければならない
と規定されています。
犯罪について証明がないときとは,裁判官が被告事件の存在について合理的な疑いを超える心証を得るに至らなかった場合またはその心証があっても自白に補強証拠がない場合のことをいいます。
そして,本件では後者の場合にあたり,Aさんは無罪とされたのでした。

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所は車上狙いなどの刑事事件専門の法律事務所です。
刑事事件無罪を獲得したいなどとお考えの方は0120-631-881までお気軽にお電話ください。

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