Archive for the ‘強制わいせつ・強制性交等’ Category
準強制わいせつ事件で示談・不起訴なら福岡の刑事弁護士
準強制わいせつ事件で示談・不起訴なら福岡の刑事弁護士
Aさんは,女性Vさんに対し,「今からモデル体型かを確認する」などと言って,モデルになるために必要な行為であるように信じさせ,手でVさんの胸を触るなどしたとして福岡県博多警察署の警察官に準強制わいせつ罪で逮捕されました。
Aさんの家族は,示談・不起訴に向けて刑事事件に強い弁護士に刑事弁護を依頼しました。
(平成30年8月28日西日本新聞掲載事案を参考にして作成)
~ 準強制わいせつ罪(刑法178条) ~
準強制わいせつ罪は,人の心神喪失若しくは抗拒不能に乗じ,又は心身を喪失させ,若しくは抗拒不能にさせて,わいせつな行為をした場合に成立する犯罪です。罰則は強制わいせつ罪と同様,6月以上10年以下の懲役です。
心神喪失とは,精神の障害によって正常な判断能力を失っている状態をいいます。
抗拒不能とは,心神喪失以外の理由によって心理的・物理的に抵抗することが不可能又は著しく困難な状態をいいます。
恐怖,驚愕,錯誤などによって行動の自由を失っている場合などはこれに当たります。
本件では,AさんがVさんに対し「モデル体型か確認する」などと言い,そのためVさんがその旨誤信した(錯誤した)ということで「抗拒不能にさせた」として準強制わいせつ罪で逮捕された可能性があります。
~ 示談,不起訴 ~
準強制わいせつ罪などのわいせつ事件で不起訴を獲得するには,まずは被害者と示談交渉を始めることが肝要です。示談交渉では,示談金額のみならず,Aさんの再犯防止に向けた誓約条項等を交渉する必要があります。
そして,交渉過程や示談内容にご納得いただければ,「犯人(加害者)を許して欲しい」旨の宥恕をいただけるかもしれません。そして,この宥恕条項を示談書に盛り込むことで,不起訴獲得の可能性は飛躍的に上がります。
ですから,こうした交渉は,わいせつ事件専門の弁護士に依頼した方がよさそうです。
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所は,準強制わいせつ罪等のわいせつ事件,刑事事件専門の法律事務所です。
刑事事件での示談・不起訴獲得をお望みの方は,24時間受け付け中のフリーダイヤル0120-631-881までお気軽にお電話ください。
(福岡県博多警察署までの初回接見費用:34,300円)
北九州市小倉南区の準強制性交等罪 不起訴なら刑事専門の弁護士へ
北九州市小倉南区の準強制性交等罪 不起訴なら刑事専門の弁護士へ
Aさんは,Vさんに対し,警察から依頼を受けた医師などと偽った上,「警察は君が売春をしていて性病にかかっていると疑っている。薬による治療も可能だが,それでは副作用が出るので私の治療が必要だ」などと申し向け,完治にはAさんの治療を受けるしかないと思わせてVさんに対し性交等をしました。
後日,Aさんは,小倉南警察署に準強制性交等罪で逮捕されました。
Aさんの家族は,なんとか不起訴を獲得できないか弁護士に相談しました。
(フィクションです)
~ 準強制性交等罪(刑法178条2項) ~
準強制性交等罪は,人の心神喪失若しくは抗拒不能に乗じ,又は心身を喪失させ,若しくは抗拒不能にさせて,性交等をした場合に成立する犯罪です。
法定刑は5年以上の有期懲役です。
心神喪失とは,精神の障害によって正常な判断能力を失っている状態をいいます。
例えば,熟睡,泥酔・麻酔状態・高度の精神病などがこれに当たります。
抗拒不能とは,心神喪失以外の理由によって心理的・物理的に抵抗することが不可能又は著しく困難な状態をいいます。
恐怖,驚愕,錯誤などによって行動の自由を失っている場合などはこれに当たります。
~ 不起訴獲得に向けて ~
準強制性交等罪は5年以上の有期懲役と非常に重たい罪ですから,起訴されれば執行猶予付き判決を獲得できるのは非常に難しくなります。
よって,まずは起訴自体を回避する,つまり不起訴獲得を目指すことが賢明でしょう。
こんな重たい罪で不起訴を獲得できるの?と疑問を持たれる方もおられるかもしれませんが,もちろん不可能ではありません。
不起訴を獲得するには,事実を認める場合,まずは被害者に真摯に謝罪し,示談を成立させることが必要です。
そうすれば,被害者の中には,裁判での負担なども考慮して「起訴をして欲しくない」と考えられる方もおられます。
そして,そうした場合,刑事処分を決める検察官としては被害者の意思を尊重せざるを得ず,事件をを不起訴とする場合もあるのです。
裁判での負担とは,起訴状朗読時に被害者の名前が読み上げられたり,証人として尋問を受けることなどが挙げられます。
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所は刑事事件専門の法律事務所です。
0120-631-881で,無料法律相談,初回接見サービスを24時間受け付けております。
(小倉南警察署までの初回接見費用:40,240円)
福岡市早良区での強制わいせつ 勾留短縮,再逮捕・勾留で釈放に!
福岡市早良区での強制わいせつ 勾留短縮,再逮捕・勾留で釈放に!
Aさんは,福岡市早良区の路上で,Vさんの背後からVさんに抱きつき,胸を揉むなどしたという強制わいせつの疑いで早良警察署に逮捕され,その後,勾留(10日間)されました。さらに,勾留期間は延長されましたが,弁護士による勾留延長裁判に対する不服申し立てが通って,期間が短縮されました。そして,勾留期間満了日,Aさんは,強制わいせつについては処分保留で釈放されましたが,釈放されるや否や,今度は暴行罪で逮捕・勾留されました。
(フィクションです)
~ 処分保留から再逮捕・勾留 ~
処分保留とは,文字通り,検察官が刑事処分(起訴,不起訴)を下すのを保留するということです(※不起訴となったわけではありません)。検察官は,何も勾留満了日までに必ず刑事処分を決めなければならないというわけではなく,それまでに刑事処分を決めるだけの証拠が集まらなかったり,別罪と併せて処分する必要があるなどと判断したときは,処分を保留するということができます。
ただし,被疑者の身柄を拘束できるのは勾留満了日までなので,それまでに起訴できなければ被疑者を釈放しなければなりません。なお,被疑者を起訴した場合は,被疑者は被告人となり,勾留期間は起訴された段階から自動的に2か月間となり,その後理由があれば1か月ごとに更新されます(刑事訴訟法60条2項),(ただし,保釈で釈放することは可能です)。
本件では,強制わいせつ罪は処分保留となり,勾留満了日を迎えたためAさんは釈放されたわけですが,暴行罪で再逮捕されてしまいました。このように,被疑者を逮捕・勾留するか否かは事件ごとに判断され,たとえX罪で釈放されたとしても,別のY罪で逮捕される可能性は十分ありますから安心はできません。
本件では,勾留決定後の勾留の裁判に対する不服申し立てにおいて主張が認められ釈放できました。不服申し立ての裁判では,本件が比較的軽微な事案であること,被疑者が示談の意向を示していること,遠慮地に帰省する旨誓約していること,適切な身元引受人がいることなどの事情が勘案されたようです。
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所は強制わいせつ罪等をはじめとする刑事事件専門の法律事務所です。初回接見サービス等を24時間いつでも受け付けております。
(早良警察署までの初回接見費用:35,500円)
福岡市城南区での強制わいせつ事件 釈放なら刑事専門の弁護士に!
福岡市城南区での強制わいせつ事件 釈放なら刑事専門の弁護士に!
Aさんは,福岡市城南区の路上で,Vさん(20歳)の背後から,両手をまわしてVさんの体に抱きつき,両手でVさんの胸を揉んだという強制わいせつ罪で早良警察署に逮捕されました。
Aさんの両親は,Aさんの身柄を釈放してもらうべく,まずは弁護士にAさんとの接見を依頼しました。
(フィクションです)
~ 強制わいせつ罪 ~
刑法176条の条文には「十三歳以上の者に対し、暴行又は脅迫を用いてわいせつな行為をした者は、六月以上十年以下の懲役に処する」と書かれています。
これが強制わいせつ罪に関する規定です。
本件では,Aさんが両手をまわしてVさんの体に抱きついた行為が「暴行」,両手でVさんの胸を揉む行為が「わいせつな行為」に当たり,故意も認められそうですから,Aさんの行為は強制わいせつ罪に当たる可能性が高そうです。
~ 強制わいせつ罪と釈放 ~
確かに,強制わいせつ罪は重たい罪ですが,だからといって釈放が認められないわけではありません。
事案によっては,逮捕,勾留の要件が認められず,釈放につながるケースがあります。
本件で一番に着目すべき点は,AさんとVさんとの関係です。
そもそもAさんはVさんの顔や名前,住所,連絡先も知らないはずです。
ということは,AさんがVさんに接触して罪証隠滅行為に及ぶ現実的可能性は低いと言えます。
また,Aさんが犯行現場から遠方に住んでいた場合やその予定がある場合,定職に就いていたり,適切な監督者がいる場合はどうでしょうか?
これらの事実も,罪証隠滅,逃亡の恐れの可能性を低める要因となりそうです。
身柄拘束は日常生活に大きな影響を与えるため,一刻も早い釈放が望まれます。
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所は刑事事件を専門に取り扱う法律事務所です。
ご家族などが強制わいせつ罪等で逮捕・勾留されたが,一刻もはやく釈放して欲しいなどとお考えの方は,まずは,弁護士との接見を可能とする初回接見サービスをお申し付けください。
(福岡県早良警察署への初回接見費用:35,500円)
福岡県糸島市の強制性交等罪事件 示談,刑事事件化阻止なら刑事専門の弁護士
福岡県糸島市の強制性交等罪事件 示談,刑事事件化阻止なら刑事専門の弁護士
Aさんは,会社の飲み会の帰り,Vさん(22歳)に「お前の裸の写真を持っている」「性交に応じなければ写真をネット上にばらまくぞ」と言って脅し,Vさんと性交しました。
翌朝,酔いのさめたAさんは,自分のしたことを後悔し,Vさんと示談したいと考えていますが,どう行動していいか分からず,弁護士に無料法律相談を申込みました。
(フィクションです)
~ 強制性交等罪(刑法177条) ~
強制性交等罪は,13歳以上の者に対し,暴行又は脅迫を用いて性交,肛門性交又は口腔性交(性交等という)をした場合に成立する犯罪です。
罰則は「5年以上の有期懲役」で,有期懲役の最高は20年までありますから,非常に重たい罪と言えます。
~ 刑事事件化,送致(送検)前に示談 ~
さらに,このことは,起訴され有罪判決を受けると,執行猶予を獲得することが非常に困難なことを意味します。
つまり,執行猶予を獲得することができるのは,その罪について「3年以下の懲役若しくは禁錮」の判決の言い渡しを受けることが前提なのですが,強制性交等罪の場合「懲役5年」が最低ラインだからです。
したがって,強制性交等罪を犯したなという場合は,被害者が警察に被害届を出すなどする前(刑事事件化する前)に示談を締結させるか,仮に刑事事件化され逮捕されるなどしても,起訴される前に示談を締結させ,起訴を回避する(不起訴を獲得する)ことが重要です。
ただし,一度,刑事事件化されれば被害者の態度が硬化し,刑事事件化前に比べ示談を成立させることが難しくなるかもしれませんから早めの行動をとることが大切です。
また,裁判では,情状に酌量すべき点があること(示談が成立していることなど)を主張し,酌量減軽の措置により執行猶予を獲得することは可能です(刑法71条,68条3号,66条)が,そのハードルは高いです。
なお,当事者同士で示談交渉することはほど不可能ですし,賢明ではありません。
そもそも被害者が示談交渉のテーブルについていただけるか分かりませんし,代理人を立ててこれに応じたとしても請求された示談金額が妥当なものなのか判別しがたいと思われます。
示談交渉は,法律の専門家である弁護士に任せた方が賢明でしょう。
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所は強制性交等罪などの刑事事件を専門に取り扱う弁護士事務所です。
お困りの方は,まずはフリーダイヤル0120ー631ー881までお電話ください。
24時間いつでも無料法律相談,初回接見サービス等を受け付けています。
(糸島警察署までの初回接見費用 37,800円)
福岡県小郡市の強制わいせつ事件 不起訴処分獲得には刑事専門の弁護士
福岡県小郡市の強制わいせつ事件 不起訴処分獲得には刑事専門の弁護士
Aさんは,自宅にV(16歳)らを誘い,酒に酔った勢いでVに無理矢理キスをしました。
後日,Aさんは,福岡県警察小郡警察署に強制わいせつ罪の罪で事情を聴かれました。
Aさんとしては,今後の営業のためにも不起訴処分を獲得したいと考えています。
(フィクションです)
~強制わいせつ罪~
刑法176条の条文には「十三歳以上の者に対し、暴行又は脅迫を用いてわいせつな行為をした者は、六月以上十年以下の懲役に処する」と書かれています。
これが強制わいせつ罪に関する規定です。
上の事例を見ると,「えっ!?暴行・脅迫がないじゃないか!?」と思われる方もいるかもしれません。
しかし,強制わいせつ罪においては,暴行それ自体がわいせつ行為であってもよいと解されています。
裁判で認められた例として,女子の意思に反して陰部に指を挿入する行為,強いて接吻する行為,女子の背後からその臀部等を手のひらでなで回す行為などがあります。
~強制わいせつ罪と不起訴処分~
昨年の改正法が施行されるまでは,強制わいせつ罪は親告罪といって,検察官が事件を起訴するには被害者の告訴が必要でした。
その場合,被害者との示談,被害者の告訴取り下げ,不起訴処分という流れを作ることができました。
ただ,改正法の施行により被害者の告訴が不要となったとは言え,不起訴処分を獲得するために,被害者と示談することが重要であることに変わりはありません。
処分を決める検察官としては,処分を決めるにあたって被害者の意向を十分に尊重します。
示談を成立させ,被害者が処分を望まないなどとの意向を示せば,検察官はその意思を尊重し,事件を不起訴処分とする可能性は高くなるでしょう。
その他,不起訴処分の獲得に向けては,被害者側に対し,真摯に謝罪し,反省していることを示すことが必要です。
場合によっては,更生に向けた具体的行動を取ることも必要です。
そうした活動を検察官に示し,不起訴処分を獲得することを目指します。
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所には、強制わいせつ罪等の刑事事件を専門に取り扱う弁護士が所属しています。
強制わいせつ罪等で逮捕されたが,不起訴処分を獲得したいなどとお考えの方,その他お困りの方は,ぜひ一度弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所へご相談ください。
(福岡県警察小郡警察署への初回接見費用:39,300円)
福岡県久留米市の強制わいせつ致傷事件 身柄解放には刑事専門の弁護士
福岡県久留米市の強制わいせつ致傷事件 身柄解放には刑事専門の弁護士
Aさんは,深夜,歩道上で,Vさんの背後から抱きついて胸をもむなどしました。
驚いたVさんは逃げましたが,直後に転倒して怪我をしました負。
その後,Aさんは福岡県久留米警察署に強制わいせつ致傷罪で逮捕され,現在勾留中です。
(フィクションです)
~強制わいせつ致傷罪~
刑法181条には「第176条,第178条第1項若しくは第179条第1項の罪(略)を犯し,よって人を死傷させた者は,無期又は3年以上の懲役に処する」と書かれてあります。
176条は強制わいせつ罪のことを指しますから,181条が強制わいせつ致傷に関する規定です。
強制わいせつ致傷罪は,結果的加重犯ともいいます。
結果的加重犯とは,基本となる犯罪(本件では,強制わいせつ罪)から生じた結果を重視して,基本犯に対する刑よりも重い法定刑を規定した犯罪をいいます。
結果的加重犯では,思い結果(死亡,怪我など)についての予見は必要ないというのが判例です。
ですから,Aさんが,「Vさんが怪我をしているとは思わなかった」などと言っても通用せず,強制わいせつ罪が成立する可能性があります。
~強制わいせつ致傷罪と身柄解放~
確かに,強制わいせつ致傷罪は重たい罪ですが,身柄解放が認められないわけではありません。
事案によっては,勾留の要件が認められず,身柄解放につながるケースがあります。
本件で一番に着目すべき点は,AさんとVさんとの関係です。
そもそもAさんはVさんの顔や名前,住所,連絡先も知らないはずです。
ということは,AさんがVさんに接触して罪証隠滅行為に及ぶ現実的可能性は低いと言えます。
そのことを主張していけば,身柄解放につながりやすくなります。
他にも,身柄解放のためには,定職に就いていること,家族が監督を誓約していることなどの事情が重要です。
身柄拘束は日常生活に大きな影響を与えるため,一刻も早い身柄解放が望まれます。
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所は刑事事件を専門に取り扱う法律事務所で,身柄解放等多数の実績を有しています。
ご家族などが強制わいせつ致傷等で逮捕・勾留されたが,一刻もはやく身柄解放して欲しいなどとお考えの方は,ぜひ一度,弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所までご相談ください。
(福岡県警察久留米警察署への初回接見費用41,700円)
北九州市八幡西区の強制性交等罪と児童買春・児童ポルノ禁止法違反で逮捕なら弁護士
北九州市八幡西区の強制性交等罪と児童買春・児童ポルノ禁止法違反で逮捕なら弁護士
Aさんは、女児Vさん(10歳)が13歳未満であることを知りつつ同人と性交し、その様子をスマホで撮影して、動画データを保存して児童ポルノを製造しました。
Aさんは福岡県警察八幡西警察署の警察官に、強制性交等罪及び児童買春・児童ポルノ禁止法違反の容疑で逮捕されたので、Aさんの家族は刑事事件に強い弁護士に初回接見を依頼することにしました。
(平成30年3月20日西日本新聞掲載事案を基に作成)
《 強制性交等罪 》
暴行・脅迫を用いて、13歳以上の者に対して性交等をした者は、刑法第177条の強制性交等罪が成立します。
相手が13歳未満の者であれば、暴行・脅迫を用いないで性交等をした場合でも、強制性交等罪が成立します。
上のAさんは、性交につきVさんの同意があったとしても、強制性交等罪が成立する可能性があります。
《 児童買春・ポルノ禁止法 》
児童買春・児童ポルノ禁止法(児童買春、児童ポルノに係る行為等の規制及び処罰並びに児童の保護等に関する法律)は、児童買春行為や児童ポルノの所持や提供、製造等の行為を禁じる法律です。
児童(18歳未満)の者との性交をスマホで撮影する行為は、児童ポルノを製造する行為として、児童買春・児童ポルノ禁止法第7条第4号に違反することになります。
上のAさんの行為は児童買春・児童ポルノ禁止法違反にあたる可能性が高いでしょう。
また、同法は児童買春行為も禁止していますが、児童買春行為といえるためには、性交等の対償として金銭等の供与や、その約束をしていることが必要となります。
そうすると、上のAさんはVさんとの性交において金銭等の供与やその約束をしているわけではありませんから、児童買春行為には当たりません。
強制性交等罪の法定刑は5年以上20年以下の有期懲役であり、児童買春・児童ポルノ禁止法違反(児童ポルノの製造)の法定刑は3年以下の懲役又は300万円以下の罰金です。
これらの罪で逮捕されると、勾留と合わせて最長23日間の身体拘束を受けます。
この間になされる捜査機関による取調べへの対応を、初回接見により刑事事件に強い弁護士が直接お伝えできます。
児童買春・児童ポルノ禁止法違反や強制性交等罪で家族が逮捕された場合には、弁護士法事あいち刑事事件総合法律事務所へ初回接見をご依頼ください。
(初回法律相談:無料)
(福岡県警八幡西署までの初回接見費用:4万1,840円)
北九州市戸畑区の強制わいせつ事件で逮捕 再犯防止に真剣に取り組む弁護士
北九州市戸畑区の強制わいせつ事件で逮捕 再犯防止に真剣に取り組む弁護士
20代男性のAさんは、路上において20代女性のVさんに対して、「自分はマッサージ師だ」「マッサージの体験モニターになってくれないか」などと声をかけ、ホテルへ女性を連れ込みました。
そしてホテル内でAさんは、マッサージを装って、Vさんの胸を触ったり、キスをしました。
怖くなったVさんは、Aさんの隙をみてホテルから出ていき、そのまま福岡県警察戸畑警察署に被害相談に行きました。
後日、ホテルの防犯カメラなどによりAさんが特定され、強制わいせつ罪の容疑で警察に逮捕されてしまいました。
警察からAさんの逮捕を聞いたAさんの家族は、Aさんが同じ過ちを2度と犯さないためにも再犯防止の対応について考えたいと思い、刑事事件に強い弁護士に相談することにしました。
(2018年2月10日の東スポwebを基にしたフィクションです。)
~強制わいせつ罪と再犯について~
平成28年度版犯罪白書によると、平成27年について有前科者率(刑法犯の成人検挙人員に占める有前科者(道路交通法違反を除く犯罪の前科を有する者)の人員の比率)は、48.0%です。
その中でも、罪名別に見たとき、強制わいせつ罪については有前科者率は29.6%となっています。
強制わいせつ罪で検挙された成人のうち、強制わいせつ罪の前科がある人の比率は、8.5%です。
このように一定数の人が再犯してしまう傾向にあるなか、再犯しない、再犯させないためには、「前科になったから本人も反省しているだろう。」などと軽く考えずに、再犯防止の取り組みを継続して行なう必要があると言えるでしょう。
とはいえ、再犯防止と一口に言って、どのようなことに取り組めばよいのかわからない方も多いでしょう。
事例のAさん家族のように再犯防止を考える場合、弁護士に相談することは一つの手です。
弁護士の行う刑事弁護には、犯罪に至った原因の解消に努めて再犯防止を行うことも含まれているためです。
例えば、強制わいせつ罪などの性犯罪の加害者の中には、自己の性的衝動に対するコントロールに関し、何らかの問題を抱えている人がいる場合もあります。
そういった方の再犯を防ぐためには、専門のカウンセリングやクリニックに通院していただく事が考えられます。
弁護士は、被疑者・被告人が強制わいせつ罪や性犯罪を二度と犯さないために、被疑者・被告人とその家族が何に注意して生活していくべきか一緒に考え、必要に応じて、専門の医療機関やカウンセリングにかかることをおすすめしています。
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の弁護士は、刑事事件専門の法律事務所であり、被疑者・被告人とそのご家族のために再犯防止のためのアドバイスも行っています。
ご家族が強制わいせつ罪で逮捕されてしまいお困りの方、再犯防止について相談したいとお考えの方は、ぜひ一度、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所にご相談ください。
(福岡県警察戸畑警察署への初見接見費用:40,040円)
福岡県大牟田市の強制性交等致傷事件 逮捕されたら強い弁護士に無料法律相談
福岡県大牟田市の強制性交等致傷事件 逮捕されたら弁護士に無料法律相談
Aさんは、ダンプカーで走行中、通行人の女性Vさん(23歳)に目が行き、性的関係を持とうと考えました。
そこで、Aさんは抵抗するVさんを無理やりダンプカー内に引きずり込みましたが、その際に怪我をさせてしまいました。
Vさんを車内に引きずり込んだ後、5キロほど離れた場所まで走行し、Vさんを姦淫しました。
Aさんは、福岡県警察大牟田警察署の警察官に強制性交等致傷罪の容疑で逮捕されたので、Aさんの家族は刑事事件に強い弁護士に無料法律相談しました。
(最決昭和45年7月28日刑集24巻7号585頁を基に作成。)
《 強制性交等致傷罪 》
平成29年6月の刑法改正により、従来の強姦罪が強制性交等罪に改められました。
上の事案の基となった事案では強姦致傷罪が成立していますが、今回は改正後の強制性交等致傷罪で考えてみます。
強制性交等の際、相手方を傷害した場合には、刑法第181条第2項の強制性交等致傷罪が成立します。
強制性交等とは、暴行又は脅迫を用いて「性交等」を行うことをいいますが、ここでの暴行・脅迫は、性交等の手段であることを要します。
そのため、強制性交等罪の行為の開始時期は、暴行・脅迫の開始時になりますが、上の事案では、Aさんの引きずり込みという暴行と、後の姦淫行為との間に時間的・場所的な開きがあります。
このような場合にも強制性交等致傷罪が成立するでしょうか。
上の事案の基になった裁判では、「強姦(現強制性交等)に至る客観的な危険性」が認められることが必要だと考えられました。
つまり、女性をダンプカーの中に引きずり込めば、その後姦淫にまで至るという危険が高いだろうと判断されたわけです。
とはいえ、「強姦(現強制性交等)に至る客観的な危険性」が認められるかは事案次第であり、自動車内に連れ込もうとした段階でこれを認めなかった裁判例も存在します。
強制性交等致傷罪の法定刑は無期または6年以上の懲役であり、起訴された場合には実刑判決となることが多いでしょう。
とはいえ、示談締結や被害弁償等の弁護活動により刑罰が軽くなる場合があるため、早い段階で刑事事件に強い弁護士に無料法律相談することをお勧めします。
強制性交等罪でお困りの方は、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所までお問合せください。
(初回法律相談:無料)
(福岡県警察大牟田警察署までの初回接見費用:43,300円)