Archive for the ‘交通違反・交通事故’ Category
アルコールに絡む人身事故 現場から離れ自首なら福岡市の弁護士
アルコールに絡む人身事故 現場から離れ自首なら福岡市の弁護士
Aさんは、福岡市中央区で、アルコールを大量に飲酒して自動車を運転中(下記①)、対面信号表示が赤色だったことに気づかず(下記②)交差点に進入したため、右方から同交差点に進入してきたVさん運転の車に自分の車を衝突させて、Vさんに加療約3か月間の怪我を負わせる人身事故を起こしました(下記③)。Aさんは、アルコールを飲酒していたことがばれるのが怖くなって、警察へ通報せずにその場から立ち去りました(下記④イ)。Aさんは福岡県中央警察署に自首するべきかどうか人身事故に詳しい弁護士に相談しました。
(フィクションです)
~ 過失運転致死傷アルコール等影響発覚免脱罪 ~
本件の人身事故では、過失運転致死傷アルコール等影響発覚免脱罪が成立する可能性があります。
過失運転致死傷アルコール等影響発覚免脱罪は「自動車の運転により人を死傷させる行為等の処罰に関する法律」の第4条に規定され、次の要件に該当した場合に、犯人を「12年以下の懲役」に処すると定めています。
①アルコールや薬物(以下、「アルコール等」という)の影響により、自動車を運転するのに必要な注意力・判断能力・操作能力が相当程度低下した状態で自動車を運転したこと
②運転上の必要な注意を怠ったこと(赤信号を見過ごしたなど)
③人に怪我を負わせたり、人を死亡させたこと
④運転時のアルコール等の影響の有無又は程度が発覚することを免れる目的で、次の行為を行ったこと
ア さらにアルコール等を摂取する
イ 事故現場を離れる
ウ その他、アルコール等の影響の有無又は程度が発覚することを免れるべき行為
~ 自首 ~
自首とは、捜査機関に犯罪事実又は犯人が発覚する前に、犯人が自ら進んで自己の犯罪事実を捜査機関に申告してその処分を委ねる意思表示を言います。自首の手段としては法律上特段の制限はありません。自ら捜査機関に出頭するのが通常の形態だと思われますが、書面による自首も有効です。
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所には、人身事故等の刑事事件を専門に取り扱う弁護士が所属しております。人身事故を起こして自首等をお考えの方は、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所までご相談ください。
(福岡県中央警察署への初回接見費用:35,000円)
福岡県糟屋郡の危険運転致傷罪で逮捕 刑事事件に強い弁護士が初回接見
福岡県糟屋郡の危険運転致傷罪で逮捕 刑事事件に強い弁護士が初回接見
Aさんは、薬物の影響で正常な運転が困難な状態であるのに、軽乗用車を運転しました。
その結果、交差点で、自分の進行方向が赤になっているのに気づかず進行し、横断歩道を渡っていた通行人を撥ね、けがをさせました。
Aさんが福岡県警察粕屋警察署の警察官に危険運転致傷罪の容疑で逮捕されたので、Aさんの家族は刑事事件に強い弁護士に初回接見を依頼することにしました。
(平成30年2月1日西日本新聞掲載事案を基に作成)
《 危険運転致傷罪 》
近年、交通事故において、飲酒運転や妨害運転など事故原因が悪質な加害者に対して厳罰化を望む声が高まっています。
そこで、「自動車の運転により人を死傷させる行為等の処罰に関する法律」が新たに制定されることになりました。
危険運転致傷罪は、この法律の規定の一つです。
危険運転により人を負傷させた場合には危険運転致傷罪が成立しますが、危険運転には色々な種類があります。
危険運転の例として、酩酊・薬物運転、制御困難運転、未熟運転、妨害運転、信号無視運転、通行禁止道路運転、準酩酊・準薬物運転、病気運転があります。
上の事案のAさんの運転は、薬物の影響で正常な運転が困難であるにもかかわらず運転したということで薬物運転にあたると考えられます。
ここでの「薬物」は、大麻や覚せい剤のみならず、副作用で眠気を誘発するような一般の市販薬も含まれます。
赤信号に気づかなかったとして信号無視運転にも当たりそうですが、危険運転致傷罪における信号無視運転とは、赤信号を「殊更に」無視したことをいいます。
つまり、少なくとも赤信号であることを認識している必要があり、Aさんのように赤信号に気づかなかった場合には信号無視運転には当たりません。
危険運転致傷罪の法定刑は15年以下の懲役ですので、起訴された場合にはこのような刑を受ける場合があります。
危険運転致傷罪は重大事件と考えられていますので、不起訴となるのは稀です。
とはいえ、起訴された場合でも執行猶予付き判決を得ることで、実刑を回避することは可能です。
早い段階で刑事事件に強い弁護士に相談しておくことで、執行猶予を得られる場合もあります。
危険運転致傷罪でお困りの方は、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所までお問合せください。
(初回法律相談:無料)
(福岡県粕屋警察署までの初回接見費用:3万7,200円)
福岡県八女市の過失運転致傷等事件 情状弁護には刑事事件に強い弁護士
福岡県八女市の過失運転致傷等事件 情状弁護には刑事事件に強い弁護士
Aさんは、酒を飲んで車を運転中、前方で停止していたVの車を直前で認め、ブレーキをかけましたが間に合わず、自分の車をVさんの車に衝突させて、Vさんに加療約1週間の怪我を負わせてしまいました。
福岡県八女警察署に検挙されたAさんは自分の行ったことを認めていますが、過失運転致傷等の罪で刑事裁判にかけられてしまいました。
不安になったAさんは、刑事事件に強い弁護士に無料法律相談することにしました。
(フィクションです)
~情状って何!?~
皆さん、よくテレビなどで「情状酌量の余地あり、なし」などという言葉を耳にすると思います。
では、この「情状」って何でしょうか?
「情状」とは、
・検察官や被疑者(テレビなどでは「容疑者」と言われています)を起訴(裁判にかけること)するか不起訴にするか判断する際
・裁判官が裁判で被告人(裁判にかけられた人)の刑の量刑(実刑か執行猶予か、その場合の刑の長さ・重さ)を判断する際
に考慮される事情のことを言います。
「情状」には、被疑者や被告人にとって有利・不利な事情を問わず、すべて含まれます。
本件では、Aさんは自分の行ったことを認めていますから、裁判の争点は「刑の量刑」になります。
この場合、依頼を受けた弁護士としては、できるだけAさんの刑の量刑が軽くなるよう、Aさんにとって有利な情状を裁判で主張・立証すべく、裁判の前から様々な準備をいたします(情状弁護)。
その主なものとしては、Vさんとの示談交渉、Aさんにとって有利な証言をしてくれる人との打合せ等です。
仮に、本件で、弁護士の主張・立証が認められた場合、幸いにもVさんの怪我は軽症で済んでいますから、Aさんに前科などがなければ、「情状酌量の余地あり」として、執行猶予付きの判決を受ける可能性が高くなります。
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所では、裁判で有利な情状を的確に主張・立証していくノウハウをもった弁護士が所属しています。
飲酒運転をして過失運転致傷等で起訴されて刑を軽くしたいとお考えの方は、ぜひ一度ご相談いただくことをお勧めします。
(福岡県八女警察署 初回接見費用44,900円)
北九州市門司区の酒気帯び運転 正式裁判回避には交通事件に強い弁護士
北九州市門司区の酒気帯び運転 正式裁判回避には交通事件に強い弁護士
30代男性のAさんは、会社の飲み会でお酒を飲んだ後、飲酒運転を「バレないだろう。大丈夫だろう。」と考え、そのまま車を運転し帰宅することにしました。
ところが、福岡県警察門司警察署の警察官が飲酒検問を行っており、Aさんはアルコール検査を受けることになりました。
その結果、Aさんから血中アルコール濃度が0.22mg検出されたため、酒気帯び運転で検挙されてしまいました。
(フィクションです。)
~酒気帯び運転~
飲酒による交通事件には「酒気帯び運転」「酒酔い運転」「酒気帯び運転による人身事故」「危険運転致死傷」等色々な交通事件があります。
今回は、「酒気帯び運転」を事例に説明したいと思います。
飲酒運転をした本人についての罰則は、「酒酔い運転」「酒気帯び運転」と2段階に分かれて規定されています。
「酒気帯び運転」とは、身体に政令で定める程度以上のアルコールを保有した状態(呼気1ℓ中のアルコール濃度が0.15ml以上の状態)で車両等を運転した場合です。
「酒気帯び運転」の罰則は、3年以下の懲役又は50万円以下の罰金です。
なお、飲酒運転にはほかに、「酒酔い運転」があり、「酒酔い運転」とは、アルコールの影響により正常な運転ができないおそれがある状態(酒に酔った状態)にも関わらず車両等を運転した場合で、罰則は、5年以下の懲役又は100万円以下の罰金 です。
もし、上記事例のAさんが、「酒気帯び運転」で起訴されてしまうと、過去の量刑からは、罰金30万円程度、あるいは3~4年程の執行猶予になることが多いようです。
しかし、同罪の前科があると、場合によっては、10月程の実刑判決となってしまうこともあるようです。
~弁護活動~
酒気帯び運転による事件では、初犯であれば略式裁判による罰金処分で事件が終わることが多いため、起訴猶予による不起訴処分又は略式裁判による罰金処分になるように、つまりは正式裁判にならないように弁護活動を行います。
具体的には、違反行為の態様、経緯や動機、回数や頻度、交通違反歴などを慎重に検討して、酌むべき事情があれば警察や検察などの捜査機関に対して主張します。
ですから、正式裁判を回避したいのなら、早期に弁護士に相談・依頼することをおすすめします。
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所は、交通事件・刑事事件を専門で取り扱っている弁護士事務所で、初回は無料相談を承っています。
酒気帯び運転でお困りの方、正式裁判を回避したいとお考えの方は、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所までぜひご相談ください。
(福岡県警察門司警察署 初回接見費用:41,940円)
【福岡空港での刑事事件】白タク行為で道路運送法違反なら弁護士
【福岡空港での刑事事件】白タク行為で道路運送法違反なら弁護士
国土交通省関東運輸局と警視庁などは12日、羽田空港で無許可のタクシー営業(白タク行為)の取り締まりを実施した。
降車場に止まった自家用車のドライバーに免許証や車検証の提示を求めるなど、「無許可のタクシー行為は罰せられます」と書かれたチラシも配布しました。
また、空港以外においても、訪日中国人観光客らの増加に伴い、東京都内で中国人を中心とした白タク行為が横行しており、警視庁は警戒を強めている。
白タク行為は全国各地の空港や観光地でも問題になっており、大阪府警と京都府警が10~11月に道路運送法違反容疑でそれぞれ摘発している。
(2017年12月12日の産経ニュースの記事です。)
~「白タク行為」とは~
日本で、タクシー事業を行うためには、国土交通大臣の許可が必要とされています(道路運送法4条1項)。
今回問題となっている「白タク行為」とは、国土交通大臣の許可を得ずに無許可でタクシー事業を行うことをいいます。
許可を受けて行われているタクシー事業のタクシーは、緑地に白文字のナンバープレートをつけています。
しかし無許可でタクシー事業を行っている車については、自家用車を用いて行うことになりますので、一般の自家用車と同様の白地のナンバープレートをつけています。
そのため、「白いナンバープレートを付け無許可でタクシー事業をする」=「白タク行為」と呼ばれています。
上記のように、許可を得ずにタクシー事業を行えば、道路運送法違反により「3年以下の懲役若しくは300万円以下の罰金、又はこれらの併科」に処せられてしまい、加えて逮捕・勾留されるなどの大きな代償を負うことになりかねません。
実際に、このブログを書いた本日も、東京や周辺の観光地で、白タク行為を繰り返していたとみられる中国籍の男性が、警視庁に逮捕されたニュースが報道されています。
日本を訪れる外国人観光客が増えているため、福岡においても今後白タク行為の摘発が増えるかもしれません。
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所では、白タク行為による道路運送法違反事件についても無料法律相談を受け付けております。
刑事事件専門の弁護士だからこそ、最近増えてきた犯罪にも柔軟な対応が可能です。
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所にぜひご相談ください。
(福岡県警察福岡空港警察署への初回接見費用:34,600円)
当て逃げは道路交通法違反? 北九州市若松区の刑事事件を弁護士に無料相談
当て逃げは道路交通法違反? 北九州市若松区の刑事事件を弁護士に無料相談
Aさんは、北九州市若松区の駐車場で、停車中の車にぶつけてしまいました。
Aさんは相手の車に傷がついてしまったことに気が付きましたが、バレなきゃ大丈夫と思って逃げ出しました。
後日不安になったAさんが刑事事件に強い弁護士に無料法律相談したところ、当て逃げは道路交通法違反となる場合があると言われました。
(フィクションです)
《 道路交通法 》
自動車を運転中に人をひいてしまったのに逃げ出すひき逃げについては何かしらの犯罪に当たるというイメージを持たれると思います。
では、自動車運転中、壁や他人の自動車にぶつけてしまったのに逃げ出す当て逃げについてはいかがでしょうか。
道路交通法第72条1項は、交通事故があった際には負傷者の救護措置や警察官への報告をすること等を義務付けています。
ここでいう交通事故というのは、人身事故にとどまらず、物損事故をも含みます。
そのため、いかに軽微な物損事故であっても、警察官に報告する必要があります。
では、このような救護措置義務、報告義務に違反した場合にはどうなるでしょうか。
道路交通法第117条の5第1号、第119条第1項第10号は、道路交通法第72条1項に違反した場合に以下のような刑罰を定めます。
救護措置義務違反:1年以下の懲役、又は10万円以下の罰金
報告義務違反:3月以下の懲役、又は5万円以下の罰金
上の事案では、交通事故により負傷者が生じたわけではありませんので、救護措置義務はありません。
しかし、物損事故を起こしており、報告義務があったにもかかわらず、これを怠っています。
したがって、Aさんは報告義務違反として、3月以上の懲役、又は5万円以下の罰金が科される場合があります。
物損事故を起こしてしまった場合には、その場から逃げ出さずきちんと適切な処理をすることが本来は望ましいです。
とはいえ、実際に事故を起こしてしまった際怖くなって逃げてしまうことはあり得ないとはいえません。
万が一、当て逃げをしてしまった場合には、刑事事件に強い弁護士に相談することをお勧めします。
その後いかなる処置をとればより不利益にならないかということをお示しできます。
当て逃げでお困りの方は、刑事事件に強い弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所までご相談ください。
(初回法律相談:無料)
(福岡県警察若松警察署までの初回接見費用:43,140円)
福岡市西区のスピード違反事件で逮捕 実刑回避のためには弁護士
福岡市西区のスピード違反事件で逮捕 実刑回避のためには弁護士
福岡市西区市在住の30代男性のAさんは、高速道路を時速40キロメートル以上の制限速度超過をして、時速120キロメートルで走行していたとして、高速道路をパトロール中の福岡県警察西警察署の覆面パトカーによって逮捕されてしまいました。
警察から赤キップを渡されたAさんは、今後起訴され、実刑判決になってしまうことを不安に思い、刑事事件に詳しい法律事務所に相談することにしました。
(フィクションです。)
~スピード違反と刑事弁護~
スピード違反とは、交通法規で定められた法定速度に違反することで成立する道路交通法違反の犯罪行為のことを言います。
現在、日本のスピード違反検挙では、オービス(無人式自動速度取締機)、ネズミ捕り(有人式速度測定器)、覆面パトカーや白バイなどの高速機動隊追尾(有人追尾式速度測定器)の3種類が取り締まり方法として主になっています。
スピード違反のうち、一般道路では時速30キロメートル以上、高速道路では時速40キロメートル以上の制限速度超過は、告知表(いわゆる赤キップ)による罰金または懲役刑という刑事罰が科せられ、前科となります。
初犯であれば罰金処分になることが多いですが、時速80キロメートルを超えるような大幅な制限速度超過については正式裁判による懲役刑の可能性が出てきますので、上記事例のAさんは罰金処分よりも執行猶予を含む懲役刑になり得る可能性が高いです。
もし、スピード違反で正式裁判になってしまった場合は、裁判所に対して、スピード違反の再発防止のための具体的な取り組みや環境作りが出来ていることを客観的な証拠に基づいて主張・立証することで、実刑判決を回避し、執行猶予付き判決を目指した弁護活動を行います。
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所は、刑事事件を専門で取り扱っている法律事務所です。
スピード違反などの交通違反事件で逮捕されてお困りの方は、ぜひ弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所までご相談ください。
(福岡県警察西警察署 初回接見費用37,100円)
福岡市南区の免許証の不正取得で逮捕 不起訴獲得には弁護士
福岡市南区の免許証の不正取得で逮捕 不起訴獲得には弁護士
40代男性のAさんは、虚偽の申告を行い、運転免許証を不正に取得したとして、福岡県警察南警察署の警察官により呼び出しを受けました。
Aさんは初犯で、運転免許証を不正取得した際に、友人のBさんと一緒に行っており、Bさんも警察から呼び出しを受けています。
(フィクションです。)
~免許不正取得事件で起訴されないためには~
虚偽の申告などにより本物の運転免許証を不正取得した場合、道路交通法違反となります。
運転免許証の不正取得に対しては、2013年の道路交通法改正によって厳罰化され、法定刑が「3年以下の懲役または50万円以下の罰金」に引き上げられています。
運転免許証の不正取得の場合、初犯であれば略式裁判による罰金処分で済むことが多いですが、場合によっては正式裁判になることもあります。
また、同種前科がありながら免許証の不正取得を繰り返している人や執行猶予期間中に免許証の不正取得をした人は、実刑判決を言い渡される可能性が出てきます。
上記事例のAさんの場合、初犯ですので、略式裁判による罰金処分になる可能性が高いです。
しかし、罰金処分になってしまうと、「前科」が付くことになってしまいます。
前科を回避するにあたっては、不起訴処分を獲得していくことが重要となってきます。
不起訴処分を獲得していくためには、検察官に被疑者を裁判にかける必要がないと判断してもらわないといけません。
そのために、弁護活動として、免許証の偽造・不正取得について犯行態様が悪質でないこと、組織的・反復的な犯行ではないことなどを検察官に主張していくことが大切になってきます。
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の弁護士は、免許証の不正取得事件で逮捕されたとしても、事件内容をきちんと把握した上で、弁護士の経験上処分の見通しを適切に立てたうえで、最適の主張をしていきます。
免許証の不正取得で不起訴処分をお望みの方は、ぜひ一度、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の弁護士にご相談ください。
(福岡県警察南警察署 初回接見費用:35,900円)
【公務員による酒気帯び運転】福岡県の刑事事件に強い弁護士が解説
公務員であるAは、仕事帰りに同僚と飲酒した翌日早朝、車を運転して釣りに行く途中に物損事故を起こしてしまいました。
事故現場に駆け付けた警察官に酒臭がすることを指摘されたAは、飲酒検知の結果、呼気1リットル中0.20ミリグラムのアルコールが検出され、酒気帯び運転で現行犯逮捕されてしまいました。
(この事件はフィクションです)
【酒気帯び運転】
テレビや新聞などで飲酒運転が絡む事故がよく報道されています。
昔から飲酒運転による死亡事故は大きな社会問題で、これまで罰則が強化されるなどして、対策が講じられてきましたが、無くならないのが現状で、警察は取り締まりを強化しています。
今回のケースのような、いわゆる残酒運転(前日のお酒が体内に残っている状態で車を運転する行為)も、行為者に「飲酒運転をしている」という認識が少ないと考えられますが、それでも飲酒運転とされています。
飲酒運転には、酒気帯び運転と、酒酔い運転の2種類がありますが、今回は酒気帯び運転について解説します。
酒気帯び運転は,道路交通法第65条第1項に規定された法律で「何人も,酒気を帯びて車両等を運転してはならない」ことが明記されています。
酒気帯び運転の罰則は,3年以下の懲役又は50万円以下の罰金が規定されています。
呼気検査の結果,呼気1リットル中0.15ミリグラム以上のアルコールが検出された場合、酒気帯び運転となります。
酒気帯び運転の量刑は、その犯行形態や、アルコール量に左右されます。
Aのような単純な犯行形態と、アルコール量であれば、初犯でしたら略式罰金となる可能性が大ですが、他の違反を同時に起こしている場合や、アルコール量が多かった場合など悪質と判断されれば、初犯であっても起訴される可能性があるので注意しなければなりません。
【公務員による犯罪】
Aのように公務員が事件を起こしてしまった場合、公務員以外の方が事件を起こした時よりも大きな不利益を被ることとなります。
最近では、公務員が起こした事件は必ずと言っていいほど新聞報道されますし、場合によっては実名報道されることもあります。
そうなってしまえば、失職するだけでなく、近所に事件が知れてしまって引越さなければいけない等、本人だけでなく、家族にまで迷惑をかけることとなり、その後の人生に大きく影響します。
福岡県で刑事事件を起こした公務員の方及び刑事事件に強い弁護士をお探しの方、ご家族、ご友人が酒気帯び運転で警察に逮捕された方は,是非一度,弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所までご相談ください。
福岡県糟屋郡の死亡ひき逃げ事件 自首によって減刑を望む弁護士
Aは、福岡県糟屋郡を車で走行中、歩行者をはねて死亡させる事故を起こしましたが、警察や救急車を呼ぶことなく逃走しました。
被害者が死亡したことを知ったAは、この死亡ひき逃げ事件を捜査していた福岡県粕屋警察署に出頭し、
過失運転致死罪の容疑で逮捕されました。
(平成29年10月30日日テレニュース24掲載事案を基に作成)
さてAの出頭は自首に当たるのでしょうか?福岡県の刑事事件に強い弁護士が解説します。
<< 自首 >>
自首とは、「罪を犯した者が捜査機関に事件が発覚する前に、自発的に自己の犯罪事実を申告し、その処分を求める意思表示をすること」です。
「発覚する前」とは、犯罪の事実、又は警察等の捜査機関が犯人を特定していない場合をいいます。
つまり、警察等の捜査機関に犯罪の事実が発覚していても、犯人が判明していない段階で、犯人自ら警察に出頭した場合は自首が認められる可能性がありますが、すでに警察等の捜査が進み、犯人が判明している段階で警察に出頭した場合は、自首が認められないこともあります。
また自首とは、自ら起こした事件の犯罪事実を申告することなので、取調べにおいて捜査員の質問に答えるだけでは不十分で、積極的に犯罪事実を供述する必要があります。
福岡県糟屋郡で起こった死亡ひき逃げ事件は、警察が事件の発生は把握し、捜査に着手していますが、犯人を特定していたかどうかは分かりません。
Aが福岡県粕屋警察署に出頭した時点で、警察が、死亡ひき逃げ事件の犯人がAであることを特定していなければ、Aが捜査員に対して自らが犯人であることを申告し、犯罪事実を進んで供述すれば、自首が認められる可能性が大です。
ちなみに、自首が認められた場合、その後の処分が軽くなる可能性があります。
また自首して逮捕、勾留された場合には、通常の逮捕によって身体拘束を受ける被疑者と比べて、証拠隠滅や逃亡の虞が低いので、その後の身柄解放が認められ易くなることも考えられます。
刑事事件を起こして警察に自首することをお考えの方は、事前に刑事事件に強い弁護士に相談することをお勧めします。
福岡県粕屋警察署に自首を考えておられる方、福岡県の死亡ひき逃げ事件でお困りの方は、刑事事件専門の法律事務所、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所にご相談ください。
(初回相談費用:無料)
(福岡県糟屋警察署までの初回接見費用:3万7,200円)