Archive for the ‘刑事事件’ Category

北九州市小倉南区の偽装結婚事件で取調べ 外国人事件の解決には刑事事件専門の弁護士

2017-12-17

北九州市小倉南区の偽装結婚事件で逮捕 外国人事件の解決には刑事事件専門の弁護士

北九州市小倉南区在住のAさんは、お金ほしさから,飲食店で働く在留資格がほしいというフィリピン国籍の女性Bさんと婚姻関係を結びました。
AさんとBさんの関係が偽装結婚であることが発覚し、Aさんは福岡県警察小倉南警察署公正証書原本不実記載・同行使の容疑で取調べを受けています。
困ったAさんは,刑事事件に詳しい弁護士無料法律相談することにしました。
(フィクションです。)

~偽装結婚とは~

「偽装結婚」とは、婚姻生活の実態のない結婚のことをいいます。
日本における偽装結婚でよくある事例としては、外国籍の方と日本国籍の方が、婚姻の意思がないのに日本で定められた方式に従って婚姻届を提出するケースです。
この場合、外国籍の方が日本で偽装結婚をするメリットは、「日本人の配偶者等の在留資格」を取得できるという点です。

では、偽装結婚が発覚してしまった場合には、どのような罪に問われてしまうのでしょうか。

一般的には、刑法第157条の「公正証書原本不実記載・同行使罪」、または、「電磁的公正証書原本不実記録・同供用罪」が成立する可能性が高いです。
公正証書原本不実記載罪」「電磁的公正証書不実記録罪」のどちらも、刑法157条に規定されています。

・公務員に対し虚偽の申立てをして、登記簿・戸籍簿などの権利や義務に関する公正証書の原本に不実の記載をさせると「公正証書原本不実記載罪
・公務員に対し虚偽の申立てをして、権利や義務に関する公正証書の原本として用いられる電磁的記録に不実の記録させると「電磁的公正証書原本不実記録罪」となります。
原本である戸籍や住民票、車検証などが、コンピューターで処理される場合にはこちらの罪が適用されます。
どちらの罪でも、法定刑は「5年以下の懲役又は50万円以下の罰金」です。

刑法158条では、「偽造公文書等行使罪」が規定されており、公正証書原本不実記載罪に規定された不実記載の文書・図画を行使した場合、157条1項の電磁的記録(不正記録電磁的公正証書原本)を公正証書の原本としての用に供した場合に成立します。

偽装結婚の場合は、当事者双方に婚姻の意思がないにもかかわらず、見かけだけ結婚を装って婚姻届を提出し、戸籍簿の原本や原本として用いられる電磁的記録に不実の記載・記録である婚姻した旨を記載・記録させ、行使、供用しているので、「公正証書原本不実記載・同行使罪」もしくは「電磁的公正証書原本不実記録・同供用罪」が成立する可能性が高いのです。

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所は、刑事事件専門の弁護士事務所ですので、外国人の刑事事件や偽装結婚事件もお取り扱いがあります。
偽装結婚で捜査されていて困っている方、ご家族が逮捕されてしまいお困りの方は、ぜひ弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所までお問合せください。
(福岡県警察小倉南警察署への初見接見費用:40,240円)

北九州市小倉北区の不正アクセス禁止法違反事件 刑事事件に強い弁護士に相談

2017-12-16

北九州市小倉北区の不正アクセス禁止法違反事件 刑事事件に強い弁護士に相談

Aさんは、友人のパスワードを勝手に用いてオンラインゲームにログインしました。
このことに気づいたAさんの友人が110番通報したため、Aさんは福岡県警察小倉北警察署の警察官に不正アクセス禁止法違反の容疑で逮捕されました。
Aさんが逮捕されたことを知ったAさんの家族は刑事事件に強い弁護士無料法律相談しました。
(平成29年11月24日西日本新聞掲載事案を基に作成)

<< 不正アクセス禁止法 >>

今日の情報化社会において不正アクセスを防止するために、不正アクセス行為の禁止等に関する法律(不正アクセス禁止法)という法律があります。
不正アクセス禁止法第3条は不正アクセス行為を禁止していますが、不正アクセス行為とは、他人の識別符号(IDやパスワードなど)を入力して特定の機能を利用しうる状態にさせる行為などをいいます。
具体的には、他人のパスワードを用いてオンラインゲームやSNSにログインする行為が不正アクセス行為に当たります。
ここでのポイントは、ゲーム内の装備を盗んだりしなくともログインするだけで不正アクセス行為にあたるということです。
もっとも、他人のパスワード使用につき本人から許可を得ている場合には、不正アクセス行為にはあたりません。
上の事案のAさんは友人のパスワードを勝手に用いてオンラインゲームにログインしていますので、不正アクセス行為として不正アクセス禁止法第3条違反となる可能性が大きいです。

また、不正アクセス法は他人の識別符号の不正取得や不正保管、入力を不正に要求する行為をも禁止しています。
それから、不正アクセス行為を助長する行為も禁止されており、例えば他人のパスワードを知っている人がそれを他人に教えるなどの行為がこれにあたります。

不正アクセス禁止法第3条の法定刑は3年以下の懲役又は100万円以下の罰金です。
不正アクセス禁止法違反で逮捕された場合、起訴されればこのような判決を受ける可能性があります。
とはいえ、弁護活動や示談成立の有無によっては、逮捕された場合でも不起訴となったり、起訴された場合でも執行猶予や刑罰が軽くなったりする場合があります。
そのため、不正アクセス禁止法違反で逮捕・取調べを受けている場合には早い段階で刑事事件に強い弁護士無料法律相談することをお勧めします。
不正アクセス禁止法違反でお困りの方は、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所までご相談ください。
(初回法律相談費用:無料)   
(福岡県警察小倉北警察署までの初回接見費用:39,740円)

福岡県筑紫野市の無車検車運行事件 車検切れ・自賠責保険切れを相談できる弁護士

2017-12-12

福岡県筑紫野市の無車検車運行事件 車検・自賠責保険が切れていて困ったら弁護士へ相談

50代男性Aさんは、路上で、福岡県警察筑紫野警察署の警察官が行う交通検問を受けたところ、運転していた自動車が車検切れであることが発覚し、同時に自賠責保険の期限も切れていることも発覚しました。
Aさんは警察署へ任意同行されて取調べを受けています。
(フィクションです。)

昨日から解説している無車検車運行罪は、車検を一度も受けたことがない場合はもちろん、車検証の有効期間が切れたいわゆる「車検切れ」で自動車を運転した場合なども該当します。
ただし、車検切れの状態であることを知らなかったのであれば、このような罰則を受けることはありません。
たとえ無車検車運行の罪に問われても、不起訴処分・無罪になります。

さて、一般的に、車検切れの状態で自動車を運転し、無車検車運行による道路運送車両法違反が成立するときは、同時に自賠責保険の期限も切れていることが多いと言われています。
この自賠責保険が切れている状態で自動車等を運行すると、上記犯罪とは別に、「無保険車運行」(自動車損害賠償保障法違反)の罪が成立することになり、こちらも刑事処罰の対象となります。
法定刑は、1年以下の懲役又は50万円以下の罰金です。

車検切れ自賠責保険切れによる無車検車運行罪無保険車運行罪の容疑をかけられたら迅速に弁護士に相談しましょう。
迅速なご相談が釈放不起訴処分・無罪等につながります。

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所は車検切れ、自賠責保険切れ等の交通事故・交通違反事件に強い刑事事件専門の法律事務所です。
刑事事件に特化した弁護士が交通事故・交通違反事件における不起訴処分無罪獲得のご相談に親身に対応致します。
(初回無料法律相談:無料。福岡県警察筑紫野警察署への初回接見費用:36,800円)

福岡県春日市の無車検車運行事件 車検切れについて解説する弁護士

2017-12-11

福岡県春日市の無車検車運行事件 車検切れについて解説する弁護士

50代男性Aさんは、福岡県春日市内の路上で、福岡県警察春日警察署の警察官が行う交通検問を受けたところ、運転していた自動車の車検が切れていたことが発覚しました。
Aさんは警察署へ任意同行されて取調べを受けた結果、Aさんは車検が切れている状態を認識しながら自動車を運転していたことが判明し、無車検車運行の罪で今後も在宅事件としての捜査を受けることになると警察官に言われました。
前科をつけたくないと考えたAさんは、交通事件に強いと評判の弁護士事務所弁護士無料法律相談に行きました。
(フィクションです。)

車検とは、「自動車検査登録制度」の略称です。
自動車などが法定された安全基準を備えていることを確認し、その所有権を公証する制度です

日本では、法律上、新車時を除いて2年に1回車検を受けることが義務付けられています。
無車検の車を公道で運転した場合、道路運送車両法違反の犯罪として刑事処罰の対象となります。
なお、車検というのは公道を走る場合に受けておかなければならないというものなので、車を所有していても、例えば、「駐車場に放置しているだけで乗っていない」、「今後も乗る気がない」という場合であれば、無車検であっても(=車検を受けていなくても)罪にはなりません。
あくまで罪になるのは、車検を受けていない(無車検)の車で公道を走行した場合です。
詳しくは明日のブログでお話ししますが、他にも無車検車運行事件の場合には注意すべき点があります。

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所は、無車検車運行事件をはじめとする交通事故交通違反事件に強い刑事事件専門の法律事務所です。
交通事故交通違反事件における不起訴処分・無罪獲得のご相談に親身に対応致します。
無車検者運行の罪で捜査されてお困りの方は、お気軽に弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所にお問合せ下さい。
(初回の法律相談:無料、福岡県警察春日警察署までの初回接見費用:36,600円。)

福岡市博多区の単純賭博事件 刑事弁護に強い弁護士に相談!

2017-12-05

福岡市博多区の単純賭博事件 刑事弁護に強い弁護士に相談!

Aさんは、自宅で友人とトランプ賭博をしたとして、単純賭博罪の容疑で福岡県警察博多警察署の警察官に逮捕されました。
Aさんの家族は刑事事件に強い弁護士に相談することにしました。
(フィクションです)

<< 単純賭博罪 >>

単純賭博罪は刑法185条に定められており、健全な経済的風俗を害する犯罪です。
賭博とは、偶然の勝敗によって財物や財産上の利益を争う行為をいいます。
この「偶然の」というのがポイントであり、例えばいかさま賭博のようにだれか一人が常に利益を得るような場合には単純賭博罪ではなく詐欺罪が成立します。

また、「一時の娯楽に供する物」を賭けた場合には単純賭博罪は成立しません。
例えばその場で食べるお菓子や、今晩の飲み代などがこれにあたり、これを賭けたとしても単純賭博罪にはあたりません。
このように、経済価値が小さく、その場で費消するものを賭けても単純賭博罪には当たりませんが、判例は金銭そのものを賭ける場合には額の大小にかかわらず単純賭博罪の成立を認める傾向にあります。

それから、常習として賭博をした場合には単純賭博罪ではなく、刑法186条1項の常習賭博罪が成立します。
常習かそうでないかは、賭博の種類や賭け金の大小、賭博が行われた期間や前科の有無といった事情を考慮して判断されます。
賭け金が大きかったり、長期にわたって賭博をしていた場合には、常習賭博罪が成立する可能性が大きいでしょう。

単純賭博罪の法定刑は50万円以下の罰金又は科料であり、常習賭博罪になると3年以下の懲役となります。
賭博罪で起訴された場合には、このような刑罰を受ける場合があります。
窃盗罪や傷害罪のように被害者がいる犯罪では、被害弁償をすることで不起訴になったり、執行猶予付判決が言い渡されたり,刑が軽くなる可能性があります。
しかし、賭博罪はいわゆる「被害者なき犯罪」ですから、被害弁償という手段は難しいでしょう。
賭博罪で逮捕された場合には、まずは刑事事件に強い弁護士に相談することをお勧めします。
弁護士の弁護活動により、身柄解放が認められたり、あるいは不起訴処分執行猶予となって実刑を回避できる場合もあります。
単純賭博罪でお困りの方は、刑事事件に強い弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所までご相談ください。

(初回法律相談:無料)
(福岡県警察博多警察署までの初回接見費用:3万4,300円)

【中洲の風俗店従業員を逮捕】風営法違反事件に強い刑事事件専門の弁護士

2017-12-03

公安委員会から風俗営業の許可受けている,福岡市(中州)の風俗店従業員Aは,店の前の路上で客引き行為をした事実で,風営法違反の容疑で警察に逮捕されてしまいました。
(この事件はフィクションです)
風営法違反事件に強い、刑事事件専門の弁護士が、この事件を解説します。

【風営法違反】

風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律のことを略して風営法といいます。
客引き行為は,風営法で禁止されています。
風営法第22条第1号で、風俗営業を営む者が,営業に関し客引きすることを禁止しており,同条第2号では、風俗営業を営む者が,営業に関し客引きをするため,道路その他公共の場所で,人の身辺に立ちふさがり,又はつきまとうことを禁止しているのです。

この風営法第22条は,風俗営業を営む者が当該営業を営むに当たって遵守しなければならない事項のうち,直接罰則で担保する必要があるものを風営法上の遵守事項と区別し,禁止行為として定めた規定です。
風俗営業を営む者の禁止行為が法律事項となっているのは,営業者はもとより利用者の利便にも視するからです。
また,第22条の規定は,風俗営業を営む者であって風俗営業者に限られない。
つまり,無許可で風俗営業を営む者についても,この規定が適用されることになります。

客引き行為をした従業員は,法律上,1年以下の懲役又は100万円以下の罰金に処せられる可能性があります。
また,客引き行為は、Aのように実際に客引きをした従業員を罰するだけではなく,風俗店の代表者なども法律上,罰金を科せられることになります(両罰規定)。
つまり、今回の事件では、Aだけでなく、Aが働いている福岡市(中州)の風俗店の経営者等も刑事罰の対象となるのです。

そのため、従業員や経営者の方が,風営法違反事件で警察の取調べを受けたり,逮捕されたりして、不安やお悩みをかかえている、福岡市(中州)の風俗店関係者の方は,弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所にご相談ください。

福岡空港警察署で逮捕 刑事事件専門の銃刀法違反に強い弁護士

2017-11-28

~ケース~
先日、福岡空港で刃渡り15センチの折り畳み式ナイフを所持していた男が福岡県福岡空港警察署に逮捕されました。
(このお話はフィクションです。)
銃刀法違反を、福岡県の刑事事件専門の弁護士が解説します。

銃砲刀剣類所持等取締法(以下「銃刀法」とする。)

銃刀法第22条で正当な理由なく刃渡り6センチをこえる刃物の携帯を禁止しています。
銃刀法でいう「刃物」とは、包丁、ナイフ類、鎌、切出し、はさみ等です。
ちなみに、はさみについては、刃体の長さが8センチをこえ、刃体の先端部が鋭く、刃が鋭利なものについては銃刀法違反に該当するので注意しなければなりません。
銃刀法第22条でいう「携帯」とは、正当な理由なく直に持ち歩いたり直ちに使用できる範囲に置く事です。
また、「何かあった時のために」「護身用として」というのは正当な理由とはならないので注意しなければなりません。
銃刀法第22条に違反した場合、2年以下の懲役若しくは30万円以下の罰金を科せられるおそれがあります。

銃刀法違反の捜査

銃刀法違反に該当する刃物を携帯していて逮捕されるケースのほとんどは現行犯逮捕です。
警察官の職務質問を受け、その際に所持品検査をされて刃物が発見されるケースが大半を占めます。
今回のケースでは、飛行機に搭乗する際の手荷物検査でナイフが発見されているのですが、当然、このようなケースでも銃刀法でいうところの刃物の携帯に該当します。
銃刀法違反で逮捕された場合、その後の取調べで、携帯していた刃物の入手先や、携帯目的について取調べを受けることとなり、場合によっては勾留されてしまうこともあるので、早急に、刑事事件専門の銃刀法違反に強い弁護士からアドバイスを受けることをお勧めします。

ご家族、ご友人が福岡県福岡空港警察署に逮捕された方、福岡県で、刑事事件専門の弁護士、銃刀法違反に強い弁護士をお探しの方は、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所にご相談ください。
法律相談、接見のご予約はフリーダイヤル0120-631-881にお電話ください。

福岡県嘉麻警察署に逮捕 犯人蔵匿罪に強い弁護士

2017-11-15

Aは、窃盗事件の被疑者として福岡県嘉麻警察署に呼び出されて取調べを受けている友人を自宅に匿ったとして、犯人蔵匿罪の容疑で逮捕されました。
Aの家族は、刑事事件に強い弁護士に相談することにしました。
(フィクションです)

犯人蔵匿罪は、罰金以上の罪を犯した者を蔵匿することで、刑法103条に規定されています。
蔵匿とは、警察官など捜査機関による犯人の発見や逮捕を防ぐために場所を提供して犯人を匿うことをいいます。
Aは、窃盗罪の犯人として警察の取調べを受けている友人に自宅を提供して匿っていますので、犯人蔵匿罪にあたると言えます。
場所を提供して犯人を匿う以外の方法で、捜査機関の発見又は逮捕を免れさせた場合は犯人隠避罪に当たります。
例えば「これで遠くへ逃げろ」と言って犯人に逃走用の資金を提供する他、着替えの服や逃走用の車を用意する行為も犯人隠避罪に当たります。
ちなみに犯人隠避罪も、犯人蔵匿罪と同様に刑法103条に規定される犯罪です。

また、真犯人だけでなく、捜査の対象になっている者を蔵匿した場合も犯人蔵匿罪に当たります。
例えばAの友人が窃盗事件の犯人でなかったとしても、取調べを受けて捜査の対象となっている以上、友人は犯人蔵匿罪の対象となるので、Aは犯人蔵匿罪に抵触することとなります。

犯人蔵匿罪で警察に逮捕されると、約1ヶ月近くの間、逮捕・勾留による身体拘束を受ける場合がありますが、早期に刑事事件に強い弁護士を選任することで、このような身体拘束を回避できる可能性が生まれます。
また犯人蔵匿罪で起訴された場合、2年以下の懲役又は20万円以下の罰金が科せられる虞がありますが、刑事事件に強い弁護士によって執行猶予付の判決となって刑務所への服役を免れることもあります。

ご家族、ご友人が犯人蔵匿罪で逮捕された方、福岡県嘉麻警察署の取り扱う刑事事件でお悩みの方は、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所までご相談ください。
(初回法律相談:無料)
(福岡県嘉麻警察署までの初回接見費用:4万3,900円)

北九州市の刑事事件【建造物侵入】不起訴に導く刑事事件に強い弁護士

2017-11-08

北九州市の刑事事件【建造物侵入】不起訴に導く刑事事件に強い弁護士

先日、北九州市小倉北区において、入口にオートロック式の施錠のあるマンションで、このマンションの住民が開錠した後について一緒にマンション内に侵入した男が、建造物侵入罪福岡県小倉北警察署に逮捕されました。
(平成29年10月16日西日本新聞掲載事案を基に作成)

~ 建造物侵入罪(刑法130条前段) ~ 

正当な理由なく人の看守する建造物に不法に入ると建造物侵入罪に抵触します。
建造物侵入罪は、建造物への不法な立ち入りを禁止することで、建造物の管理者が建造物に誰を立ち入らせるかの自由を保護する法律ですので、建造物の管理者の意思に反して建造物に侵入することが建造物侵入罪に当たります。

北九州市小倉北区の事件が起こったマンションでは、入り口にオートロック式の施錠を設けることで、このマンションの管理者が、マンションの住民及び住民の許可を受けた者以外がマンションに入ることを認めていないと解することができます。
当然、住民が開錠したのについて勝手にマンション内に入る行為は、管理者の意思に反して侵入したとして、建造物侵入罪にあたります。

~ 建造物侵入罪で逮捕されたら ~

ご家族、知人が建造物侵入罪で逮捕されたら早期に刑事事件に強い弁護士を選任することをお勧めします。
建造物侵入罪で逮捕された場合、逮捕から48時間は警察署に留置されて取調べを受けることとなり、この間に警察が釈放するか否かを決定します。
警察の取調べでは、侵入目的を厳しく取調べられる可能性が高く、48時間の取調べでそれが判明しない場合は勾留される虞があります。
勾留が決定すれば、決定した日から10日~20日間、再び警察署の留置場に拘束されて取調べを受けることとなるのです。
建造物侵入罪の罰則は「3年以下の懲役又は10万円以下の罰金」が規定されていますが、初犯で、余罪がなければ、被害者と示談することによって不起訴を期待することができます。
ただ拘束期間が長くなれば、事件が職場に知れてしまい失職する等、大きな不利益を被る可能性があるので注意しなければなりません。

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の弁護士は、接見の即日対応が可能です。
北九州市小倉北区で警察に逮捕された方の接見依頼や、建造物侵入罪でお困りの方の法律相談は、福岡の刑事事件い強い弁護士、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所にご連絡ください。

(初回法律相談:無料)
(福岡県小倉北警察署までの初回接見費用:3万9,740円)

福岡県飯塚市の保険金目的の放火事件 刑事事件に強い弁護士が詐欺未遂罪を解説

2017-11-05

昨日、福岡県飯塚警察署管内で起こった火災保険金目的の放火事件における、非現住建造物等放火罪について紹介しましたが、本日は、詐欺未遂罪について、福岡県の刑事事件に強い弁護士が解説します。

<<詐欺罪>>
詐欺罪は、他人から財物をだまし取る犯罪です。
詐欺罪は、「①人を騙す(欺罔行為)→②騙される(錯誤)→③財産的処分行為→④財物の交付」の構成要件から成り立ち、これらには因果関係が必要となります。
また、詐欺罪は財物の交付だけでなく、欺罔行為によって、錯誤に陥った人から財産上不法の利益を得た場合でも成立します(2項詐欺)。

飯塚市で起こった保険金目的の放火事件で、Aは、保険会社に火災保険金を請求しています。
当然、自らの放火が原因で起こった火事に対しては、保険金は支払われませんので、Aが保険会社に保険金の請求をする行為を、詐欺罪の欺罔行為と捉えることができます。
しかしながら、保険会社からAに保険金が支払われることはありませんでした。
つまり詐欺罪の構成要件である④財物の交付が欠けているので、火災保険金を保険会社から騙し取ろうとしたAの行為は、詐欺未遂罪にとどまるのです。
仮にAの事件で、Aが保険金目的で放火しただけで、保険会社に保険金を請求しなかった場合は、詐欺罪の着手とされる①欺罔行為がないので、詐欺未遂罪も成立しません。

≪罰則≫
もしAが、非現住建造物等放火罪と詐欺未遂罪の2つの罪で起訴された場合、併合罪となり、法定刑の重いほうの刑の長期懲役刑が1.5倍となる可能性があります。
非現住建造物等放火罪でAは他人所有の非現住建造物に放火しているため、ここでの法定刑は2年以上の有期懲役(最長で20年)です。
詐欺未遂罪の法定刑は、詐欺罪と同じ10年以下の懲役ですので、Aには、非現住建造物等放火罪の最長懲役刑20年を1.5倍した、最長で30年の懲役が科される可能性があります。

福岡県飯塚市で、詐欺罪詐欺未遂罪でお困りの方、ご家族、ご友人が警察に逮捕された方は、福岡県で刑事事件に強い、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所に、ご相談ください。
(初回法律相談:無料)

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