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【福岡県宮若市 放火事件】執行猶予のため刑事事件の弁護士が接見
【福岡県宮若市 放火事件】執行猶予のため刑事事件の弁護士が接見
Aさんは,友人Bさんに賃貸していたAさん所有の倉庫を放火したとして,福岡県直方警察署に非現住建造物等放火罪の容疑で逮捕されました。
Aさんの家族は,執行猶予にしてもらいたく刑事事件に強い弁護士に接見を依頼することにしました。
(フィクションです)
~ 非現住建造物等放火罪(刑法109条) ~
非現住建造物放火罪の要件は
放火して,現に人が住居に使用せず,かつ,現に人がいない建造物等を焼損した
となっています。
非現住建造物等放火罪は,その客体を他人所有と自己所有とに分け,他人所有の場合は罰則が2年以上の有期懲役(刑法109条1項),自己所有の場合は6月以上7年以下の懲役(同条2項)です。
なお,自己所有の場合は,公共の危険が生じなかった場合には罰せられません。
ところで,刑法第115条は,建造物等が自己所有に係るものであっても,差押えを受けたり,他人に賃貸したり,保険に付したものである場合には,他人の物を焼損した者の例によると規定しています。
そうすると,本件では,刑法109条1項が適用され,Aさんには他人所有の非現住建造物等放火罪が成立し得ることになります。
一般的に,放火は,特定の個人の生命,身体,財産を侵害するとともに,不特定多数者の生命,身体,財産に不測の侵害を及ぼす危険を有する危険罪と言われています。
よって,他の犯罪と比べても罰則が高めであり,執行猶予獲得のハードルは高いです。
ただ,執行猶予獲得には「3年以下の懲役刑」を受けることが要件の一つであり,これからすると非現住建造物等放火罪の場合でも,他人所有,自己所有に関係なく執行猶予を獲得することは法律上可能です。
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所は,放火事件をはじめとする刑事事件専門の法律事務所です。
お困りの方は,0120-631-881までお気軽にお電話ください。
(福岡県直方警察署までの初回接見費用:41,400円)

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所福岡支部は、福岡県を中心として刑事事件・少年事件を専門に取り扱う法律事務所です。
刑事事件・少年事件の弁護経験が豊富な弁護士が、初回の相談や接見から事件解決まで一貫して、適切な対応を致します。
当事務所は、土日祝日を含め、24時間体制で、無料相談や接見(面会)・同行サービスのお電話を受け付けております。お急ぎの方につきましては、お電話をいただいたその日中に相談・接見等の弁護サービスをご提供しております。
刑事事件や少年事件に関するお悩みをお持ちの方は、ぜひ当事務所にご相談ください。
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所 福岡支部 弁護士紹介
福岡県 条例改正で自画撮り画像要求禁止へ 刑事事件弁護士解説
福岡県 条例改正で自画撮り画像要求禁止へ 刑事事件弁護士解説
福岡県は,自画撮り画像の要求行為の禁止とそれに対する罰則を盛り込んだ福岡県青少年健全育成条例の改正案を,県議会9月定例会に提案する予定で,改正法の年内施行を目指しているとのことです。
(8月11日付西日本新聞ニュースを基に作成)
~ 自画撮り画像の要求行為の禁止 ~
近年,スマートフォンなどの普及にともない,少年少女がSNSなどで知り合った相手に騙されたり脅されたりして画像を送らされる被害が増加しており,福岡県内での18歳未満の青少年の自撮り画像の要求に係る被害は,2015年・23人,16年・31人,17年・47人と増加傾向にあるようです。
条例の改正はこうした傾向を受け,児童ポルノに係る被害を未然に防止すうことを目的とするものです。
つまり,児童買春・児童ポルノ禁止法(略称)では,児童(18歳未満の者)に性的な画像データ等を送るよう要求しただけでは処罰の対象とはされず,実際にこれを入手した段階で,児童ポルノ製造罪や所持罪などに問われることになっています。
そこで,条例では,こうした行為の前段階の行為としての児童ポルノ等(自画撮り画像等)の要求行為を禁止しようとしているのです。
全国では,東京都,兵庫県,京都府が条例に同様の規定を設けています。
ちなみに,東京都青少年の健全な育成に関する条例18条の8では,
1号 青少年から拒まれたにもかかわらず,当該青少年に係る児童ポルノ等の提供を行うように求めること
2号 青少年を威迫し,欺き,若しくは困惑させ,又は青少年に対し対償を供与し,若しくはその供与の約束をする方法により,当該青少年に係る児童ポルノ等の提供を行うように求めること
を禁止しています(罰則:30万円以下の罰金)。
福岡県ではどのような規定にるか分かりませんが,詳細はおってご紹介いたします。
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所は,援交・淫行事件などの刑事事件のみを専門に取り扱う法律事務所です。
児童買春,児童ポルノ等でお困りの方は,フリーダイヤル0120-631-881までお電話ください。
無料法律相談,初回接見サービス等を24時間受け付けています。
(福岡県中央警察署までの初回接見費用:35,000円)

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【福岡県春日市 飲酒場所提供罪】釈放なら刑事事件弁護士
福岡県春日市 飲酒場所提供罪 釈放なら刑事事件弁護士
スポーツジムのインストラクターであるAさんは,自宅でジムで顔見知りであったVさん(17歳)と飲酒しようと考え,Vさんに「今から飲むけど自宅へ来ない?お酒用意しているから」などとメールし,Vさんを自宅へ招き入れました。
その後,Vさんの帰宅を心配したVさんの両親がVさんを質したところ,VさんはAさんと飲酒したことを話しました。
そこで,Vさんの両親が春日警察署へ行き本件が発覚したことから,Aさんは福岡県青少年健全育成条例違反で逮捕されました。
Aさんの両親から依頼を受けた弁護士が接見しました。
(8月6日付西日本新聞の記事を基に作成したものです)
~ 飲酒の場所の提供罪 ~
福岡県青少年健全育成条例(以下,条例)33条1項6号では
何人も,飲酒又は喫煙が青少年になされること又は青少年がこれらの行為を行うことを知って,飲酒又は喫煙の場所を提供し,又は周旋してはならない
※青少年=18歳未満の者(他の法令により成年者と同一の能力を有するとされるものを除く。)
と定めています。
提供とは,青少年が飲酒をなしうる状態に置くことをいい,実際に飲酒したかどうかは問いません。
提供した場所については,行為者が事実上支配力を有するものであることを要します。
罰則は20万円以下の罰金又は科料(条例38条4項13号)です。
本罪については,他の性犯罪,たとえば児童買春,強制わいせつ,(各都道府県が定める青少年育成条例の)淫行の罪などが伴いやすいと言えます。
実際の事例でも,行為者が相手方に対償の供与の約束をして性交等に及んだとして,本罪の他に児童買春でも逮捕されています。
そうなれば,逮捕・勾留されるリスクは格段に高まります。
早期の身柄釈放をお望みの場合は,まずは刑事事件専門の弁護士に接見を依頼し,身柄釈放に向けた活動を開始されることををお勧めいたします。
同時に,事実を認める場合には,被害者側(主に被害者の保護者)との示談交渉も大切です。
早めに示談の意向を示せば,早期の身柄釈放,不起訴などの結果に繋がりやすくなります。
逮捕・勾留された場合,結果を出すには何よりスピード感を持って活動することが大切です。
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所は刑事事件専門の法律事務所で,弁護活動は刑事事件に特化していますから,スピード感を持って刑事弁護に専念することが可能です。
0120-631-881で24時間,初回接見サービス,無料法律相談等を受け付けております。
(春日警察署までの初回接見費用:36,600円)

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【福岡県筑後市 ドライバー携帯で逮捕】刑事事件弁護士が接見
福岡県筑後市 ドライバー携帯で逮捕 刑事事件弁護士が接見
Aさんは,自動車の後部座席にマイナスドライバー2本を積載していたとして,福岡県筑後警察署の警察官に,特殊開錠用具の所持の禁止等に関する法律違反で逮捕されました。
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の弁護士が,Aさんと接見しました。
(フィクションです)
~ 特殊開錠用具の所持の禁止等に関する法律 ~
特殊開錠用具の所持の禁止等に関する法律(以下,法律)は,侵入犯罪を企図する者による建物への侵入を未然に防止し,侵入犯罪の防止に資することとを目的に定められた法律です。
軽犯罪法1条3号にも同様の規定がありますが,法律では,より建物への侵入に結び付く危険性が高い器具に限って所持,携帯等を禁止し,罰則を設けています。
法律2条2号は,ピッキング用具その他の専ら特殊開錠を行うための用具を「特殊開錠用具」と定義し,業務その他正当な理由による場合を除く所持を禁止しています(法律3条)。
次に,法律2条3号は,ドライバー,バールその他の工具であって,建物錠を破壊するため又は建物の出入口若しくは窓の戸を破るために用いられるもののうち,政令で定めるものを「指定侵入工具」と定義し,業務その他正当な理由による場合を除いて,隠して携帯することを禁止しています(法律4条)。
ドライバーについては,政令で次のいずれにも該当する場合「指定侵入工具」とする旨定めています。
1 先端部が平らで,その幅が0.5センチメートル以上であること
2 長さ(専用の柄を取り付けることができるものにあっては,柄を取り付けたときの長さ)が15センチメートル以上であること
罰則は法律3,4条とも1年以下の懲役又は50万円以下の罰金です(法律16条)。
指定侵入工具については,建物侵入を企図していなくても一般の方々であれば車等に積載するなどして携帯していることが多いかと思われます。
しかし,上記のように,業務その他正当な理由のない場合の携帯は犯罪となり,場合によっては逮捕されるかもしれませんので注意が必要です。
仮に,職務質問を受けたり,逮捕されそうになった場合は,すぐに刑事事件専門の弁護士にご依頼ください。
まずは,接見において逮捕された方から話を聴き,話の内容に応じて適切な対応をアドバイスいたします。
(福岡県筑後警察署までの初回接見費用:41,700円)

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【福岡県糸島市 軽犯罪法違反】 前科回避なら刑事事件弁護士
福岡県糸島市 軽犯罪法違反 前科回避なら刑事事件弁護士
Aさんは,糸島市の海水浴場に設けられらた飲食店で,殊更お尻を強調するブーメラン型のパンツを着用していたところ,通報を受け駆け付けた福岡県糸島警察署の警察官に軽犯罪法違反で事情を聴かれることになりました。
Aさんとしては,海水浴場に行ったついでなので問題ないだろうと軽く考えていました。
Aさんは,前科を付けられてはたまらないと思い,刑事事件専門の弁護士に無料法律相談しました。
(フィクションです)
~ 身体露出の罪 ~
ただいま,海水浴シーズンの真っ只中!
海などのレジャーに出かけられる方も多いのではないでしょうか?
ですが,行き過ぎた行為は思わぬ犯罪に当たるおそれがあり要注意です。
身体露出の罪は軽犯罪法1条20号に規定されています。
公衆の目に触れるような場所で公衆にけん悪の情を催させるような仕方でしり,ももその他の身体の一部をみだりに露出した者
公衆の目に触れるような場所
不特定又は多数人に見られる可能性のある場所をいい,「ような場所」とあるように,現に公衆に目に触れられていることを要しません。
公衆にけん悪の情を催させるような仕方
これに該当するかどうかの判断が難しいです。
抽象的には,一般の通常人の風俗感情上不快の念を与えるものをいい,行為者の性別,年齢,露出される部分,行為者の態度,姿態,行為の場所及びその周辺の情況などを総合考慮して判断されるものと思われます。
本件では,Aさんが履いていたパンツが通常の海水パンツではなく,履いていた場所が飲食店だったことから周囲の人が不快に感じられ警察に通報されたものと思われます。
軽犯罪法の罰則は拘留又は科料と他の犯罪に比べ比較的軽微ですが,起訴され,有罪となり確定すれば前科となります。
ご相談者の中には,このように比較的軽微な罪だからこそ前科を付けられるのを避けたいとい方もおられます。
前科を避けるには,まずは不起訴獲得を目指すのが賢明です。
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無料法律相談等を24時間受け付けております。
(福岡県糸島警察署までの初回接見費用:37,800円)

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佐賀県三養基郡基山町で執行猶予経過後に万引き 執行猶予が可能か
佐賀県三養基郡基山町で執行猶予経過後に万引き 執行猶予が可能か
私(Aさん)は,平成30年7月27日に,佐賀県三養基郡基山町のスーパーで万引きした(本件)ところを店員に見つかり,その後,佐賀県鳥栖警察署まで任意同行を求められ,取調べを受けました。
私は,平成25年7月1日に,鳥栖簡易裁判所で同じ万引き(窃盗罪)により懲役1年,3年間執行猶予の判決(同年7月16日自然確定)を受けています。
私は,再び執行猶予を獲得することは可能でしょうか?
(フィクションです)
~ 執行猶予期間が経過した場合の効果 ~
Aさんは,前刑で3年間の執行猶予判決を受けていますが,その期間の起算日は判決が確定した日です。
Aさんの場合,平成25年7月2日から起算して同年7月15日までが控訴申立期間になります。
そして,その翌日の7月16日が確定日となるのです(上訴取下げなどなく14日間の不服申立て期間が経過して確定することを自然確定といいます)。
平成25年7月16日から3年間執行猶予の期間ということは,平成28年7月15日が執行猶予期間満了日となり(正確には,平成28年7月15日午後12時),同年7月16日を迎えれば執行猶予期間が経過したと言えるわけです。
よって,本件は,執行猶予期間経過後の犯行ということになります。
執行猶予期間が経過した場合,刑の言渡しは効力を失い(刑法27条),経過後に犯罪を犯したとしても,全部の執行猶予の要件につき定めた刑法25条1項1号の「前に禁錮以上の刑に処せられたことがない者」に該当します。
つまり,規定上は初犯者と同様の扱いを受けます。
しかし,執行猶予期間が経過したとしても前科が消えるわけではありません。
そして,裁判では前科に関する証拠(前科調書,判決謄本等)が請求され,取調べられる可能性が高いです。
つまり,あなたが以前にも同様のことをしたことは裁判官の知り得るところとなり,裁判官の心証が悪くなることは間違いありません。
この点が初犯者と大きく異なる点で,結果,実刑となる可能性も否定はできません。
このような事態を避けるためにも,裁判では,あなたにとって有利な事実を具体的に主張・立証していくことが必要です。
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北九州市小倉南区の準強制性交等罪 不起訴なら刑事専門の弁護士へ
北九州市小倉南区の準強制性交等罪 不起訴なら刑事専門の弁護士へ
Aさんは,Vさんに対し,警察から依頼を受けた医師などと偽った上,「警察は君が売春をしていて性病にかかっていると疑っている。薬による治療も可能だが,それでは副作用が出るので私の治療が必要だ」などと申し向け,完治にはAさんの治療を受けるしかないと思わせてVさんに対し性交等をしました。
後日,Aさんは,小倉南警察署に準強制性交等罪で逮捕されました。
Aさんの家族は,なんとか不起訴を獲得できないか弁護士に相談しました。
(フィクションです)
~ 準強制性交等罪(刑法178条2項) ~
準強制性交等罪は,人の心神喪失若しくは抗拒不能に乗じ,又は心身を喪失させ,若しくは抗拒不能にさせて,性交等をした場合に成立する犯罪です。
法定刑は5年以上の有期懲役です。
心神喪失とは,精神の障害によって正常な判断能力を失っている状態をいいます。
例えば,熟睡,泥酔・麻酔状態・高度の精神病などがこれに当たります。
抗拒不能とは,心神喪失以外の理由によって心理的・物理的に抵抗することが不可能又は著しく困難な状態をいいます。
恐怖,驚愕,錯誤などによって行動の自由を失っている場合などはこれに当たります。
~ 不起訴獲得に向けて ~
準強制性交等罪は5年以上の有期懲役と非常に重たい罪ですから,起訴されれば執行猶予付き判決を獲得できるのは非常に難しくなります。
よって,まずは起訴自体を回避する,つまり不起訴獲得を目指すことが賢明でしょう。
こんな重たい罪で不起訴を獲得できるの?と疑問を持たれる方もおられるかもしれませんが,もちろん不可能ではありません。
不起訴を獲得するには,事実を認める場合,まずは被害者に真摯に謝罪し,示談を成立させることが必要です。
そうすれば,被害者の中には,裁判での負担なども考慮して「起訴をして欲しくない」と考えられる方もおられます。
そして,そうした場合,刑事処分を決める検察官としては被害者の意思を尊重せざるを得ず,事件をを不起訴とする場合もあるのです。
裁判での負担とは,起訴状朗読時に被害者の名前が読み上げられたり,証人として尋問を受けることなどが挙げられます。
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(小倉南警察署までの初回接見費用:40,240円)

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福岡市早良区での強制わいせつ 勾留短縮,再逮捕・勾留で釈放に!
福岡市早良区での強制わいせつ 勾留短縮,再逮捕・勾留で釈放に!
Aさんは,福岡市早良区の路上で,Vさんの背後からVさんに抱きつき,胸を揉むなどしたという強制わいせつの疑いで早良警察署に逮捕され,その後,勾留(10日間)されました。さらに,勾留期間は延長されましたが,弁護士による勾留延長裁判に対する不服申し立てが通って,期間が短縮されました。そして,勾留期間満了日,Aさんは,強制わいせつについては処分保留で釈放されましたが,釈放されるや否や,今度は暴行罪で逮捕・勾留されました。
(フィクションです)
~ 処分保留から再逮捕・勾留 ~
処分保留とは,文字通り,検察官が刑事処分(起訴,不起訴)を下すのを保留するということです(※不起訴となったわけではありません)。検察官は,何も勾留満了日までに必ず刑事処分を決めなければならないというわけではなく,それまでに刑事処分を決めるだけの証拠が集まらなかったり,別罪と併せて処分する必要があるなどと判断したときは,処分を保留するということができます。
ただし,被疑者の身柄を拘束できるのは勾留満了日までなので,それまでに起訴できなければ被疑者を釈放しなければなりません。なお,被疑者を起訴した場合は,被疑者は被告人となり,勾留期間は起訴された段階から自動的に2か月間となり,その後理由があれば1か月ごとに更新されます(刑事訴訟法60条2項),(ただし,保釈で釈放することは可能です)。
本件では,強制わいせつ罪は処分保留となり,勾留満了日を迎えたためAさんは釈放されたわけですが,暴行罪で再逮捕されてしまいました。このように,被疑者を逮捕・勾留するか否かは事件ごとに判断され,たとえX罪で釈放されたとしても,別のY罪で逮捕される可能性は十分ありますから安心はできません。
本件では,勾留決定後の勾留の裁判に対する不服申し立てにおいて主張が認められ釈放できました。不服申し立ての裁判では,本件が比較的軽微な事案であること,被疑者が示談の意向を示していること,遠慮地に帰省する旨誓約していること,適切な身元引受人がいることなどの事情が勘案されたようです。
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所は強制わいせつ罪等をはじめとする刑事事件専門の法律事務所です。初回接見サービス等を24時間いつでも受け付けております。
(早良警察署までの初回接見費用:35,500円)

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福岡市中央区の風営法違反 18歳未満だと知らなかったでは済まされない!?
福岡市中央区の風営法違反 18歳未満だと知らなかったでは済まされない!?
キャバクラを営むAさんは,お店で18歳未満の女性を働かせて客の接待をさせていたとして,風営法違反の罪で中央警察署に逮捕されました。
Aさんは,接見に来た弁護士に,「18歳未満とは知らなかった」などと話しています。
(フィクションです)
~ 風営法違反 ~
風営法(正式名称:風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律(以下「法律」)には,風俗営業などに関する規定が設けられています。
「風俗」とありますが,何も,性的サービスに関するものだけを意味するわけではありません。
例えば,キャバクラ,スナック,ネットカフェ,ゲームセンターなど,法律2条1項各号に該当すると考えられる営業は「風俗営業」として法律の規制の対象となります。
ところで,法律22条1項3号は「営業所で,18歳未満の者に客の接待をさせること」を禁止しており,これに違反した場合には「1年以下の懲役若しくは100万円以下の罰金」に処せられ,場合によっては懲役刑と罰金刑を併科される可能性があります(法律50条1項4号)。
また,この罪に関しては,営業者に過失がない場合以外は,当該18歳未満の者の年齢を知らないことを理由として処罰を免れることはできません(法律50条2項)。
過失がないとされるためには,本人の陳述,身体的発育状況等の外観的事情を覚知しただけでは足りず,運転免許証や戸籍謄本等の信用性のある公的資料等で確認するとか,家族等に事情を聴いて調査するなど年齢確認につき万全を期さなければならないと考えられます。
~ 正式裁判の申立て ~
仮に,上記の罪で,略式命令(罰金●●円を払えとの命令)の裁判を受けたとしても,その裁判に不服がある場合には,その命令の告知を受けた日から14日以内は,裁判所に対し,正式裁判を申し立てることができます(刑事訴訟法465条)。
その後は,正式裁判で,自己の言い分を主張していくことになります。
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所は,刑事事件を専門に扱う法律事務所です。
刑事事件でお困りの方,正式裁判の申立てをご検討中の方などは,弊所の無料法律相談,初回接見サービスのご利用をご検討ください。
(中央警察署への初回接見費用:35,000円)

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福岡市城南区での強制わいせつ事件 釈放なら刑事専門の弁護士に!
福岡市城南区での強制わいせつ事件 釈放なら刑事専門の弁護士に!
Aさんは,福岡市城南区の路上で,Vさん(20歳)の背後から,両手をまわしてVさんの体に抱きつき,両手でVさんの胸を揉んだという強制わいせつ罪で早良警察署に逮捕されました。
Aさんの両親は,Aさんの身柄を釈放してもらうべく,まずは弁護士にAさんとの接見を依頼しました。
(フィクションです)
~ 強制わいせつ罪 ~
刑法176条の条文には「十三歳以上の者に対し、暴行又は脅迫を用いてわいせつな行為をした者は、六月以上十年以下の懲役に処する」と書かれています。
これが強制わいせつ罪に関する規定です。
本件では,Aさんが両手をまわしてVさんの体に抱きついた行為が「暴行」,両手でVさんの胸を揉む行為が「わいせつな行為」に当たり,故意も認められそうですから,Aさんの行為は強制わいせつ罪に当たる可能性が高そうです。
~ 強制わいせつ罪と釈放 ~
確かに,強制わいせつ罪は重たい罪ですが,だからといって釈放が認められないわけではありません。
事案によっては,逮捕,勾留の要件が認められず,釈放につながるケースがあります。
本件で一番に着目すべき点は,AさんとVさんとの関係です。
そもそもAさんはVさんの顔や名前,住所,連絡先も知らないはずです。
ということは,AさんがVさんに接触して罪証隠滅行為に及ぶ現実的可能性は低いと言えます。
また,Aさんが犯行現場から遠方に住んでいた場合やその予定がある場合,定職に就いていたり,適切な監督者がいる場合はどうでしょうか?
これらの事実も,罪証隠滅,逃亡の恐れの可能性を低める要因となりそうです。
身柄拘束は日常生活に大きな影響を与えるため,一刻も早い釈放が望まれます。
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所は刑事事件を専門に取り扱う法律事務所です。
ご家族などが強制わいせつ罪等で逮捕・勾留されたが,一刻もはやく釈放して欲しいなどとお考えの方は,まずは,弁護士との接見を可能とする初回接見サービスをお申し付けください。
(福岡県早良警察署への初回接見費用:35,500円)

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