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粕屋警察署に逮捕された…即日対応できる弁護士
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所福岡支部は、刑事事件を専門に扱っている法律事務所です。
粕屋警察署に逮捕された方に対して即日対応できますので、即日対応可能な弁護士をお探しの方は
フリーダイヤル 0120-631-881(24時間受付中)
まで今すぐお電話ください。
本日のコラムでは、粕屋警察署に逮捕されてしまった方の事件を参考に、即日対応した弁護士の活動について、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所福岡支部が解説します。
粕屋警察署に逮捕された事件(フィクションです。)
自営業のAさんは、知人とお酒を飲んで帰宅途中に、飲酒運転をしてしまい福岡県粕屋警察署に現行犯逮捕されました。
Aさんは、飲酒後に車を運転して帰宅していたところ、その道中で飲酒検問していることに気付き、直前でUターンして引き返し逃走しようとしたようです。
そして、パトカーの追跡を受け、しばらく逃走を続けたのですが、ガードレールに接触する単独事故を起こして車が停止し、逃走途中に犯した交通違反(信号無視)で現行犯逮捕された後、飲酒検知を受けて飲酒運転(酒気帯び)でも逮捕されました。
Aさんの家族は、粕屋警察署からの連絡で逮捕を知ったのですが、事件の詳しい内容を知らされなかっらことから今後が不安です。
即日対応の初回接見サービス
まずはAさんが留置されている警察署に弁護士を派遣し、Aさんと面会(接見)して、逮捕された事件の内容を把握した上で、今後の手続きや、刑事処分の見通しをご案内することができます。
この初回接見サービスは、有料となっていますが、電話でご予約いただくことができ、基本的にはご予約いただいたその日のうちに即日対応していますので、ご家族の方はいち早く逮捕された事件の内容を知ることができ、今後に対する不安を軽減するすることができます。
初回接見サービス後の活動
初回接見サービスをご利用いただいた後に、弁護活動のご契約をいただくとすぐに弁護活動を開始することができます。
よく「刑事弁護活動はスピードが命」と言われますが、実際に成果を求めるのであれば少しでも早く弁護活動を開始する等のスピードが求められます。
いち早く弁護活動を開始することで、釈放が早くなったり、場合によっては科せられる刑事処分が軽減されることもあります。
刑事事件に強い弁護士
刑事弁護活動は特殊性が強く、逮捕された事件によって活動の内容は様々です。
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所福岡支部は、刑事事件を専門に扱っている法律事務所で、一般的な刑事事件だけでなく、Aさんのような交通事件、また再犯率が高いと言われる薬物事件や、専門知識を必要とする少年事件における付添人活動など、ずば抜けた実績と経験がございます。
福岡県内で即日対応している、刑事事件に強い弁護士をお探しの方は、是非ご利用ください。

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所福岡支部は、福岡県を中心として刑事事件・少年事件を専門に取り扱う法律事務所です。
刑事事件・少年事件の弁護経験が豊富な弁護士が、初回の相談や接見から事件解決まで一貫して、適切な対応を致します。
当事務所は、土日祝日を含め、24時間体制で、無料相談や接見(面会)・同行サービスのお電話を受け付けております。お急ぎの方につきましては、お電話をいただいたその日中に相談・接見等の弁護サービスをご提供しております。
刑事事件や少年事件に関するお悩みをお持ちの方は、ぜひ当事務所にご相談ください。
久留米市の放火事件 少年鑑別所とは?少年事件専門弁護士に相談
放火事件を起こして警察に逮捕された少年の事件を参考に、少年鑑別所について、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所福岡支部が解説します。
参考事件
福岡県久留米警察署は、久留米市内の住宅に火を付けたとして、現住建造物等放火の疑いで、市内に住むA君(15歳)を逮捕しました。
A君は、その後、少年鑑別所に収容されることになりました。
(フィクションです)
少年鑑別所とは
少年鑑別所というのは、医学・心理学・教育学・社会学などといった専門的知識に基づいて、少年の資質の鑑別を行う、法務省管轄の施設のことです。
普段、あまり耳にすることのない施設ですので、少年院と混同される方も多いようですが、少年鑑別所と少年院は異なる施設です。
少年鑑別所に少年が収容されるのは、逮捕後に「勾留に代わる観護措置」がとられた場合や、事件が家庭裁判所に送致された後に「観護措置」がとられた場合です。
前者の場合、その名の通り、勾留に代わってとられる観護措置ということで、少年鑑別所に収容されますが、捜査中ということで、捜査機関からの取調べ等を少年鑑別所で受けることになります。
「勾留に代わる観護措置」の期間は10日で、延長されることはありません。
勾留の期間は、延長されると最大で20日間となるので、家庭裁判所送致前の拘束期間が短くなるのですが、送致後に自動的に「観護措置」がとられるので、更に1か月ほど身体拘束されることになります。
「観護措置」とは、家庭裁判所が調査・審判を行うために、少年の心情の安定を図りつつ、少年の身体を保護しその安全を図る措置です。
少年鑑別所では、技官との面接や各種の検査等による資質鑑別、そして鑑別所内での行動観察が行われます。
実施される鑑別は、個々の少年の特性に応じて行われます。
面会はできるの?
少年鑑別所での面会は、平日の午前8時半から11時半(面会時間は正午まで)と午後1時から4時半まで(面会は5時まで)となります。
付添人である弁護士との面会は、基本的に上記の時間帯に行われますが、一定の場合、事前予約で夜間や土日の面会も認められます。
少年鑑別所での一般面会は、近親者・保護者・その他鑑別所が必要と認める者に限って許可されます。
警察署の留置場では、接見禁止がついていなければ、友人や恋人とも面会することが可能ですが、少年鑑別所では通常許可されません。
観護措置がとられると、身体拘束が長引くというデメリットもありますが、少年の心身鑑別を通して、少年の更生に資するという側面もあるため、観護措置を争うべきかどうかも少年や事件内容によって異なります。
少年事件に強い福岡県の弁護士
少年事件でお困りであれば、一度、少年事件に強い弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所福岡支部にご相談ください。
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所福岡支部では、少年鑑別所に収容されている少年に対する初回接見サービスについても、即日対応していますので、少年事件に関するお問い合わせはフリーダイヤル0120-631-881までお気軽にお問い合わせください。

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所福岡支部は、福岡県を中心として刑事事件・少年事件を専門に取り扱う法律事務所です。
刑事事件・少年事件の弁護経験が豊富な弁護士が、初回の相談や接見から事件解決まで一貫して、適切な対応を致します。
当事務所は、土日祝日を含め、24時間体制で、無料相談や接見(面会)・同行サービスのお電話を受け付けております。お急ぎの方につきましては、お電話をいただいたその日中に相談・接見等の弁護サービスをご提供しております。
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福岡県の交通事件に強い弁護士が危険運転致死傷罪を解説~②~
~前回の続き~
前回は、いわゆる自動車運転死傷行為処罰法2条に規定されている危険運転致死傷罪について解説しました。
そこで本日は、同じ法律の第3条の危険運転致死傷罪について解説します。
第3条では、前回解説した第2条に比べると、危険性が比較的軽微な行為が対象となっています。
アルコールまたは薬物の影響による運転
第2条でも「アルコールまたは薬物の影響による走行」が対象となっていましたが、第2条では、アルコールや薬物によって酩酊や精神錯乱に陥っている状態で運転したのに対して、第3条では、アルコールまたは薬物の影響によって、正常な運転に支障が生じるおそれがある状態で車を運転し、それによって正常な運転が困難な状態に陥り、人を死傷させた場合に成立します。
つまり、当初は軽く酔っているだけであっても、結果として正常な運転が困難な状態になれば成立することです。
特定の病気の影響下での運転
自動車の運転に支障があるおそれのある病気として、政令が定めるものを有しながら自動車を運転し、その病気の影響によって正常な運転が困難な状態に陥り、人を死傷させた場合も危険運転致死傷罪が適用されます。
統合失調症や、てんかん、躁鬱病や低血糖症、再発性の失神、重度の眠気の症状を伴う睡眠障害等の病気の影響によって交通事故を起こして、人を死傷させた場合に成立するということです。
罰則規定
3条の違反によって起訴されて有罪が確定した場合、人を負傷させた場合は12年以下の懲役が科され、人を死亡させた場合は15年以下の懲役が科されます。
前回紹介した2条の違反に比べると罰則規定は軽減されていますが、それでも過失運転致死傷罪の罰則規定よりかは比較にならないほど厳しいものです。
危険運転致死傷罪の弁護活動
まず危険運転致死傷罪が適用された場合、逮捕によって身体拘束を受ける可能性が非常に高いでしょう。
ただ逮捕時の罪名が「危険運転致死傷罪」であっても、起訴された時の罪名は「過失運転致死傷罪」と変更されることもあります。
危険運転致死傷罪に該当するかどうかは、逮捕後の取調べにどう対応するかにもよるので、まずはそういった取調べに対して誤った対応をしないように弁護士がサポートすることができます。
また危険運転致死傷罪は起訴されて有罪が確定すると、執行猶予が付きにくい事件でもあります。
そんな状況下で執行猶予を得るために大きく影響するのが被害者との示談です。
被害者との示談を締結し、宥恕を得ることができていれば執行猶予を得る可能性が高いかと思われます。
まずは弁護士に相談を
福岡県内の危険運転致死傷罪でお困りの方は、今回このコラムを監修している、刑事事件に特化した弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所福岡支部の弁護士に一度ご相談ください。
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所福岡支部では、危険運転致死傷罪でお困りの方からの法律相談を初回無料で承っておりますので、お気軽にお問い合わせください。

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福岡県の交通事件に強い弁護士が危険運転致死傷罪を解説~①~
福岡県の交通事件に強いと評判の弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所福岡支部の弁護士が危険運転致死傷罪を解説します。
車やバイクを運転中に、人身事故を起こしてしまうと、過失とはいえ刑事責任を問われる可能性があります。
その際に適用されるのは、「自動車の運転により人を死傷させる行為等の処罰に関する法律」という法律の中で規定されている「過失運転致死傷罪」ですが、一定の危険な状態や、危険な運転によって起こした交通事故については、同じ法律の中で規定されている「危険運転致死傷罪」という、別の罪が適用される場合があります。
今から20年以上前は、交通事故は刑法という法律の中で規定されていましたが、飲酒運転や無免許運転など悪質な違反によって発生する交通事故が後を絶たないことから、同じ刑法の中に危険運転致死傷罪が新たに規定されました。
ただ施行当初の危険運転致死傷罪は、特に危険な行為にしか適用されなかったため、なかなか適用が難しく、危険運転致死傷罪での立件は非常にハードルが高いものでした。
そういった問題点を改善すべく2013年に施行されたのが、冒頭で紹介した「自動車の運転により人を死傷させる行為等の処罰に関する法律」で、この法律の中で危険運転致死傷罪も規定されるようになったのです。
どんな行為が危険運転致死傷罪の対象になるの?
危険運転致死傷罪に該当する適用条件として以下の行為が規定されています。
- アルコールまたは薬物の影響による走行
- 制御困難なスピードによる走行
- 制御する技能を持たずに運転
- 人や車の通行を妨害する目的での運転
- 赤信号を無視して危険な速度での走行
- 通行禁止の道路を危険な速度での走行
以上6項目の何れかの行為によって交通事故を起こし、人を負傷させたり死亡させたりした場合に適用されるのが、危険運転致死傷罪です。
危険運転致死傷罪の罰則
危険運転致死傷罪は、悪質危険な運転によって交通事故を起こして人に死傷を負わせた運転手を厳罰化するための法律です。
そのため過失運転致死傷罪の法定刑「7年以下の懲役若しくは禁錮又は100万円以下の罰金」よりも厳しい罰則が規定されています。
危険運転致死傷罪の法定刑は、人を負傷させた場合は15年以下の懲役が科され、人を死亡させた場合は、1年以上の有期懲役が科されます。
~次回に続く~

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所福岡支部は、福岡県を中心として刑事事件・少年事件を専門に取り扱う法律事務所です。
刑事事件・少年事件の弁護経験が豊富な弁護士が、初回の相談や接見から事件解決まで一貫して、適切な対応を致します。
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糸島市のコンビニでポイントを不正取得…電子計算機使用詐欺罪とは
糸島市のコンビニでポイントを不正取得した事件を参考に、電子計算機使用詐欺罪について、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所福岡支部が解説します。
参考事件
糸島市のコンビニでアルバイトをしているAさんは、勤務中にレジを操作をして、自分名義のポイントカードに不正にポイントを付与していました。
この事実がコンビニに発覚した事から、A子さんはコンビニの店長から事情聴取を受けています。
A子さんは、コンビニが警察に届け出て刑事事件に発展することをおそれ、刑事事件に強い弁護士に相談しました。
(フィクションです。)
電子計算機使用詐欺罪~刑法第246条の2~
人を騙して財物の交付を受けると刑法第246条の詐欺罪が成立しますが、今回のケースのように、電子機器を不正に操作し、誤った指令を与えて財産上不法の利益を得ると刑法第246条の2に規定された電子計算機使用詐欺罪に抵触する可能性が大です。
この法律は、電子計算機が普及して、多くの取引分野において人が介入することなくコンピューターが自動的に電磁処理する取引形態が増加したために、詐欺罪の補充類型として昭和62年に新設されました。
電子計算機使用詐欺罪には、詐欺罪と同じく「10年以下の懲役」の罰則が規定されています。
電子計算機使用詐欺罪で起訴された場合、刑事裁判でどの程度の刑事罰を受けるかは、過去の犯罪歴や、事件で詐取した金額によって異なります。
一般的に初犯であっても、被害額が100万円を超えた場合は実刑判決になるケースが多いようですが、被害者に対して弁償したり、裁判官に反省の情を認めてもらうことができれば、この限りではありません。
刑事事件化の回避
A子さんのように、職場で刑事事件を起こした場合、内部調査が行われた後に、職場が警察に届け出る(告訴する)ケースがほとんどです。
警察が事件を認知すれば、警察による捜査が行われ、その結果次第では逮捕されるリスクが生じます。
そして警察の捜査を終えると事件が検察庁に送致されて、そこで検察官から取調べを受けることとなり、その後、起訴されるかどうかが決定します。
起訴されてしまうと、それから刑事裁判が始まるので、最終的に事件が終結するまでに相当な時間と労力を費やす事となり、大きな不利益を被ることとなります。
ただ警察が事件を認知するまでに、被害者と示談することができれば、この様な最悪の事態を回避することができます。
まずは弁護士に相談を
糸島市の刑事事件でお困りの方、電子計算機使用詐欺罪を疑われて職場で事情聴取を受けておられる方、刑事事件化を回避したい方は、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所福岡支部にご相談ください。
無料法律相談のご予約は フリーダイヤル0120-631-881 にて24時間、年中無休で受け付けております。

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所福岡支部は、福岡県を中心として刑事事件・少年事件を専門に取り扱う法律事務所です。
刑事事件・少年事件の弁護経験が豊富な弁護士が、初回の相談や接見から事件解決まで一貫して、適切な対応を致します。
当事務所は、土日祝日を含め、24時間体制で、無料相談や接見(面会)・同行サービスのお電話を受け付けております。お急ぎの方につきましては、お電話をいただいたその日中に相談・接見等の弁護サービスをご提供しております。
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路上で女子高生に乱暴 強制わいせつ致傷罪で逮捕
路上で女子高生に乱暴したとして、強制わいせつ致傷罪で逮捕された事件を参考に、強制わいせつ致傷罪について、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所福岡支部が解説します。
昨年12月12日午後9時ころ、福岡県糟屋郡の路上において、女子高生が背後から来た男に押し倒されて、身体を触られる等の被害にあい、全治約1週間ほどの怪我をしました。
この事件で、現場周辺の防犯カメラ映像などから40代の犯人が特定されて16日、強制わいせつ致傷罪で逮捕されたのですが、逮捕された男は「背後から抱きついたが、酒を飲んでいたので覚えていない部分もある」などと供述しているようです。
強制わいせつ致傷罪
まず「強制わいせつ罪」とは、刑法第176条に規定されている犯罪で、13歳以上の男女に対して、暴行や脅迫を用いてわいせつな行為をすることで成立する犯罪ですが、被害者が、13歳未満の男女の場合は、単にわいせつな行為をするだけで成立します。
強制わいせつ罪の法定刑は、6月以上10年以下の懲役です。
そして、この強制わいせつの際に、相手に傷害を負わせると強制わいせつ致傷罪となります。
強制わいせつ致傷罪の法定刑は、無期又は3年以上の懲役と厳しいものです。
起訴されると裁判員裁判に
強制わいせつ致傷罪で起訴(公判請求)されると、その後の刑事裁判は裁判員裁判によって行われます。
裁判員裁判は、通常の刑事裁判のように裁判官だけが判決をくだすのではなく、無作為に選出された一般人(裁判員)が裁判に参加し審査に加わるため、通常の刑事裁判よりも起訴されて判決が言い渡されるまで時間がかかってしまいます。
また弁護人は、裁判の審理中も、法律的知識のない裁判員にわかりやすく説明し、弁護側の主張を理解してもらう技術と工夫が必要とされるので、裁判員裁判については経験豊富な弁護士に任せることをお勧めします。
強制わいせつ致傷罪に強い弁護士
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所福岡支部は刑事事件を専門に扱っている法律事務所です。
強制わいせつ致傷罪で逮捕されてしまった方へは、ご依頼いただいたその日のうちに弁護士が面会する 初回接見サービス のご利用をお勧めします。
福岡県内の刑事事件でお困りの方は フリーダイヤル 0120-631-881 までお気軽にお電話ください。

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所福岡支部は、福岡県を中心として刑事事件・少年事件を専門に取り扱う法律事務所です。
刑事事件・少年事件の弁護経験が豊富な弁護士が、初回の相談や接見から事件解決まで一貫して、適切な対応を致します。
当事務所は、土日祝日を含め、24時間体制で、無料相談や接見(面会)・同行サービスのお電話を受け付けております。お急ぎの方につきましては、お電話をいただいたその日中に相談・接見等の弁護サービスをご提供しております。
刑事事件や少年事件に関するお悩みをお持ちの方は、ぜひ当事務所にご相談ください。
大濠公園をランニング中に下半身を露出 公然わいせつ事件で取調べ ~②~
本日のコラムでは、Aさんの行為を検討し、公然わいせつ罪の量刑や弁護活動等について解説します。
Aさんの行為
Aさんは、不特定多数の人が利用する公園で下半身(性器)を露出しています。
これは公然わいせつ罪の代表的な行為で、公然性も認められるので公然わいせつ罪となるでしょう。
公然わいせつ罪の量刑
公然わいせつ罪の法定刑は「6月以下の懲役もしくは30万円以下の罰金又は拘留もしくは科料」です。
罰則規定は非常に軽いものですが、初犯であっても犯行が明らかであれば、略式起訴されて罰金刑となる可能性が非常に高いです。
ちなみに、拘留は30日未満刑事施設に留置する刑で、科料は、1000円以上1万円未満の財産刑です。
公然わいせつ罪の弁護活動
公然わいせつ罪は、健全な性秩序ないし性的風俗を保護法益にしている法律ですので、法律的に、公然わいせつ罪に被害者は存在しません。
しかし実質的に被害を被った方は存在するわけで、その様な方に対して謝罪と弁済することによって不起訴処分が望めます。
Aさんの事件の場合ですと、Aさんのわいせつ行為を目撃した女性が実質的な被害者となるので、そのような方と示談することによって不起訴処分になる可能性があるのです。
公然わいせつ罪で逮捕されるリスク
上記したように、公然わいせつ罪の軽微な犯罪の一つですので、犯行を認めていれば逮捕される可能性は低いでしょう。
しかしAさんのように、任意の事情聴取で犯行を否認した場合は、逮捕されれてしまうリスクがあります。
ですから公然わいせつ罪で警察の捜査を受けている方は、早急に、刑事事件に強い弁護士に法律相談することをお勧めします。
まずは弁護士に相談を
福岡市中央区の刑事事件でお困りの方、公然わいせつ罪で、警察署に逮捕されるおそれのある方は、刑事事件に強いと評判の弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所福岡支部にご相談ください。

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所福岡支部は、福岡県を中心として刑事事件・少年事件を専門に取り扱う法律事務所です。
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大濠公園をランニング中に下半身を露出 公然わいせつ事件で取調べ ~①~
大濠公園をランニング中に下半身を露出したとして、公然わいせつ事件で取調べを受けている事件について、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所福岡支部が解説します。
参考事件
会社員のAさんは、毎日、仕事終わりに大濠公園をランニングすることが日課ですが、その際に、仕事のストレスを発散するために、女性に対して下半身(性器)を露出し、女性の驚いた姿を見ることに快感を感じていました。
Aさんは、悪いことだと分かりながらも、他の方法でストレスを発散させることができず、これまで、この様な公然わいせつ行為を10回以上しています。
そしてついに、自宅を訪ねてきた福岡県中央警察署の警察官に追及を受けました。
ただAさんは正直に話すことができず「知らない。」と言って容疑を否認しました。
すると、昨日、再び警察官が自宅を訪ねてきて、自宅を捜索されてランニング時に着用しているジャージ等を差し押さえられ、再び事件への関与を問い質されましたが、先日と同様に否認しました。
Aさんは、公然わいせつ罪で警察に逮捕されるのではないかと不安で、刑事事件に強いと評判の弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所福岡支部に法律相談しました。
(フィクションです)
公然わいせつ罪
公然とわいせつな行為をした者には、公然わいせつ罪(刑法174条)が成立します。
公然性
まず公然わいせつ罪でいう「公然と」とは、わいせつな行為を不特定又は多数の人が認識できる状態をいい、実際に認識される必要はなく、その可能性があれば足ります。
ちなみに、認識する者が特定された者だけであっても、多数人に及ぶ場合は「公然性がある」と判断されます。
逆に、特定、少人数の場合は、原則として公然性は否定されますが、特定、少人数に対する密室におけるわいせつ行為であっても、一定計画の下に反復する意図で、特定小人数が、不特定多数の中から観客として選出された者である場合は、公然性が認めらる場合があるので注意しなければなりません。
わいせつ行為
続いて、公然わいせつ罪でいう「わいせつな行為」について検討します。
公然わいせつ罪でいう「わいせつな行為」とは、性欲の刺激、満足を目的とする行為で、善良の風俗に対し、一般人に羞恥心を感じさせるものをいいます。
各都道府県の迷惑防止条例においても「卑猥な言動」が禁止されていますが、条例との違いは、条例にはわいせつな言語が含まれるのに対して、公然わいせつ罪でいうわいせつ行為に言動は含まれません。
公然わいせつ罪の代表例としては、性器の露出です。
故意
公然わいせつ罪は、故意犯ですので、過失によって本罪に該当する行為を行っても処罰の対象となりません。
行為者が、法的に公然性があることを認識したり、その行為はわいせつ行為に該当することを認識していなくても、公然わいせつ罪の故意は認められます。
明日のコラムでは、Aさんの行為を検討し、公然わいせつ罪の量刑や弁護活動等について解説します。

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トラックのドライバーによる死亡事故 実刑を回避するために
トラックのドライバーによる死亡事故を参考に、職業運転手の実刑回避について、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所福岡支部が解説します。
参考事件
トラックのドライバーをしているAさんは、大牟田市内の国道をトラックで走行中、オートバイと接触する事故を起こし、運転手を死亡させてしまいました。
Aさんは過失運転致死罪で福岡県大牟田警察署の警察官に現行犯逮捕されましたが、翌日には釈放されました。
実刑を免れたいAさんは、交通死亡事故に強い弁護士を選任して、執行猶予付の判決を望んでいます。(フィクションです。)
交通死亡事故
交通死亡事故を起こせば、過失運転致死罪が適用されます。(危険運転致死罪は別論とする。)
過失運転致死罪とは、自動車の運転上必要な注意を怠って交通事故を起こし、人を死亡させることで適用される罪です。
この法律でいう自動車には、原動機付自転車(いわゆる50CC原付)も含まれます。
過失運転致死罪は、人を死亡させるという結果の重大性が認められる事から、事故直後に警察に現行犯逮捕されることが大半で、重大な過失や勾留の必要性が認められなければ、勾留前に釈放されて、不拘束での取調べとなります。
そしてその後の捜査で、過失が立証された場合は、起訴されることとなり、刑事裁判では「7年以下の懲役若しくは禁錮又は100万円以下の罰金」が科せられることになります。
過失運転致死罪の量刑
過失運転致死罪の量刑は
- 過失の程度
- 被害者遺族との示談内容
に大きく左右されます。
Aさんのような職業運転手は、通常のドライバーに比べると重い注意義務が課せられていると考えられるが故に、裁判では、過失の程度は相当重いと認定されてしまいがちです。
そのため、交通死亡事故を起こした職業運転手の実刑を回避するには、被害者遺族に対する謝罪、弁済を十二分に行い、許しを得るしかありません。
ただ家族を亡くした方の被害者感情は非常に厳しいもので、示談交渉には相当な時間が予想されます。
交通死亡事故の被害者遺族に対する示談交渉は、被害者対応の経験豊富な、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所福岡支部の弁護士にご相談ください。

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刑事事件・少年事件の弁護経験が豊富な弁護士が、初回の相談や接見から事件解決まで一貫して、適切な対応を致します。
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執行猶予中の再犯(万引き) 執行猶予の取消しについて~②~
~前回(執行猶予)~の続き~
前回に引き続き、本日のコラムでは、執行猶予中に再犯(万引き)をしてしまった…この場合、執行猶予は取消されるのかについて、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所福岡支部が解説します。
執行猶予の取消し
執行猶予というのは、刑務所に行くことを免除したのではなく、あくまで「見送る」こと(猶予すること)にすぎません。
したがって、その執行猶予期間中に万引きなどの犯罪を犯せば、執行猶予が取り消される可能性が非常に高いのです。
刑法は執行猶予が取り消される場合として
②裁量的取消し(取り消される場合がある)
の2つの場合を定めています。
必要的取消しについて
執行猶予が必ず取り消されるのは、執行猶予期間中にさらに罪を犯し、その罪につき
禁錮以上の実刑に処せられた場合(刑法26条1号)
です。
ここで「禁錮以上」とは禁錮のほか懲役を含みますが罰金は含みません。
裁量的取消しについて
執行猶予が取り消される可能性があるのは、執行猶予期間中に罪を犯し、
- 罰金に処せられた場合(刑法26条の2第1号)
- 保護観察の遵守事項を遵守せず、情状が重いとき(刑法26条の2第2号)
などです。
A子さんの場合は?
万引きは窃盗罪にあたります。窃盗罪の罰則は「10年以下の懲役又は50万円以下の罰金」ですから、A子さんが今回の万引きで起訴され刑事裁判で有罪とされれば懲役でも罰金でも処罰される可能性があります。
そして、懲役で処罰された場合は必要的に前の執行猶予が取り消され、罰金で処罰された場合でも前の執行猶予が取り消される可能性がある、ということになります。
もっとも、以上はA子さんが起訴された場合の話ですから、起訴されるまでは執行猶予が取り消されるということはありませんので、まずは不起訴処分の獲得を目指す必要があります。
執行猶予中に再犯(万引き)事件を起こしてしまった方は
執行猶予中に事件を起こしてしまった方は、まず刑事事件に強い弁護士に相談することをお勧めします。
『執行猶予中の犯行=実刑(刑務所に服役)』ではありません。
刑事事件に強いと評判の弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所福岡支部の弁護士は、わずかな可能性を信じ、お客様を権利を守るために全力で弁護活動を行っております。
執行猶予中の犯行であっても、諦めずに一度ご相談ください。
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