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福岡県朝倉市の恐喝事件で逮捕 刑事事件に強い弁護士に無料法律相談

2018-02-13

福岡県朝倉市の恐喝事件で逮捕 刑事事件に強い弁護士に無料法律相談

Aさんは、会社の部下Vさんに対して「左腕を出せ」といい、Vさんの左腕に無理やり腕時計を巻き付け、「お前だけん、特別に9万円でええぜ」「買わんかったらどうなるか分かっとるな?」などと言って、9万円を脅し取りました。
後日、Vさんの通報により、Aさんは福岡県警察朝倉警察署の警察官に恐喝罪の容疑で逮捕されました。
Aさんの家族は、刑事事件に強い弁護士無料法律相談することにしました。
(平成30年1月16日西日本新聞掲載事案を基に作成)

《 恐喝罪 》

他人を恐喝して財物を交付させた場合には、刑法第249条の恐喝罪が成立します。
恐喝とは、財産を交付させるための手段として行われる暴行・脅迫であり、相手方の反抗を抑圧する程度に至らないという点で強盗罪と区別されます。
そして、相手方、一般人を畏怖させるに足りる害悪の告知であれば、恐喝罪における脅迫といえます。
AさんのVさんに対する脅迫行為は、会社の上司から「買わんかったらどうなるか分かっとるな?」等と言われると畏怖するのが通常だと考えられますので、恐喝罪における脅迫、つまり恐喝にあたりそうです。

では、上の事案で、Aさんが実際に9万円相当の腕時計を渡していたらどうでしょうか。
無理やり買わせているとはいえ、Vさんは現金9万円を支払った対価として腕時計を受け取っているわけですから、犯罪には当たらないようにも思えます。
しかしながら、裁判所としては、暴行・脅迫を用いて現金を受け取っていることに変わりはないので、現金の対価を渡していることは恐喝罪の成否に影響を与えないと考える傾向にあります。
したがって、上の事案のAさんが腕時計をVさんに渡していたとしても、恐喝罪が成立する可能性が大きいでしょう。

恐喝罪の法定刑は10年以下の懲役ですので、恐喝罪起訴された場合にはこのような刑が科せられる場合があります。
このような刑を回避する手段として、不起訴執行猶予があります。
早い段階で刑事事件に強い弁護士に相談し、相手方への示談等の弁護活動により、不起訴執行猶予となる場合があります。
恐喝罪逮捕されてお困りの方は、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所までご相談ください。

(初回法律相談:無料)
(福岡県朝倉警察署までの初回接見費用:4万1,900円)

福岡県みやま市の名誉毀損罪で呼出し 男女トラブルで告訴なら弁護士

2018-02-12

福岡県みやま市の名誉毀損罪で呼出し 男女トラブルで告訴なら弁護士

30代男性のAさんは、男女関係のトラブルで福岡県みやま市に住む知人女性Vさんの名前や卑猥な言葉等を書いた書面を、Vさんの職場や取引先企業にファックスを送っていました。
Vさんが福岡県警察柳川警察署に相談し、Aさんに対して告訴しました。
後日、Aさんは福岡県警察柳川警察署名誉毀損罪の容疑で呼出しを受けています。
(フィクションです。)

~名誉毀損罪~

名誉毀損罪」とは、公然と事実を摘示し、人の名誉を毀損した場合に成立する犯罪のことをいいます。
ここでいう「公然」とは、不特定または多数の者が認識し得る状態をいいます。
「名誉」とは,人又は法人等に対する信用や名声,品性等の社会的評価を意味します。
上記事例のAさんは、Vさんと特定できるような形で、職場などに対してVさんの社会的評価を低下させる内容の書面等をファックスをしていますので、名誉毀損罪にあたる可能性は十分に考えられます。

ただ、名誉毀損罪が成立するためには、事実を摘示している必要があります。
摘示される事実は、真実であっても虚偽であってもよいとされています。
名誉毀損罪と似たような犯罪に侮辱罪があり、侮辱罪名誉毀損罪と同じく人の社会的評価を保護法益としますが、「事実を摘示」したかどうかによって区別されており、摘示がなければ侮辱罪、あれば名誉毀損罪となります。
今回の事例のAさんも、事実の摘示がなければ侮辱罪、あれば名誉毀損罪となると考えられます。

名誉毀損罪は、近隣トラブル、男女トラブル、職場でのトラブル等、様々なトラブルが発端となります。
近年、SNS等で顔を見たことのない相手の方に対し、インターネット上で誹謗中傷する内容の投稿をする等して名誉毀損罪で検挙、家宅捜索、逮捕されているケースもありますので、注意が必要です。

名誉毀損罪は、親告罪であり、告訴がなければ、公訴を提起することができません。
被害者の意思を無視してまで訴追する必要が無く、また、訴追によって被害者の名誉が一層侵害される可能性があるからです。

名誉毀損罪の法定刑は「3年以下の懲役もしくは禁錮または50万円以下の罰金」となっています。
もし、上記事例のAさんが名誉毀損罪で起訴されてしまった場合,過去の量刑からは、前科前歴が無くても3年程の執行猶予判決となってしまうおそれが考えられます。
量刑は、被疑者の反省態度や被害者への示談や被害弁償、また犯行の様態や悪質性などを鑑みて決まりますので、少しでも刑を軽くしたいとお考えであれば、早期に弁護士に相談・依頼することをおすすめします。

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所は、名誉毀損罪などの刑事事件を専門で取り扱っている弁護士事務所です。
突然逮捕されてお困りの方、少しでも刑を軽くしたいとお考えの方は、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所弁護士に、ぜひご相談ください。
(福岡県警察柳川警察署への初見接見費用:42,300円)

福岡県八女市の過失運転致傷等事件 情状弁護には刑事事件に強い弁護士

2018-02-11

福岡県八女市の過失運転致傷等事件 情状弁護には刑事事件に強い弁護士

Aさんは、酒を飲んで車を運転中、前方で停止していたVの車を直前で認め、ブレーキをかけましたが間に合わず、自分の車をVさんの車に衝突させて、Vさんに加療約1週間の怪我を負わせてしまいました。
福岡県八女警察署に検挙されたAさんは自分の行ったことを認めていますが、過失運転致傷等の罪で刑事裁判にかけられてしまいました。
不安になったAさんは、刑事事件に強い弁護士無料法律相談することにしました。
(フィクションです)

~情状って何!?~

皆さん、よくテレビなどで「情状酌量の余地あり、なし」などという言葉を耳にすると思います。
では、この「情状」って何でしょうか?
「情状」とは、
・検察官や被疑者(テレビなどでは「容疑者」と言われています)を起訴(裁判にかけること)するか不起訴にするか判断する際
・裁判官が裁判で被告人(裁判にかけられた人)の刑の量刑(実刑執行猶予か、その場合の刑の長さ・重さ)を判断する際
に考慮される事情のことを言います。
「情状」には、被疑者や被告人にとって有利・不利な事情を問わず、すべて含まれます。

本件では、Aさんは自分の行ったことを認めていますから、裁判の争点は「刑の量刑」になります。
この場合、依頼を受けた弁護士としては、できるだけAさんの刑の量刑が軽くなるよう、Aさんにとって有利な情状を裁判で主張・立証すべく、裁判の前から様々な準備をいたします(情状弁護)。
その主なものとしては、Vさんとの示談交渉、Aさんにとって有利な証言をしてくれる人との打合せ等です。
仮に、本件で、弁護士の主張・立証が認められた場合、幸いにもVさんの怪我は軽症で済んでいますから、Aさんに前科などがなければ、「情状酌量の余地あり」として、執行猶予付きの判決を受ける可能性が高くなります。

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所では、裁判で有利な情状を的確に主張・立証していくノウハウをもった弁護士が所属しています。
飲酒運転をして過失運転致傷等で起訴されて刑を軽くしたいとお考えの方は、ぜひ一度ご相談いただくことをお勧めします。
(福岡県八女警察署 初回接見費用44,900円)

福岡県大川市の覚せい剤事件で職務質問 相談には刑事事件専門の弁護士

2018-02-10

福岡県大川市の覚せい剤事件で職務質問 相談には刑事事件専門の弁護士

Aは、路上を歩いているとき、警察官から職務質問を受け、所持品検査の結果、バックの中に覚せい剤を入れていたことが判明しました。
Aは福岡県筑後警察署の警察官に逮捕されましたが、警察官の対応に不満を持っており、心配したAの家族は弁護士無料法律相談することにしました。
(フィクションです)

覚せい剤などの薬物事件の場合、職務質問が事件発覚の端緒となることが多々あります。
ところで、この職務質問については、警察官職務執行法という法律に規定されており(同法第2条)、警察官はこの規定に基づいて職務質問を行っています。
また、所持品検査については法律の規定はないものの、職務質問に付随する処分として許容されています。

ただ、職務質問所持品検査も、相手方の「任意」の協力下で行われることが原則で、それを超えて行われる職務質問所持品検査は違法となる可能性があります。
例えば、警察官が、Aさんの承諾もないのにバックの中に無理やり手を突っ込んで、覚せい剤を取るという行為は、プライバシー侵害の最たるものであり違法と言えるでしょう。
実際に、警察官の職務質問所持品検査を違法と認定した判例もあります。

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所には、覚せい剤事件をはじめとする薬物事件刑事弁護に強い弁護士が所属しています。
法律の専門家である弁護士が、依頼者様にとってよりよい結果を獲得すべく、的確にアドバイスいたしますので、覚せい剤事件職務質問の対応にお困りの方はぜひ一度ご相談ください。
当事務所では、誰でも気軽に相談できる「無料法律相談」を承っております。
(福岡県筑後警察署 初回接見費用:41,700円)

福岡県うきは市の強制わいせつ罪で逮捕 刑法改正の対応には弁護士

2018-02-09

福岡県うきは市の強制わいせつ罪で逮捕 刑法改正の対応には弁護士

30代男性のAさんは、福岡県うきは市内の商業施設内の男子トイレの個室を覗き(のぞき)ました。
覗き(のぞき)に気づいた男子高校生を、トイレの個室に押し戻して、下半身などを触れるなどのわいせつ行為をしていましたが、男子高校生は激しく抵抗し、その場から逃げ切ることができました。
被害を受けた男子高校生が、福岡県警察うきは警察署に通報したことで、Aさんは強制わいせつ罪の容疑で逮捕されてしまいました。
(2018年1月8日の産経ニュースを基にしたフィクションです。)

~強制わいせつと刑法改正~

強制わいせつ罪」とは、男女問わず、13歳以上の者に対して暴行や脅迫を用いてわいせつな行為を行った場合や、もしくは、13歳未満の者に対してわいせつな行為を行った場合に適用される罪のことをいいます。
強制わいせつ罪にあたる例としては、キスをする・抱きつく・胸を揉む・陰部を触れる、といった行為が多いです。
強制わいせつ罪の法定刑は、「6月以上10年以下の懲役」(刑法176条)となっています。
罰金刑の規定がないため、起訴されて有罪となると、執行猶予が付かない限り刑務所に服役することになります。
もし、上記事例のAさんが強制わいせつ罪で起訴されてしまうと、過去の量刑からは、初犯であれば、3~4年程度の執行猶予判決となることが多いようです。
しかし、同罪の前科前歴のある場合ですと、1年4月~2年4月程度の実刑判決となってしまうおそれもあるようです。

そして、強制わいせつ罪で最も注意すべき点として、平成29年7月から、刑法の改正に伴い、「非親告罪」になったという点です。
今まで、強制わいせつ罪は「親告罪」とされていたので、起訴するためには、被害者からの告訴が必要でした。
たとえ強制わいせつ罪逮捕されたとしても、被害者との間で示談等を成立させて告訴を取り下げてもらうことで、起訴されるのを防ぐことができました。
しかし、刑法の改正に伴い、強制わいせつ罪が「非親告罪」となったため、被害者からの告訴がなかったとしても起訴することが可能となりました。
また、法改正の前に、強制わいせつ罪に該当する行為をしていた場合も、告訴無しで起訴することが可能となりました。
法改正の前後に関係なく、わいせつな行為に身に覚えのある方は、一度弁護士に相談してみることをおすすめします。

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所弁護士は、強制わいせつ罪などの刑事事件を専門で取り扱っている法律事務所です。
ご家族が強制わいせつ罪で逮捕されお困りの方、刑法改正前のわいせつ事件で無料法律相談をしたいとお考えの方は、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の弁護士までお問合せください。
(福岡県警察うきは警察署への初見接見費用:45,240円)

福岡県大刀洗町の傷害罪で逮捕 少年事件と刑法を弁護士が解説

2018-02-08

福岡県大刀洗町の傷害罪で逮捕 少年事件と刑法を弁護士が解説

Aさん(17歳)は、友人と口論の末、木刀で殴りつけ怪我をさせました。
Aさんは、福岡県警察小郡警察署の警察官に傷害罪の容疑で逮捕されてしまいました。
少年事件に強い弁護士が少年法と刑法の対象年齢について解説します。
(フィクションです。)

《 少年法と刑法 》

少年法は、「少年」とは、20歳に満たない者をいうと規定します(少年法第2条第1項)。
他方で、刑法は、14歳に満たない者の行為は罰しないと規定します(刑法第41条)。
では、上のAさんのような、14歳以上20歳未満の少年に対しては、少年法と刑法のどちらが適用されるでしょうか。

犯罪を犯した少年は、少年法の適用により家庭裁判所の少年審判に付されることになります。
これは、未成年者に対しては刑事処分ではなく保護更生のための処置が必要だと考えられるからです。
審判により、少年に対して保護観察少年院送致など、いかなる保護処分をすべきかが決定されることになります。

ところが、禁錮以上の罪を犯した少年に対しては、検察官送致(=逆送)という処分をすることが可能になります。
これにより、未成年者であっても成人と同様に刑事処分がなされることになります。
したがって、Aさんのような14歳以上20歳未満の者に対しては、少年法も刑法もどちらも適用されうることになります。
ただし、14歳以上18歳未満の少年については、死刑を無期刑、無期刑を20年以下の有期刑にするというように、法定刑の制限がかかります。

刑法第204条の傷害罪の法定刑は15年以下の懲役または50万円以下の罰金ですので、禁錮以上の罪にあたります。
したがって、上のAさんは、検察官送致という処分をされる可能性があることになります。
とはいえAさんは、殺人罪や強盗致死罪など被害者が死亡している故意犯ではないので、「刑事処分が相当」という判断がされない限り、検察官送致となることはありません。
少年事件に強い弁護士であれば、刑事処分でなく保護処分の獲得をすることも可能です。
福岡県で傷害罪少年事件にお困りの方は弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所までご相談ください。
(初回法律相談:無料)
(福岡県警察小郡警察署までの初回接見費用:39,300円)

福岡県糸島市対応の刑事事件弁護士 サザエを勝手に取ると漁業法違反? 

2018-02-07

福岡県糸島市対応の刑事事件弁護士 サザエを勝手に取ると漁業法違反? 

舞鶴海上保安部は、京都府北部の沿岸で取り締まった今年の密漁件数が41件だったと発表した。
前年の61件からは減少したが、過去10年では2012年と並んで3番目に多く、中には「SNS映えする」と安易な気持ちで密漁した人もいたという。
密漁が確認されたのはサザエ706個、カキ123個、アワビ25個など。海保は漁業法違反(漁業権の侵害)などの疑いで、男女33人(当時18~82歳)を書類送検した。
海上保安部によると、観光客が素潜りで取るケースが大半で、舞鶴市でサザエ41個を密漁した疑いで書類送検された40代男性は「並べた写真をフェイスブックに投稿し、友人に見せたかった。海に戻すつもりだった」と供述している。
(2017年12月27日の朝日新聞DIGITALの記事です)

~密漁で刑事事件!?~

「漁業法」とは、漁業生活に関する基本的制度について定めた法律です。
上記記事のように、気軽な気持ちで漁業権設定区域で貝や魚を取ること(密漁)は、漁業権を侵害したことになり罰則の対象となってしまいます。

密漁者の中で、海上保安官や警察官に検挙されるのは、漁業法違反(漁業権の侵害)の他に、各都道府県の漁業調整規則違反の場合もあります。
漁業権の侵害は、親告罪ですので、告訴がなければ、刑事事件として公訴を提起することはできません。
例えば、漁協に料金を支払って(=漁協の同意をとって)潮干狩りであさりやはまぐりをとる場合は、漁業権侵害になりません。
漁業権が設定されている水面であっても、魚を釣ることができないというわけではありません。
しかし、同意をとらずに、勝手に漁業権の対象となっている貝藻類をとること、漁業の操業を妨害、また、漁場の価値を損なうようなことをすると、漁業権者や漁業行使権者から告訴されることがあります。

漁業法違反の場合の罰則は「20万円以下の罰金」などとなっており、各都道府県の漁業調整規則の罰則は、おおむね「6ヶ月以下の懲役または10万円以下の罰金または併科」となっていることが多いようです。
そのため、漁業法違反や漁業調整規則に違反して、起訴されてしまうと、罰金刑になってしまうおそれが十分に考えられます。

もし検挙されてしまって罰金処分をまぬかれたい場合は、弁護士に、漁業組合との間で示談を締結してもらい、罰金処分を回避することを考えましょう。
また、謝罪と示談の過程で、被害者からの告訴を取り下げてもらうことができれば、不起訴処分となる可能性を高めることができます。

もし、示談ができない場合においても、弁護士を通じて被疑者に有利な事実を説得的に主張することで、不起訴処分を目指す弁護活動を行います。

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所は、刑事事件を専門で扱っている法律事務所です。
漁業法違反で検挙または、書類送検されてしまいお困りの方は、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の弁護士にご相談ください。
(福岡県警察糸島警察署への初見接見費用:37,800円)

福岡県田川市のスリで現行犯逮捕 相談は刑事事件専門の弁護士に

2018-02-06

福岡県田川市のスリで現行犯逮捕 相談は刑事事件専門の弁護士に

50代男性のAさんは、福岡県田川市内の路上で通行人のカバンから財布を抜き取る、スリをはたらいていました。
ある日、特別取締で巡回していた福岡県警察田川警察署の警察官が、Aさんのスリの犯行を目撃し、Aさんを現行犯逮捕しました。
警察での取調べでAさんは、「カバンのチャックが開いていたので、教えてあげようとしただけ」などと否認しているとのことです。
(2017年12月24日産経ニュースを基にしたフィクションです。)

~スリ事件~

「スリ」とは、他人の懐やカバンなどから気づかれることなく、金品などをかすめ取っていく行為のことをいいます。
スリは、刑法上の「窃盗罪」にあたりますので、法定刑としては「10年以下の懲役又は50万円以下の罰金」となってきます。

もし、上記事例のAさんが、スリによる窃盗罪で起訴されてしまうと、過去の量刑からは3~4年程の執行猶予判決となってしまうことが多く、同罪の前科前歴があるような場合だと10月~4年程の実刑判決となってしまうようです。

~現行犯逮捕~

警察などの捜査機関による逮捕のパターンには、いくつか種類があります。

通常逮捕逮捕令状を面前で示し、疑いが掛けられている犯罪と逮捕の理由を告げて犯人を逮捕する。
緊急逮捕:被疑者が一定の重罪(殺人罪強盗罪等)を犯したと疑うに足りる充分な理由があり、かつ、逮捕に関する緊急の必要性がある場合には、逮捕令状なく逮捕する。
現行犯逮捕:現に犯罪を行っている犯人や、犯罪を行い終わったばかりの犯人を、逮捕令状なく逮捕する。

今回の上記事例においては、警察による特別取締の巡回の際に、警察官が犯行を目撃したため、そのまま現行犯逮捕することになりました。
現行犯逮捕に関しては、「犯罪を今行っている、若しくは今行い終わったことが明らかであるために、冤罪の可能性がきわめて低い」と考えられているため、一般人でも逮捕することが可能です。
一般人が現行犯逮捕した際には、速やかに捜査機関(警察官)に引き渡す必要があります。

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所は、スリ事件をはじめとする刑事事件を専門で扱っている法律事務所です。
ご家族がスリなどの窃盗事件逮捕されてしまってお困りの方は、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の初回無料法律相談や初回接見サービスをご利用ください。
(福岡県警察田川警察署への初回接見費用:113,680円)

福岡県博多区の無銭飲食事件 詐欺罪で逮捕されたら刑事事件に強い弁護士に相談

2018-02-05

福岡県博多区の無銭飲食事件 詐欺罪で逮捕されたら刑事事件に強い弁護士に相談

Aさんは、所持金が1000円程度であるにもかかわらず、ガールズバーで79万円分の飲食をしました。
その後、支払時に「ATMでおろせばある」と告げたところ、店長が通報し、Aさんは福岡県警察博多警察署の警察官に詐欺罪の容疑で逮捕されました。
Aさんの家族は刑事事件に強い弁護士に相談しました。
(平成30年1月8日西日本新聞掲載事案を基に作成)

《 1項詐欺罪と2項詐欺罪 》

刑法第246条の詐欺罪には1項詐欺罪と2項詐欺罪とがあります。
1項詐欺罪はお金等の財物をだまし取る犯罪であり、2項詐欺罪はサービス等の財産上の利益をだまし取る犯罪です。

《 無銭飲食 》

無銭飲食には、①初めから代金を支払うつもりがない場合(犯意先行型)と、②当初は代金を支払うつもりはあったが、飲食後にそのつもりがなくなった場合(飲食先行型)の2パターンがあります。
犯意先行型の無銭飲食の場合には、お金を支払うつもりがないにもかかわらず飲食物を注文し、飲食物をだまし取ったとして、1項詐欺罪が成立します。

ところが、飲食先行型の場合には、お金を支払うつもりで飲食物を注文しているため、相手方をだます行為(=欺罔行為)がありません。
そのため、飲食先行型の無銭飲食において、飲み食いをした後に店員の隙を見て逃走した場合には、1項詐欺罪も2項詐欺罪も成立しないことになります。
ただし、店員に対し、その気がないのに「お金をおろしてくる」等と言って逃走した場合には、これにより代金支払いを免れたとして2項詐欺罪が成立します。

上の事案では、Aさんの所持金がわずかだったことから、初めから代金を支払うつもりがなかったという犯意先行型といえます。
したがって、飲食物の注文自体が欺罔行為であり、それを飲み食いした時点で1項詐欺罪が成立するといえます。

詐欺罪の法定刑は10年以下の懲役であり、起訴された場合にはこのような実刑を受けることがあります。
このような実刑を回避するために、逮捕された段階で刑事事件に強い弁護士に相談しておくことが考えられます。
被害弁償をはじめとする被害者との示談交渉を刑事事件に強い弁護士にお任せすることで、不起訴執行猶予につながる可能性があります。
無銭飲食等の詐欺事件でお困りの方は、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所までご相談ください。

(初回法律相談:無料)
(福岡県博多警察署までの初回接見費用:34300円)

福岡県久留米市の不法投棄で逮捕 無料法律相談には刑事事件専門の弁護士

2018-02-04

福岡県久留米市の不法投棄で逮捕 無料法律相談には刑事事件専門の弁護士

30代男性のAさんは、福岡県久留米市内の山中にシングルCDを500枚ほど捨てたとして、福岡県警察久留米警察署廃棄物処理法違反の容疑で逮捕されてしまいました。
Aさんは、警察での取調べで、「某アイドルグループの握手券を手に入れるためにCDを500枚余り購入したが、CD自体は処分に困ったので山中に捨ててしまった」と話しています。
(2017年10月17日朝日新聞のニュースを参考に作成。ただし、地名と警察署名は変えています。)

~不法投棄と刑事弁護~

不法投棄とは、産業廃棄物処理法(正式名称:廃棄物の処理及び清掃に関する法律)に反して、決められた処分場以外に、廃棄物を投棄することをいいます。

上記事例のAさんのように、個人が決められた処分場以外に不法に投棄した際の法定刑は、「5年以下の懲役もしくは1千万円以下の罰金または併科」となっています。
もし、上記事例のAさんが産業廃棄物処理法違反起訴されてしまうと、不法投棄の規模にもよりますが罰金刑になる可能性が高く、罰金額としては、過去の判例などを見てみると50万円前後が相場になっています。
現実的には、一度の不法投棄でいきなり懲役刑や、数百万円の罰金刑を受けることは少ないと言えますが、それでも数十万円の罰金刑を受けてしまう可能性は十分に考えられます。

「ちょっとバレないように捨てただけ」と思うかもしれませんが、個人での不法投棄も最大で1千万円の罰金刑が設けられていたり、懲役刑もあり得るのです。
Aさんのように、場合によっては逮捕されてしまうことも考えられます。
早期に弁護士に相談することで、今後の対応やおおよその罰則などのアドバイスを受けることができます。
被疑者が罪を認めていれば逮捕勾留などの身柄拘束されずに済むこともあり、また、身柄拘束されてもその拘束期間も長引くことは少なくいと言われていますが、弁護士のアドバイスを受けることで最善の解決につながる事も十分あり得ます。

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所は、刑事事件を専門で取り扱っている法律事務所で、初回は無料で相談を承っています。
不法投棄事件で逮捕されてしまいお困りの方は、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所にご相談ください。
(福岡県警察久留米警察署 初回接見費用41,700円)

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