福岡県宗像市の有印私文書偽造事件で逮捕 刑事事件に強い弁護士が接見

2018-05-23

福岡県宗像市の有印私文書偽造事件で逮捕 刑事事件に強い弁護士が接見

Aさんは,履歴書に自分の顔写真を張りましたが,偽名や虚偽の生年月日・住所・経歴を記入して会社Vに提出しました。
V社においてこれが虚偽だと明らかになったので,Aさんは福岡県宗像警察署の警察官に有印私文書偽造罪の容疑で逮捕されました。
Aさんの両親は刑事事件に強い弁護士接見を依頼しました。
(最決平成11年12月20日刑集53巻9号1495頁の事案を基に作成)

~有印私文書偽造罪(刑法第159条1項)~

有印私文書偽造罪は,①行使の目的で,②他人の印章や署名を利用して,③権利義務若しくは事実証明に関する文書を,④偽造した場合に成立する犯罪です。
法定刑は3月以上5年以下の懲役です。

上の事案では,Aさんは求職のためにV社に提出するという目的があるので①行使の目的があります。
また,履歴書は,学歴や職歴など実社会生活に交渉を有する事実を証明する文書であるとして,③「事実証明に関する文書」といえます。

では,Aさんが履歴書に偽名や虚偽の生年月日等を記入したことが,④「偽造」と言えるでしょうか。
偽造」とは,文書を作成する権限を持たない者が,他人の名義を偽って文書を作成することをいいます。
そうすると,Aさんは自分で自分の履歴書を作成しただけですから,「偽造」ではないともいえそうです。

しかし,上の事案の基になった裁判では,履歴書という文書の性質に照らすと,Aさんが作成した履歴書の名義人は作成者Aとは別人格の者であるから,Aさんの行為は「偽造」であると判断されました。
これにより,②Aさんは別人格という他人の署名を利用したといえるので,有印私文書偽造罪が成立する可能性が高いでしょう。

逮捕されたとしても有罪と決まったわけではなく証拠不十分での不起訴となる他,仮に刑事裁判となったとしても無罪情状が認められ執行猶予となる可能性も十分にあります
ご家族,ご友人が有印私文書偽造等で逮捕されお困りの方,弁護士への接見の依頼をご検討中の方は,弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所までご相談ください。
弊社では,フリーダイヤル0120-631-881で無料法律相談初回接見サービス・同行サービスを随時受け付けています。
福岡県宗像警察署までの初回接見費用:39,100円)

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