福岡県嘉麻市の恐喝未遂事件で逮捕 前科回避に強い弁護士
Aは、携帯電話にインターネットで知り合ったVに裸の写真を送信させ、さらにVに「ばらまこうかな」「ばらまかれたくなければ金を振り込め」などのメールを送りましたが、結局、Vが福岡県警察嘉麻警察署へ相談に行ったため、Aはお金を手に入れることはできませんでした。
後日、前科が付くことを恐れたAは、弁護士に相談することにしました。
(フィクションです)
まず、Aの行為は恐喝未遂罪に該当する可能性があります。
恐喝罪は、①「恐喝行為」があって、②被害者が怖い思い(畏怖)をし、③その怖い思いに基づく処分行為(例えば、お金を渡すなど)があって、④そのお金が行為者に渡るという一連の因果関係があってはじめて成立する犯罪です。
①「恐喝行為」とは、財物又は財産上の利益を供与させる手段として、人を畏怖させるような「暴行・脅迫」を言い、その「暴行・脅迫」は、相手方の反抗を抑圧するに至らない程度のものでなければならないとされています。
一般に、恐喝行為は、「脅迫」、すなわち人を畏怖させるような害悪の告知として行われ、Aの行為もこれに該当する可能性があります。また、Aはお金を受け取ってはいませんが、恐喝罪の場合、①「恐喝行為」を開始した時点で未遂罪が成立しますので、Aは恐喝未遂罪で刑事責任を問われる可能性があります。
では、Aが前科を回避するにはどうすればいいでしょうか?
事件になる前であれば、弁護士が被害者と示談などの交渉をすることで立件(送検)を回避し、前科を回避することができますし、立件(送検)された後でも、被害者と示談交渉を進めるなどして不起訴処分(裁判を受けないで済む処分)を目指し、結果的に前科を回避することができます。
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所では、恐喝事件等の刑事事件を専門とした弁護士が所属しています。
恐喝未遂罪で前科を回避したい方は弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の弁護士までご相談ください。
(●●県●●警察署への初回接見費用 円)