薬物事件【覚せい剤】で無罪主張なら薬物事件に強い福岡の弁護士

2018-12-18

薬物事件【覚せい剤】で無罪主張なら薬物事件に強い福岡の弁護士         

福岡県福津市に住むAさんは,深夜,路上で警察官から職務質問を受け,尿の任意提出を求められましたがこれを拒否しました。Aさんは,警察官から強制採尿手続きに移動すると言われたため,令状の取得には2,3時間かかるだろうと考え,自宅である共同住宅(以下,本件建物)へ帰りました。ところが,警察官はAさんとともに本件建物へ入り,Aさんの居室前まで付いて行きました。警察官は,Aさんとの押問答の末,玄関ドアに棒を差し込んでドアを施錠されないようにした上,居室前で待機しました。そして,Aさんは令状に基づいて尿を提出した結果,覚せい剤の成分が検出されたことから,覚せい剤取締法違反で逮捕されました。
(平成30年8月30日付大阪高等裁判所判決を基に作成)

~ 無罪判決紹介 ~

上の事例は,実際にあった無罪判決の事例です。判決では,警察官の本件建物への立入り,居室のアドを閉めさせなかった行為は違法で,Aさんのプライバシーが侵害されていることや警察官の無配慮な態度(玄関ドアに棒を差し込む,本件建物に1時間半ほど留まるなど)等に照らすとその違法の程度は重大で,違法手続きによって得られた尿に関する証拠(鑑定書)は証拠として使えないからAさんを無罪としました。

~ 本件建物の特徴 ~

本件の無罪判決には,本件建物の特徴が関係しているようです。本件建物の特徴は以下のとおりです。
1 本件建物の入口で靴を脱ぎ,建物内の廊下や階段を通って各居室へ行くようになっていた
2 居室のドア鍵は住人が管理しているが,居室に他人を入れることは禁止されていた
3 共用部分には風呂や談話室もあり,管理人がいる平日間は住人が他人をそこに上げることができるが,不在の間は外部の人間の立入りは 禁止されていた
警察官が本件建物に立ち入ったのは管理人が不在の時間帯でした。そして,判決では,警察官の本件建物への立入りは,Aさんを含む住人のプライバシーを侵害し違法とされたのです。

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所は,薬物事件をはじめとする刑事事件専門の法律事務所です。薬物事件では,上記のように尿の採取に至る過程(手続き)が争われることが多く,無罪判決も多数出ています。薬物事件無罪判決獲得なら0120-631-881までお電話ください。
福岡県宗像警察署までの初回接見費用:39,100円)

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