福岡県柳川市で当て逃げ事故~ひき逃げとの違い~釈放に向け弁護士が接見
福岡県柳川市に住むAさんは,当て逃げ事故を起こしたとして福岡県柳川警察署に逮捕されました。Aさんの家族から依頼を受けた弁護士がAさんと接見の上釈放に向けて弁護活動を始めました。
(フィクションです)
~ ひき逃げと当て逃げの違い ~
ひき逃げは,①車両等(軽車両を除く)の運転者が,当該車両等の交通による人の死傷があった場合(交通事故のうち人身事故があった場合)において,直ちに車両等の運転を停止して,負傷者を救護し,道路における危険を防止する等必要な措置を講じなければならない(以下,救護義務)にもかかわらず,救護義務を果たさななった場合,あるいは,②①の場合において,人の死傷が当該運転者の運転に起因するものであるのに,救護義務を果たさなかった場合に成立する犯罪です。①の法定刑は5年以下の懲役又は50万円以下の罰金,②は10年以下の懲役又は100万円以下の罰金です。
他方,当て逃げは,交通事故のうち物損事故があった場合において,当該交通事故に係る車両等の運転手等が救護義務を果たさなかった場合に成立する犯罪です。法定刑は1年以下の懲役又は10万円以下の罰金です。
~ ひき逃げ,当て逃げ共通 ~
ひき逃げも当て逃げも,交通事故を起こしたことの認識がなければ成立しません。認識があったかなかったかは,運転者本人の供述ももちろんですすが,交通事故に至るまでの経緯,交通事故の状況,車両等の破損箇所・状況,負傷者の怪我の程度(負傷者の場合),交通事故現場の状況などから総合して判断されます。ひき逃げ,当て逃げした方の中には,その後に車両等の破損個所を修理する方もおられます。しかし,そのことが警察に判明してしまえば,そのこと自体が交通事故の認識があったと捜査機関側にとられかねませんし,罪証隠滅の行為をしたとして逮捕のリスクも高まることになることから注意が必要です。
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