福岡県大野城市のあおり運転で死亡事故 危険運転に強い弁護士が解説①

2019-01-01

福岡県大野城市のあおり運転で死亡事故 危険運転に強い弁護士が解説①

Aさんは,Vさんをあおり運転の末に高速道路の追い越し車線に停車させ,後続したトラックによる追突事故を引き起こしてVさんを死亡させる死亡事故を起こしたとして,福岡県春日警察署危険運転致死罪で逮捕されました。この死亡事故について,危険運転に強い弁護士が解説します。
(フィクションです)

~ 危険運転致死罪 ~

危険運転致死罪は「自動車の運転により人を死傷させる行為等の処罰に関する法律」の第2条に規定されており,①酩酊・薬物運転(同条1号),②制御困難運転(2号),③未熟運転(3号),④通行妨害運転(4号),⑤信号無視運転(5号),⑥通行禁止道路運転(6号)の危険運転によって人を死亡させた場合に成立する犯罪で,法定刑は1年以上の有期懲役です。

~ 何が争点(問題点)か ~

平成30年12月14日,横浜地方裁判所で,Aさんと同じくあおり運転をした末に死亡事故を起こした男性被告人に懲役18年(求刑:懲役23年)の実刑判決が言い渡されましたので,この裁判を例にとって解説いたします。

死亡事故の経過は,

①東名高速道路で,約700メートル,32秒間にわたり,4回,被害者の車の直前に割り込むなどのあおり運転をした
②被害者の車の前に割り込み,同車を追い越し車線上に停車させた
③停車から約2分後,別の大型トラックが被害車両後部に衝突
④被害者2名死亡,2名怪我

というものでした。

①から④からすると,本件死亡事故の発生(被害者2名の死亡の結果)は,被告人の行為(あおり運転等)が直接の原因とはなっていない(直接の原因は,大型トラックが後方から追突したこと)ため,被告人に危険運転致死罪を適用できるのか,適用できるとして何が危険運転なのかが最大の争点となりました。

裁判所は危険運転致死罪の適用を認めたのですが,明日は,なぜそういう結論となったのかについて解説いたします。

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所は,あおり運転危険運転による死亡事故をはじめとする刑事事件専門の法律事務所です。あおり運転危険運転死亡事故でお困りの方は0120-631-881までお気軽にお電話ください。24時間無料法律相談初回接見サービスを受け付けております。
福岡県春日警察署までの初回接見費用:36,600円)

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