暴力事件【殺人未遂】で執行猶予は可能? 福岡県宇美町に対応する弁護士

2018-12-11

暴力事件【殺人未遂】で執行猶予は可能? 福岡県宇美町に対応する弁護士  

福岡県粕屋郡宇美町に住むAさんは,知人V男さんの腕や顔を包丁で切り付け,V男さんに加療約2週間の怪我を負わせたとして殺人未遂罪で福岡県粕屋警察署に逮捕され,その後起訴されました。Aさんのご家族から依頼を受けた弁護士は,裁判で傷害罪の成立を主張して執行猶予付き判決を獲得しようと考えています。
(フィクションです)

~ 殺人未遂罪で執行猶予獲得は可能? ~

平成20年4月から平成23年8月までの殺人未遂罪に関する判決では,執行猶予付き判決を含む懲役7年以下の判決が全体の80%を占めています。具体的にいうと,懲役3年以下執行猶予付き判決が181件(※執行猶予付き判決を受けるには懲役刑が3年以下でなければなりません),懲役3年以下の実刑判決が38件,懲役5年以下が132件,懲役7年以下が116件,懲役7年以上が104件です(参考「裁判所 特別資料1(量刑分布)平成20年4月から平成23年8月までの判決宣告分)。このことからすれば,殺人未遂罪でも執行猶予判決を受けることは十分可能という結論になります。

~ 殺人未遂罪で執行猶予判決を受けるには? ~

1 殺意の有無を争う
  本件の弁護士のように,殺意の有無を争うことが考えられます。仮に,裁判で殺意がないと認定されれば傷害罪が成立するにとどまり,傷害罪の法定刑は殺人罪より軽いですから執行猶予を獲得できる可能性も上がります。殺意とは要は人の内心ですから,それがあったかなかったかの判断は容易ではありません。そこで,特に,①被害者の受傷の部位,②受傷の程度,③犯行道具の有無・形状,④犯行に至るまでの経緯(加害者と被害者の関係性,計画性等),⑤犯行時の加害者の言動などの事情を考慮して判断されています。

2 有利な情状事実を主張・立証する
  情状には,①殺人未遂罪に固有の情状(犯情)と②その他の一般情状に分けられます。特に,各情状に関する以下の事項の中で,Aさんにとって有利な情状事実を拾い上げ,裁判で主張・立証する必要があります。
 ① 犯情について
  ア 犯行態様 →素手か凶器使用か
  イ 計画性  →突発的,偶発的犯行か,それとも前々から周到に計画されたものか
  ウ 怪我の程度→軽症(怪我の部位・箇所にもよりますがおおよそ加療約1週間)か重症か
 ② 一般情状について
  ア 被害弁償,示談の有無
  イ 処罰感情の程度
  ウ 再犯可能性の有無(監督者の有無,更生に向けた環境の有無など) 
  エ 前科・前歴の有無
  オ 反省の程度

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所は,殺人未遂罪をはじめとする刑事事件専門の法律事務所です。刑事事件で執行猶予獲得をお望みの方は,まずは0120-631-881までお気軽にお電話ください。
福岡県粕屋警察署までの初回接見費用:37,200円)

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