北九州市八幡西区の免許証偽造罪で逮捕 有印公文書偽造罪に強い弁護士
北九州市八幡西区在住の30代男性のAさんは、インターネット上の違法サイトを通じて運転免許証を偽造したことで、有印公文書偽造罪の容疑で福岡県警察折尾警察署に逮捕されてしまいました。
取調べでAさんは、交通違反により運転免許証を取り消されていて、無免許運転であることを隠すために偽造したと話しています。
(2018年2月7日の名古屋テレビの報道を基にしたフィクションです。)
~有印公文書偽造罪とは~
有印公文書偽造罪とは、行使の目的で、以下の行為をした場合に成立する犯罪のことをいいます。
①公務所・公務員の印章・署名を使用して、公務所・公務員の作成すべき文書・図画(とが)を偽造する
②偽造した公務所・公務員の印章・署名を使用して、公務所・公務員の作成すべき文書・図画(とが)を偽造する
「公文書」とは、公務所・公務員がその権限に基づいて作成する公務所・公務員名義の文書のことをいい、たとえば、判決書、運転免許証、パスポートのことをいいます。
そして「公図画」とは、公務員・公務所の作成すべき図画(とが)のことであり、図画とは意思・観念が象徴的符号により表示されたもののことを指します。
以上のことを踏まえると、事例のAさんのように運転免許証を偽造したケースは有印公文書偽造罪が成立してしまいそうです。
有印公文書偽造罪の法定刑は「1年以上10年以下の懲役」となっており、もし起訴されてしまった場合、過去の量刑をみてみると初犯であれば、3~4年程の執行猶予付き判決となるようです。
もちろん、前科前歴の有無や犯行の悪質性などによっては、さらに重い処罰となることも考えられます。
もし起訴されて裁判となった場合には、刑事事件に強い弁護士に依頼し、被害者との被害弁償や示談成立を目指していきましょう。
あわせて、文書偽造の態様、文書偽造の目的、偽造文書行使による被害結果など、有利となる事情を主張・立証することで、刑を軽くしたり執行猶予付き判決を獲得できるよう、弁護活動をしてもらいましょう。
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所は、刑事事件を専門に取り扱っている法律事務所ですので、有印公文書偽造罪に関しての相談・依頼を承っております。
ご家族が偽造免許証で逮捕されてしまいお困りの方、起訴されてしまい少しでも刑を軽くできないかとお考えの方は、ぜひ一度、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所までご連絡ください。
(福岡県警察折尾警察署 初回接見費用40,200円)