特殊詐欺で少年逮捕 少年院送致を回避するなら刑事弁護士 福岡県広川町

特殊詐欺で少年逮捕 少年院送致を回避するなら刑事弁護士 福岡県広川町

福岡県広川町に住む大学1年生のAさん(19歳)は,特殊詐欺(受け子役)で福岡県八女警察署に逮されました。Aさんの事件は,検察庁を経て家庭裁判所に送られました。Aさんのご両親は少年院送致だけは避けたいと思い,刑事弁護士に無料相談を申込みました。
(フィクションです)

~ 少年と特殊詐欺 ~

特殊詐欺の代表的としては,オレオレ詐欺,架空請求詐欺,融資保証金詐欺,還付金等詐欺などがあります。特殊詐欺で検挙される少年(20歳未満の者)の数が過去に比べて大幅に増加しているようです。
特殊詐欺には多くの人物が関与し,それぞれ者がそれぞれの役割を担って組織的に敢行されます。主犯格の者は,自身の検挙をおそれ,大学生や高校生などの少年に対し,最も検挙の危険が高い,出し子役(被害者に振り込ませた銀行口座からお金を引き出す役),受け子役(被害者から直接お金を受け取る役)を募集します。ネットの掲示板などで募集を見た少年は甘言に誘惑され,アルバイト感覚で特殊詐欺のいったんを担っていることが,特殊詐欺での少年の検挙者数増加に繋がっているようです。

~ 少年院送致を回避するには ~ 

少年院は,家庭裁判所から保護処分として送致された者などを収容する施設で,その健全な育成を図ることを目的として矯正教育,社会復帰支援等を行う法務省所管の施設です。福岡県内には,福岡市南区老司に少年院があります。収容定員は150名と,全国でも4番目の規模であると紹介されています。ご存知のように少年院での生活は事由が制限されます。それゆえ,少年院送致は避けたいと願うご家族の方も少なくありません。

どんな場合に少年院送致になるかは一概にはいえません。ただ,特に,非行事実,非行歴などから犯罪傾向が進んでいる少年,更生・矯正に向けた環境が整っていない少年などは少年院送致の保護処分を受ける傾向があります。他方,少年審判までに,少年鑑別所の生活を通じて改善更生が見られたり,非行の原因となった家庭環境や生活状況,交友関係などの問題が解決しつつあると認められた場合などは,保護観察の保護処分となることも少なくありません。

よって,少年院送致回避するには,少年審判が始まるまでに,少年の非行の原因を探り,更生に向けた環境を整備し,なぜ少年院ではなく社会内での矯正が妥当なのか,適当なのかを調査官や裁判官にしっかりアピールする必要があります。そのためには,付添人である弁護人の力が必要です。

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所は,特殊詐欺をはじめとする刑事事件・少年事件専門の法律事務所です。特殊詐欺でお困りの方,その他少年事件でお困りの方は,0120-631-881までお気軽にお電話ください。

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