脅迫罪で不起訴なら刑事事件専門の弁護士 福岡県桂川町
Aさんは,Vさんのツイッターに「街で見かけたら野球バットで脳天ぶっ潰すぞ」などと書き込んだとして,福岡県飯塚警察署の警察官に脅迫罪で逮捕されました。Aさんの家族は,不起訴獲得を求めて刑事事件に強い弁護士に刑事弁護を依頼しました。
(平成30年9月3日時事通信社報道事案を参考にして作成)
~ 脅迫罪(刑法222条) ~
※脅迫罪は,生命,身体,自由,名誉,又は財産に対し害を加える旨を告知して人を脅迫した場合に成立する犯罪です。脅迫罪のいう脅迫とは,人を畏怖させるに足る害悪の告知をいいますが,その害悪は被害者本人又はその親族に向けられたものであることが必要です。そのため,例えば,「お前の恋人を怪我させるぞ」と発言したとしても,恋人は親族に含まれないため脅迫には当たりません。また,害悪は,告知者自身直接それを実現する,あるいは第三者をしてそれを実現させる内容のものでなければなりません。したがって,例えば,「天罰が下るぞ」などと吉凶禍福を発言しても脅迫には当たりません。しかし,告知の方法に制限はないので,直接口頭で告知しなくとも,メールやツイッターでの告知も脅迫に該当しえます。以上を踏まえると,Aさんの行為は脅迫罪に当たる可能性があります。
罰則は2年以下の懲役又は30万円以下の罰金です。
~ 脅迫罪と不起訴 ~
脅迫罪で不起訴を獲得するには,まずは被害者に謝罪をした上で示談交渉を開始し,示談を成立させる必要があります。検察官が処分を決めるまでに示談を成立させることが一番ベストですが,仮にできなくとも交渉の経過を書類にまとめ,その書類を検察官に提出することもできます。示談や示談交渉から被害者の気持ちが当初より緩和されれば,より不起訴を獲得できる可能性は高くなります。
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所は,脅迫罪をはじめとする刑事事件・少年事件専門の法律事務所です。脅迫罪をはじめとする刑事事件での不起訴獲得をお望みの方は0120-631-881までご連絡ください。※初回接見サービス等を0120-631-881で24時間受け付けております。
(福岡県飯塚警察署までの初回接見費用:40,200円)