準強制わいせつ事件で示談・不起訴なら福岡の刑事弁護士
Aさんは,女性Vさんに対し,「今からモデル体型かを確認する」などと言って,モデルになるために必要な行為であるように信じさせ,手でVさんの胸を触るなどしたとして福岡県博多警察署の警察官に準強制わいせつ罪で逮捕されました。
Aさんの家族は,示談・不起訴に向けて刑事事件に強い弁護士に刑事弁護を依頼しました。
(平成30年8月28日西日本新聞掲載事案を参考にして作成)
~ 準強制わいせつ罪(刑法178条) ~
準強制わいせつ罪は,人の心神喪失若しくは抗拒不能に乗じ,又は心身を喪失させ,若しくは抗拒不能にさせて,わいせつな行為をした場合に成立する犯罪です。罰則は強制わいせつ罪と同様,6月以上10年以下の懲役です。
心神喪失とは,精神の障害によって正常な判断能力を失っている状態をいいます。
抗拒不能とは,心神喪失以外の理由によって心理的・物理的に抵抗することが不可能又は著しく困難な状態をいいます。
恐怖,驚愕,錯誤などによって行動の自由を失っている場合などはこれに当たります。
本件では,AさんがVさんに対し「モデル体型か確認する」などと言い,そのためVさんがその旨誤信した(錯誤した)ということで「抗拒不能にさせた」として準強制わいせつ罪で逮捕された可能性があります。
~ 示談,不起訴 ~
準強制わいせつ罪などのわいせつ事件で不起訴を獲得するには,まずは被害者と示談交渉を始めることが肝要です。示談交渉では,示談金額のみならず,Aさんの再犯防止に向けた誓約条項等を交渉する必要があります。
そして,交渉過程や示談内容にご納得いただければ,「犯人(加害者)を許して欲しい」旨の宥恕をいただけるかもしれません。そして,この宥恕条項を示談書に盛り込むことで,不起訴獲得の可能性は飛躍的に上がります。
ですから,こうした交渉は,わいせつ事件専門の弁護士に依頼した方がよさそうです。
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所は,準強制わいせつ罪等のわいせつ事件,刑事事件専門の法律事務所です。
刑事事件での示談・不起訴獲得をお望みの方は,24時間受け付け中のフリーダイヤル0120-631-881までお気軽にお電話ください。
(福岡県博多警察署までの初回接見費用:34,300円)