福岡県粕屋郡の暴行罪 傷害罪と暴行罪などの刑事事件に強い弁護士に無料法律相談
Aさんは、福岡県の長者原駅構内で、Vさんに対して「連絡先を教えて」と言って、Vさんの腕をつかみました。
それを見ていた通行人の通報により、Aさんは福岡県警察粕屋警察署の警察官に暴行罪の容疑で逮捕されました。
Aさんの家族は刑事事件に強い弁護士に無料法律相談することにしました。
(平成30年2月26日西日本新聞掲載事案を基に作成)
《 暴行罪 》
他人に暴行を加え、傷害するに至らなかった場合には、刑法第208条の暴行罪が成立します。
「暴行」には、殴る蹴るなどの行為だけでなく、胸倉をつかんだり髪の毛を引っ張ったりする行為も含まれます。
上のAさんが行った、Vさんの腕をつかむという行為も暴行にあたるため、Aさんには暴行罪が成立する可能性が高いです。
《 傷害罪 》
では、上の事案で、AさんがVさんの腕をつかんだ結果として傷害を与えてしまった場合はどうでしょうか。
他人の身体を傷害する犯罪として刑法第204条の傷害罪があります。
Aさんのように、相手を怪我させるつもりがなかったのに、結果的に怪我をさせてしまった場合にも傷害罪が成立するでしょうか。
暴行の故意をもって傷害の結果を発生させた場合は、「暴行致傷」と表現できます。
しかしながら、「暴行致傷罪」という犯罪について刑法は規定していませんので、この場合にも傷害罪が成立すると考えられています。
そうすると、上の事案で、AさんがVさんを怪我させてしまった場合には、暴行罪ではなく傷害罪が成立する可能性が高いです。
暴行罪の法定刑は2年以下の懲役若しくは30万円以下の罰金又は拘留若しくは科料と軽いです。
そのため、逮捕されたとしても、身柄解放が認められる場合は多く、また、不起訴となって実刑を回避できる可能性も大きいです。
暴行罪での身柄解放や不起訴をお考えの方は、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の無料法律相談をご利用ください。
(初回法律相談:無料)
(福岡県粕屋警察署までの初回接見費用:37,200円)