【福岡市西区における痴漢事件で逮捕】 ~弁護士により被害弁償と示談成立~

2017-10-17

【福岡市西区における痴漢事件で逮捕】 ~弁護士により被害弁償と示談成立~

福岡市西区に住むAさんは,自宅へと帰る途中の電車内で,女性Vさんに痴漢行為をしたとして,周りの乗客らに取り押さえられ,駆けつけた警察官に身柄を引き渡されました。
その後,Aさんは,福岡県西警察署まで連れて行かれ,福岡県迷惑行為防止条例違反の容疑で逮捕されました。
そして,警察署で取調べなどを受けた後,Aさんは,釈放され,自宅へと帰ることができました。
Aさんは,釈放されたものの,今後のことが不安になり,刑事事件専門の弁護士弁護活動を依頼することにしました。
(この事案はフィクションです)

≪ 痴漢 ≫

痴漢とは,人を著しく羞恥させ,または人に不安を覚えさせるような方法で,他人の身体に直接触れ,または衣服の上から触れることを言います。
触れるというのは,手で触れることに限定されるものではなく,自らぼ身体を他人に接触させることも含みます。
この痴漢については,福岡県迷惑行為防止条例の第6条に「卑わいな行為の禁止」を規定しています。
そして、これらに違反して痴漢行為を行った場合には,6月以下の懲役又は50万円以下の罰金の刑罰を科せられることになります。

≪ 痴漢事件における弁護活動 ≫

痴漢事件における弁護活動においては,まずは,被害者に対する謝罪被害弁償,いわゆる示談交渉を行うことです。
最近では,被害者感情などが重要視されてきていることから,検察官が痴漢事件を処分するにあたっては,被害者との間で示談が成立しているか否かを非常に重視する傾向にあります。
そのため,痴漢事件において不起訴処分を得るためには,今お話しした被害者との示談が必要になってきます。
示談」とは,加害者が被害者に対して謝罪するほか,精神的・肉体的苦痛を与えたという慰謝料名目で示談金を支払うなどして,被害者から許しを得ることはもちろん,被害届を提出しない又は被害届を取り下げるなど,加害者と被害者との間での事件が解決した旨,示談書という書面を取り交わすことです。

※ 示談によるそれぞれのメリット
⑴ 加害者側
 ・捜査機関が未介入の場合には,刑事事件化を阻止することができる
 ・逮捕されている場合には,釈放される可能性が高まる
 ・不起訴(執行猶予)処分になる可能性が高まる
 ・被害者から損害賠償請求をさせるおそれがなくなる
⑵ 被害者側
 ・捜査機関からの聞き取りや,起訴された場合,証人として出廷するなど,心理的負担がかかる
 ・事件現場へ近付くことの禁止など,再発防止のルール作りが出来る
 ・金銭的賠償を得ることができる

示談の種類
 ・被害弁償~加害者が被害者に被害を金銭的に弁償すること。これにより将来の民事裁判の可能性を低くできます。
 ・示談~当事者が事件を解決すとる約束すること。将来の民事裁判を予防できます。
 ・宥恕付き示談~被害者の許しの意思が表示されている示談書。これにより,被害者が加害者を処罰することを望んでいないことが証明できます。
 ・嘆願書~被害者が加害者を許す書面。被害者が加害者の処罰を望んでいない又は軽い処罰を望んでいることを証明できます。
 ・被害届取り下げ~被害者が事件を刑事事件として立件されることを望んでいないことを示します。
 ・告訴取消し~被害者が処罰を望んでいないことを示すことができます。

このように,痴漢事件において示談を成立させることは,刑事処分の結果に大きく影響することになります。
しかし,加害者やその家族が,直接被害者と示談交渉を行うことは非常に難しいと言えるでしょう。
通常,捜査機関は加害者やその家族に,被害者の連絡先を教えることはしません。
それに,被害を受けた側は,感情的になり,加害者との交渉や,連絡をとることさえ拒否する場合が多いのです。
その点,示談交渉に長ける弁護士を介してであれば,加害者側の謝罪と反省を被害者に伝えた上で,示談をするメリット・デメリットを丁寧に説明し,粘り強く示談に応じてもらえるよう交渉することが可能です。
福岡市西区における痴漢事件で,逮捕されたり,取調べを受けてお困りの方,また,被害者の方との被害弁償示談交渉でお悩みの方は,弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所にご相談ください。

(法律相談:初回無料)
(福岡県西警察署への初回接見費用:3万7,100円)

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