福岡市博多区の誘拐事件で逮捕 早期解決には刑事事件専門弁護士
福岡県博多市在住の30代男性のAさんは、SNSサイトで知り合った10代女性のBさんが「家出をしたい」という書き込みをしているのを見つけ、博多駅付近まで呼出し、自宅まで連れていきまいした。
そのころ、Bさんの両親は、Bさんが「ちょっと出てくる」と言って自宅を出て、夜になっても帰ってこないため、Bさんの両親は心配になり、福岡県警察博多警察署に相談に行き、捜索をしてもらうことにしました。
その後、BさんはAさんがいない隙に逃げ出し、自宅に帰宅したことで、Aさんにわいせつな行為をされていたということが発覚し、Aさんはわいせつ目的誘拐罪の容疑で逮捕されました。
(11月23日の産経ニュースを基にしたフィクションです。)
~わいせつ目的誘拐罪とは~
わいせつ目的誘拐罪とは、被害者が成年・未成年に限らず、わいせつ行為をする・させる目的や結婚させる目的で略取(暴行脅迫してムリやり)、誘拐(だましたり、誘惑して)、犯人または第三者の支配下に置くことで成立する罪のことをいいます。
わいせつ目的誘拐罪の法定刑は「1年以上10年以下の懲役」となっており、未遂についても罰せられます。
そして、わいせつ目的誘拐罪については、親告罪ですので、被害者側が告訴しないと公訴提起することができません。
しかし、告訴時効はありませんので、公訴時効が成立するまでいつでも告訴することができます。
上記事例のAさんは、Bさんが「家出をしたい」とSNS上で申し出ているとはいえ、わいせつな行為をする目的があり、自宅へ連れ去っていますので、わいせつ目的誘拐罪になる可能性は十分考えられます。
また最近では、上記事例のAさんようにSNSサイトや出会い系アプリを利用した、わいせつ事件や誘拐事件のニュースが多く報道されています。
もし、わいせつ目的誘拐罪の被疑者となってしまった場合、事件を早期解決していくためには刑事事件を専門とする弁護士に相談・依頼をすることをおすすめします。
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の弁護士は、わいせつ目的誘拐事件などの刑事事件を専門で取り扱っている法律事務所です。
事件を早期に解決させたいとお考えの方は、ぜひ弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の弁護士までご相談ください。
(福岡県警察博多警察署への初見接見費用:34,300円)