卑わいな言動で逮捕 示談,不起訴なら弁護士 福岡市城南区の性犯罪
Aさんは,福岡市城南区でスマートフォンでアダルト動画を流しながらVさん(女性)を追いかけたとして,福岡県早良警察署に福岡県迷惑行為防止条例違反(卑わいな言動をした容疑)で逮捕されました。
Aさんの家族が初回接見を依頼した刑事事件に強い弁護士は,被害者との※示談により※不起訴を目指そうと考えました。
(平成30年9月26日産経ニュース掲載事案を参考にして作成)
~ 福岡県迷惑行為防止条例 ~
福岡県迷惑行為防止条例(以下,条例)は,県民や滞在者に著しく迷惑をかける暴力的不良行為等を防止することで,その平穏な生活を保持することを目的とする条例です。刑法上の犯罪とまでは言えないけれども,福岡県の特性上特に禁止する必要がある行為をこの条例で取り締まっています。
条例が禁止する行為の一つに,卑わいな言動があります。
条例6条1項には,何人も,公共の場所又は公共の乗物において,正当な理由がないのに,人を著しく羞恥させ,又は人に不安を覚えさせるような方法で,
1 他人の身体に直接触れ、又は衣服の上から触れること。
2 前号に掲げるもののほか,卑わいな言動をすること。
をしてはならないと規定されています。
Aさんの行為は,2の卑わいな言動に当たる可能性があります。
罰則は6月以下の懲役又は50万円以下の罰金です(条例11条2項)。
迷惑防止条例違反のような性犯罪においては,被害者との示談が,不起訴獲得の可能性を高めます。不起訴となれば,刑事裁判そのものを回避できますので,懲役刑や罰金刑といった刑罰を受けることはありません。また,解雇や退学などの社会的不利益を回避することにも繋がりやすいです。ただ,示談交渉を円滑に進めるため,のちのちのトラブルを避けるためにも,示談交渉は法律の専門家である刑事事件に強い弁護士にお任せすることをお勧めします。
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所は性犯罪をはじめとする刑事事件専門の法律事務所です。
性犯罪事件での示談・不起訴などをお考えの方は0120-631-881までお気軽にお電話ください。
(福岡県早良警察署までの初回接見費用:35,500円)