【少年】特殊詐欺事件で摘発される少年が増加 少年事件に強い弁護士
先日,警視庁から特殊詐欺事件での少年の摘発件数につき発表がありました。それによれば,特殊詐欺で摘発された少年の数は,昨年同時期と比べて2倍も増加したそうです。
~ 特殊詐欺で摘発される少年が増加 ~
特殊詐欺の代表的な例として,オレオレ詐欺,架空請求詐欺,融資保証金詐欺,還付金等詐欺があります。
警視庁によると,平成30年上半期,特殊詐欺で摘発された1325人のうち368人が少年で,過去最多の摘発となった昨年と同じ時期の約2倍と大幅に増加したとのことです。
特殊詐欺には多くの人物がそれぞれの役割を担って組織的になされることが多いです。
主犯格の者は,自身の逮捕・摘発をおそれ,大学生や高校生などの少年に対し,最も逮捕・摘発の危険が高い,出し子(被害者に振り込ませた銀行口座からお金を引き出す役),受け子(被害者から直接お金を受け取る役)のアルバイトを募集しています。
なお,受け子で摘発された少年は全体の約7割を占めています。
他方で,募集される側の少年の意識にも問題があるようです。
ある少年は「先輩から簡単に稼げると言われた」「犯罪とは知らなかった」「逮捕されるとは思ってもいなかった」などと話しているようです。
しかし,特殊詐欺は列記とした犯罪です。特殊詐欺とは気づかなくても,知らない口座から現金を引き出したり,見知らぬ人からお金を受け取る行為は何らかの犯罪に加担していると考えた方がよさそうです。
また,少年であっても特殊詐欺に関与していると疑われた場合は,やはり逮捕されます!
仮に逮捕された場合は長期間,身柄を拘束されることも予想されます。
そうなれば,学校やご家族等に様々な影響を与えかねませんから,少しでも特殊詐欺に関与したなと思われる方は,まずは少年事件に強い弁護士に相談されてみてはいかがでしょうか?
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所は刑事事件・少年事件を専門に取り扱う法律事務所です。
弁護士が少年とともに更生の道を探します。
少年が特殊詐欺などで逮捕されお困りの方は0120-631-881までお気軽にお電話ください。