【福岡県豊前市で発生した交通死亡事故】~危険運転致死罪に強い弁護士が対応!

【福岡県豊前市で発生した交通死亡事故】~危険運転致死罪に強い弁護士が対応!

運送会社に勤務するAさんは,福岡県豊前市内の道路をトラックで走行中,赤信号を無視し,横断歩道を渡っていたVさんを跳ね飛ばして死亡させる交通事故を起こしてしまいました。
この交通死亡事故により,Aさんは危険運転致死の容疑で現行犯逮捕されてしまいました。
しかし,危険運転致死罪などの刑事事件に強い弁護士が,事故原因を徹底的に検証した結果,危険運転致死罪ではなく,過失運転致死罪で起訴されました。
(この事案はフィクションです)

《 危険運転致死罪とは 》
危険運転致死罪は,「自動車の運転により人を死傷させる行為等の処罰に関する法律」の第2条に規定されています。
普通の交通事故の場合,多くは過失運転致死傷罪が適用されますが,運転行為の中でも特に危険性の高い行為に限定して,「危険運転致死傷罪」が適用されます。
危険運転致傷罪が成立する可能性のある行為とは
①アルコール又は薬物の影響によって正常な運転が困難な状態で自動車を走行させる
②制御させることが困難な高速度で自動車を走行させる
③その進行を制御する技能を有しないで自動車を走行させる
④人又は車の通行を妨害する目的で、走行する自動車の直前に侵入したり、通行中の人又は車に著しく接近し、かつ重大な交通の危険を生じさせる速度で自動車を運転する
⑤赤信号又はこれに相当する信号を殊更に無視し、かつ、重大な交通の危険を生じさせる速度で自動車を運転する
⑥通行禁止道路を進行し、かつ、重大な交通の危険を生じさせる速度で自動車を運転する
のいずれかの行為です。
法律に規定されている危険運転致死罪の罰則は「1年以上の有期懲役」と,非常に厳しいものになっています。

また,危険運転致死罪は裁判員裁判の対象事件の一つです。
裁判員裁判とは,選挙権を有する国民の中から無作為に選出された一般の人々が,刑事裁判に裁判員として参加し,裁判官と共に,事実の認定・法令の適用・量刑の判断をする制度です。
裁判員裁判は,裁判官だけで裁かれる一般の刑事裁判とは異なり,法律に精通していない一般人が刑事裁判に参加するため,裁判が始まるまでに争点が絞られたり,証拠資料が整理されるための時間が必要となるので,裁判が始まるまで相当な時間を要することになります。

《 弁護活動 》
Aさんが依頼した弁護士は,トラックに搭載されているドライブレコーダーの映像を解析するなどして,徹底的に事故原因の分析を行い,これらを報告書にまとめました。
このような弁護活動の結果,Aさんは逮捕されたときの罪である危険運転致死罪ではなく,過失運転致死罪で起訴されることになりました。

福岡県豊前市で交通死亡事故を起こすなどして困りの方は,是非,弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所までご相談ください。

(福岡県豊前警察署への初回接見費用:4万6,040円)

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