福岡県糟屋郡の同僚トラブル ストーカー行為での警察対応を弁護士に相談
福岡県糟屋郡に住むAさんは、同僚のVさんに好意を抱いていました。何とかお付き合いができるようにと、Vから拒否されているのに、毎日頻繁にメールを送ったり、SNSのダイレクトメッセージで食事に誘ったりしていました。
ある日、福岡県粕屋警察署から、「Vが怖がっている。そのような行為はしないように」と注意を受けたのですが、Aは「そんな意図はなかった。謝りたい」として、再度、メールなどの連絡をしていました。
後日、粕屋警察署から「ストーカー規制法違反になりうるので、捜査する」と言われたAさんは、刑事事件専門の弁護士事務所の弁護士に相談へ行きました。
(フィクションです)
【同僚トラブル~ストーカー規制法】
会社で働いている場合、同僚の女性に好意を抱いてしまうという状況は容易に想像つきます。
しかし、上記のように相手が嫌がっているにもかかわらず、頻繁にメールやSNSでのダイレクトメールをしたような場合には、「ストーカー行為等の規制等に関する法律(通称、「ストーカー規制法違反」)」となってしまう可能性があります。
ストーカー規制法は、「ストーカー行為」を禁止しており、それに反した者は、「一年以下の懲役又は百万円以下の罰金」が科されます(ストーカー規制法18条)。
また、警察からの禁止命令が出されていたにも関わらず、「ストーカー行為」をしたものに関しては、さらに重く「二年以下の懲役又は二百万円以下の罰金」が科されます(ストーカー規制法19条1項)。
ここでいう「ストーカー行為」とは、同一の者に対して、付きまとい等(上記例でいえば、嫌がっているのに毎日頻繁にメールをしたりすること)を反復しておこなうことをいいます。
ストーカー行為の被害者は、被疑者とは接触したくないと思っていることがほとんどです。
しかし、被疑者は「怖がらせる意図はなかった。きちんと謝りたい。」と行動が収まらない傾向が高いです。
ですから、ストーカー規制法違反で捜査されており、被害者にちゃんと謝りたい場合には、第三者たる弁護士に一度相談をしてみることがよいでしょう。
福岡県糟屋郡の同僚トラブルでお困りの方は、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の弁護士に一度ご相談ください。
(福岡県粕屋警察署 初回接見費用:3万7200円)