【福岡県久留米市 児童買春周旋事件②】 児童買春者が出頭を検討
~ 昨日付コラムの続き ~
自称スカウト業のAさんが児童買春周旋の罪で逮捕されたことを知ったXさんは,自身も福岡県久留米警察署に逮捕されるかもしれないと不安になって警察に出頭したいと考えています。
Xさんは,刑事事件に強い弁護士に無料法律相談を申込みました。
(フィクションです)
~ 児童買春 ~
Xさんの話によれば,XさんはAさん名義の口座に3万円を振り込んだ上,Vさん(16歳)と性交したとのことでした。
ただ,児童買春の場合,対償(お金など)の供与の相手方は児童以外にも
・ 児童に対する性交等の周旋をした者
・ 児童の保護者又は児童をその支配下に置いている者
とされていることから,やはり本件でも児童買春が成立しそうです。
Xさんは警察署への出頭を検討しているようですが,本件で出頭しても自首とはみなされないおそれがあります。
なぜなら,捜査機関が犯人や犯罪事実を特定する前に出頭しなければ自首とはみなされないところ,本件では,警察ですでに,Xさんを児童買春の犯人と特定している可能性が高いからです。
ただし,自首とはならなくても,逮捕を回避できたり,のちのち情状面で有利に働く可能性はありますから,どうすれば逮捕を回避できるのか,有利に考慮してもらえるのかは,弁護士からアドバイスを受けた方がいいでしょう。
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所は刑事事件専門の法律事務所です。
弊所では,捜査機関への出頭へ同行する出頭同行サービスもご提供させていただいています。
同サービスでは,出頭の同項に加えて,警察との出頭日時の調整,本人へのアドバイス等もさせていただいています。
お困りの方は0120-631-881までお気軽にお電話ください。
(福岡県久留米警察署への出頭同行費用:40,700円)